向き合う
こんばんわ。
まだまだ「ことばを発信すること」を躊躇している自分がいます。
次女7歳。
突然私に「ペットが欲しい」と発してきました。
具体的に次女に問うと、「ネコかイヌと一緒に生活がしたい」と真っ直ぐな瞳で私にアピールしてきました。
心のこもった次女の発言に私はかなり困惑しました。
私が戸惑った理由は2つあります。
1つ目は、私が猫アレルギーだからです。
幼き頃、ネコを飼っているお宅へ行くと止まらぬくしゃみと鼻水、そして尋常ない目のかゆみに襲われていたので猫の可愛さに気が付かぬまま今に至っています。
2つ目は、次女は毎日コツコツ何かを続けることが苦手だということです。
コツコツ毎日続けることができる長女9歳とは違い、次女はその場を何とかしのぐ努力だけするタイプ(笑)なのです。
そこで私は考えました。
1つ目の理由は、完全に私本意な戸惑いです。
長女も猫アレルギーですが、長女は生粋のネコ好き。
猫アレルギーを理由にして、「私がネコを苦手としている」と感じました。
これは、ペットを飼ってはいけない理由にはならない。。。
2つ目の理由である「毎日コツコツ何かを続けることが苦手」このスキルは、動物の命を守る上で絶対に必要なことです。
次女が今すぐペットを飼育できない理由は「毎日コツコツ何かを続けることが苦手」という課題であることを夫とも相談した上で、次女へ伝えてみることになりました。
熟考の末、「1年間、ピアノの練習を毎日する」という課題を設定しました。
次女は、ピアノを習い始めて4年になりますが、自宅で練習をほとんどしません(涙)。音楽は大好きなのですが、練習は嫌いです。
「苦手と向き合うこと」を次女に投げかけました。
すると。。。
課題を与えて2週間ほど経過しましたがほぼ毎日、自主的にピアノを練習しています。苦手と向き合い、ひたむきに頑張る次女の姿にペットを飼育したい気持ちの強さを感じる今日この頃です。同時に、「また負けてしまっている」と焦りを感じ、この発信を私は綴っています。
この次女の変化に一番驚いていたのは、4年間ずっと支え、指導してくれていたピアノの先生でした。先生は、次女の変化に喜びを感じてくれたようでピアノの時間の動画を送ってきてくれたほどです。
苦手を向き合うことは、「勇気とパワー、時間とキッカケが必要」と今回次女に教わりました。
まだまだ1年までは程遠いですが、ゆっくり見守ろうと思います。
同時に、自分自身も勇気とパワーで苦手と向き合わないといけないなと感じました。(私の先生も私が変化することをずっと待っている)
次女、教えてくれてありがとう。
そして、ネコでなくて「メダカでもいいよ」とペットの幅まで広げてくれて感謝です(涙)。
子どもは、私にとって「もう一人の先生」です。