友岡賢二

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      武闘派CIOの情シスポエム。

    • SAMURAI BOOK

      海外で働くシステムエンジニア向けに書いたエッセイです。

    最近の記事

    RPAとBPRの幸せな関係構築を

    RPA(Robotic Process Automation)は様々な誤解と幻想を生みやすいITソリューションだと常々感じています。 経営者の誤解のパターンとしては、Robotという言葉が入っているので、そこから拡大解釈して製造現場や物流現場で動き回るロボットをイメージしてしまう「ロボット間違い」のパターンと、コンピューター上での人の作業を自動化するところは理解しているものの、万能AIが人間の業務を全て自動化してくれるという幻想や、特に銀行でのRPA導入効果をニュースで見て

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      • 手のひらに世界を

        iPhoneが登場したのが2007年。私がアップルストアで初期型iPhoneを手にしてから既に13年が経ちました。またGoogleが提供する検索と地図サービスは人々の生活と移動を快適なものに変化させました。そこからの人々の生活の変化は皆さんが実感しておられると思いますので説明は不要かと思います。 一般消費者としての生活の利便性は格段に良くなった一方で、大企業での仕事のやり方はなかなか変わりませんでした。インターネットは大企業にとってはチャンスよりも脅威に映ったからです。会社

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        • クラウド化する世界

          私のクラウドコンピューティング初体験は2008年だったと記憶しています。当時はカリフォルニア州に住んでおり、Amazonでよく本を買っていましたが、その本を売っているAmazonが提供するS3(ストレージサービス)に子供の写真をアップロードしたのが初体験でした。アメリカにあるデータセンターにアップロードした写真を、ヨーロッパにあるデータセンターに画面の簡単なマウス操作だけで移動できる体験は、私の人生を変えるほどの感動でした。 その当時私が実務で行っていたのは自社データセンタ

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          • 原則中心に生きる

            「人生の目標は?」と聞かれて将来自分のなりたい姿を語る人はたくさんいます。では、「人生の目的は?」と聞かれて何のために自分は生きているのかの根源的な理由を語れる人は少ないのではないでしょうか。こうした人生における原理・原則、つまり「人生の目的」を定め、「人生の行動規範」に則って暮らしている人は極めて少数だと思います。私もそういったものを持たず、ぼんやりと過ごして来ましたので。こうしたことを考えるようになったきっかけは、「7つの習慣」と「人を動かす」という本を読んでからです。

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            • 33本

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            • キャズムを超えて働きアリを支えよう

              社内でのシステム利用率を計測している情シスも多いと思います。メール、出張精算システム、勤怠管理システムのように、全社員が使うべきシステムは、わざわざ利用率を測定する必要がないのですが、自社で作った新しい便利機能を持つシステムや、チャットツールのようにそもそも機能的に今あるシステムとも一部重なるような新しいツールなど、必ずしも全社員が使わなくてもいいけれど、使った方が生産性が上がるようなツールの利用率についての妥当性のガイドラインのようなものは、特に世の中にありません。 そこ

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              • ベンダーロックインを資源依存理論で考察する

                エンタープライズITがダメになった理由の一つにベンダーロックインと言われる、ある特定ベンダーへの強度な依存による自社組織の弱体化が挙げられます。情シス子会社についても、親会社がそこに100%依存しておりベンダーロックインの状態です。内製化に再度取り組んだり、ベンダーロックインの解消に取り組む情シス組織も増えています。今回はこのベンダーロックインの解消を経営理論の中の「資源依存理論」をベースに考察して行きます。参考図書は、入山章栄先生の「世界標準の経営理論」です。この理論により

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                • 情シス子会社への処方箋

                  エンタープライズITにおける組織課題の大きな比重を占める問題、それが情シス子会社問題です。一部の優秀な情シス子会社がある一方で、大半の情シス子会社の運営においては問題が多いように思います。情シス子会社が何故生まれて、問題点が何で、問題解決にはどうすれば良いかについて私見を述べて行きたいと思います。 情シス子会社のパターン①コストダウン型 一番多いパターンがこれです。事業会社は金を生む事業こそが主軸であって、金を生まないバックオフィスは外部サービス化して行きます。その第一歩が

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                  • ぼっちエンジニア最高!

                    「弱いつながりの強さ」を入山章栄先生の雑誌掲載文で知りました(※)。最近出版された辞書のような大著の中にも同じ内容が記載されております。入山先生が喜ぶので皆さんもポチって下さい(笑)。先生の巧みなマーケティング戦略によって、人類が気軽に持ち運べない重さに仕上がっております。私は仕方なく自宅と会社に一冊ずつ置いています。社外の勉強コミュニティにひとりぼっちで参加して奮闘努力されている「ぼっちエンジニア」の方にも、たとえ本は読まないとしても魔除けとして枕元に飾って欲しい本です。

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                    • システム統合への塩っぱい道のり

                      私は社内でのデータ交換システムを担当していた事があります。各社から集まるデータをデータベースにバッチプログラムで取り込むだけの単純なお仕事のはずなのですが、現実にはエラーが発生しデータが弾かれる。現地からデータを再送してもらったり、こちらで緊急処置として手作業でデータを修正したり。プロセスとシステムが揃ってないから起こるこういう集計上の問題に忙殺されている情シス仲間も多くいると思います。 データとプロセスのこの様な問題だけを考えたら、グローバルシングルインスタンスと言われる

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                      • 書類ファーストから、プロダクトファーストな情シスへ

                        人は見えるモノしか信じない。 人は本当に不思議な生き物です。まったく見えもしない、漠然とした不安に怯えて夜も寝られない一方で、素敵な新しいシステムの企画書を書いたところで、それを見るまでは全く信用してくれません。 自己の望むものがそこにある、と現場の方に共感してもらうことが情報システムの企画フェーズにおいて重要ですが、面白みのない企画書の文章からそれを読み取る事は困難です。PoCで行われるプロトタイプづくりで重要なことは、物語の筋立てをドラマとして見せることで自己の望むも

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                        • 現場のおっちゃんの中からファーストピンを探せ

                          工場の現場や営業の現場に行くと本当に多くの発見があります。例えば横浜支店の営業の現場を訪問して現場の創意工夫が知見として得られると、ここでの学びを他の支店にも広めたいという思いと、この支店のやり方は本当にベストなやり方だろうか?もっと上手いやり方が他にあるのかも?という思いが交錯するのではないでしょうか。私が行なっている一つの習慣ですが、「このやり方ってどなたから学ばれました?」 「もっと凄い事やってる方を他にご存知ですか?」 というような質問をします。現場の職人気質の方々は

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                          • IT マネジメントとしての教科書

                            ある日突然事業部門から情シスマネージャーに異動命令が下る。何となくITに詳しそうだからやってみなはれ的に一人情シスに任命されるケースもあれば、そこそこ大きな会社で情シス部門があるけれど、内部の人間では改革が出来ないだろう、ということで、情シス批判の急先鋒だった事業部門のエース級人材が情シス部門責任者に抜擢されるケースもあるでしょう。 ここでは情シスマネジメントとしての必要最低限の教科書2冊をご紹介いたします。 情シスのお仕事を大きく二つに分けると、一つはシステム開発、もう

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                            • 「昭和なちゃぶ台返し」から企業の意思決定モデルを考える

                              大企業で事業ドメインが複数あったり、海外拠点が複数ある場合の意思決定の問題について述べたいと思います。意思決定にもレベルが様々で、全体最適での意思決定が個別事業にとって最適ではないケースもあるでしょうし、どちらに決めても大差なければ、「エイっ」とトップが決めてしまえばいい問題もあります。ERPを導入する場合で言えば、何をグローバルテンプレートとして、何をローカライズするかについての意思決定が短期間に求められます。いずれにしてもフェアで透明性と納得性の高い意思決定システムの構築

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                              • 私のリーダーシップ像を作り上げた本

                                リーダーシップに関する本は世の中に沢山出ていますし、私もその多くを読みました。その中で私のリーダーとしてのフレームワークを作る、言わば私のOSに組み込まれた印象に残る3冊をご紹介します。 サーバントリーダーシップ 私のリーダーシップの教科書です。組織と言えばピラミッド型をイメージしますが、この本では逆ピラミッドを提唱。リーダーがサーバントとして下からメンバーを支え、鼓舞する役割を担います。 サッカーのゴールキーパーをイメージしてもらうと分かりやすい。メンバーが自分の方を向

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                                • 「PoCごっこ」を越えよう

                                  デザイン思考からの学びはたくさんありますが、デザイン思考のフレームワークとIT業界での実態の乖離が激しいのがPoC(Proof of Concept)と言われるフェーズでしょう。そこで作られるモノはプロトタイプと呼ばれますが、本来のプロトタイプの意味を超えて、割とガッツリとプロダクトを作ってしまっています。 IDEOのティム・ブラウンは、 初期のプロトタイプの目的は、アイデアに実用的な価値があるかどうかを把握することだ と著書の中で語っています。 石川俊祐さんは著書「

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                                  • デザイン思考〜人間中心に情シスを再デザインしよう

                                    10年ほど前の話しになりますが、私が北米TV事業に関わっていた頃、VIZIOという新興ブランドが突然マーケットに現れてあっという間にシェアを伸ばして行きました。北米の会社ではありますが、自社製造工場を持たず、デザインとサービスに特化した会社でした。 当時北米でTVは大型量販店の顔とも言える商品でした。日本と違い、箱に積まれたTVがフロア置きされ、顧客は巨大なショッピングカートに自分でTVを持ち上げて載せるのです。子どもたちは大喜びでカートの上に乗って大きなTVの横ではしゃぎ

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