旦那がアホ過ぎてひっくり返りそうになった離婚調停①初めての調停でハラダが気にした事
最近会社で強気になりすぎて面倒がられている、バツイチ予定のハラダトモコです。
主張、大事よね。自分の意見に自信が無くていつも主張できないタイプだったけど、声を出さないと伝わらないってこの年齢になって初めてわかったよ。
さて。前回の調停前の準備の話に続きです。今回も長いですが、離婚調停の内容の詳細を書いていきます。
離婚調停の時の服装とか、ポイントまとめてみました。
第一回の離婚調停。その日は平日(平日裁判所に呼ばれるんですよね。カレンダー通りの会社員にはなかなか、キツい)
滅多に有給を申請しない私がフルで会社を休んだ。
下調べをして、決められた時間より早くても遅くてもダメだと言うのはわかっていた。
旦那とバッタリ!会ってしまう可能性があるからだ。
この制度、なんだかな~と思う。時間ずらすなら、大幅にずらす方がいいような気がするんですが・・・(でもそうなると調停も時間かかるし仕方ないのはわかるんだけどさ)
初めて行く場所だし、時間も読めない。
早く最寄駅に着いてしまったらカフェかどっかで時間つぶすにしてもリスクありまくりじゃないか。特に周辺に何もないような田舎だったら、その店で同じように考えている旦那と鉢合わせになる可能性も・・・・
もんもんと考えながら裁判所に着きました。
手荷物検査もあるのかな、と震える足に力を入れて背筋を伸ばしカツカツと出入り口に向かった。
すると、
「おはよ~ございま~す」と、警備員さんに挨拶されただけで入れてしまったのである。
え・・・えええええ
これでいいのか裁判所!!!!!!!!!
あっけなく人生初の裁判所へ入れた。
ひとまず、前日チェックしておいた裁判所の食堂なんかを確認しつつ、調停の申し立て書に書かれていた部屋を目指します。
なんだかやたら広い裁判所。
うろうろ歩いてようやく発見。
緊張しながら、いざ入室。
すると、長椅子にびっしりと人、人、人。
皆さん弁護士とセットだったり、身内の付添いの方が来ていたりとぎゅうぎゅうに人がいた。
私は当日この控室で弁護士先生と落ち合う予定だったので、ひとまず空いている席に着席。私の弁護士先生はまだ来ていなかった。私も15分前に着席だったから早かったかもしれない。
一番後ろの隅っこに座って、改めて待機室を見渡してみた。
おおよそ10畳ほどの部屋に20人くらいの人が座っている。
男性はラフな服装からスーツ姿といった感じでした。30~40代くらいの男性はスーツが多かったかな。女性はオフィスカジュアル〜ちょいオシャレな服装。
そんな私は、初回だしキチンと見えるようにパンツスーツ着用。
会社員といえど、服装規定がない会社なのでスーツなんて就活以来です。半分コスプレ感覚でした。
調停くらいなら、多少ラフでもいいと下調べ情報には書いてありましたが、第一印象って大事じゃないですか。
調停委員の方は初対面であるわけだし、限られた時間内で私を観察してきたりするのかな、と思いまして。
そして調停委員って、社会的地位のそこそこ高い方々の推薦(自薦もあるらしいけど)で裁判所で決定した選ばれし方々。
調停委員の推薦団体は、弁護士会、司法書士会、税理士会、医師会、商工会議所、民生委員児童委員協議会、大学など団体などなど。
私の人生と比べたら、かなりの輝かしい経歴やまっとうな人生を歩んだ方々が調停委員!
私はしがないの薄給会社員。別段社会からはみ出るような事はしてないにしても、派手な服装も嫌いじゃないし、化粧も濃い。
普段の服装はベーシックにしても、スニーカーにパーカーとかだと、カジュアルすぎるしTOPをわきまえていないと思われても困る。
だったら最高に固い服装を!と思いスーツを着て行ったのです。
特に私は見た目がきつそうと良く言われます。あと普段メイクが濃いので、そこは意識して修正しました。
派手になりすぎないけど、自信は持てる範囲のメイクと髪もだらしなく見られないように清潔感を意識して整えました。
って、就活ポイントと一緒じゃん。
そうです。要は清潔感と真面目さを出していればOKかと思います。
男性もスーツじゃなくてもいいと思いますが、第一印象をキチンとした社会人っていう雰囲気を出していればOKかな、と思われます。
待合室ではどんどん周囲の方々が調停委員と思われる方に呼ばれていきます。
弁護士先生との約束の時間も迫るけど、一向に現れない先生。
焦るハラダ。
そうこうしているうちに、とても上品な長身の50代くらいの女性に、調停申立書に書かれた番号を呼ばれました。
焦りながらも代理人がまだ来ていないと伝えると同時に代理人が少々遅れるとの連絡が入りました・・・・
初回に遅刻かい!!!!!!!
まったく・・・・でも仕方あるまい。
私が依頼した弁護士先生は、結構忙しくあちこちで活動されています。
活動内容も弱者に寄り添うものが多いので、今回の遅刻はガクッと来たけど仕方あるまい。
そうこうしている間にも、どんどん周囲の方々は呼ばれて出ていき、そして戻って来ない方もいる・・・。
あんなにたくさんいた人たちは次々と退場していき、気が付いたら2~3人ほどの待機者となっていた。
30分~1時間も一人で座っていると、色々と考えてしまいます。
今、こうしている間にも旦那は別室で待機していて、この女性調停委員も旦那側の主張を聞いているんだろうな・・・
そう、この建物のどこかの別室に旦那がいる。
そう思うと体がガタガタと震えてきました。
呼吸も苦しい 前日もろくに寝られなかったから気分も良くない
この数か月の事を思い出して涙も出てきそうになるし、旦那と万が一ここですれ違ってしまったら・・・・怖い
ぐっと涙を我慢していたところで、弁護士先生登場
すみませ~んと登場した先生を見た瞬間、涙はひっこみました
そうだ、私には法律のプロが一緒に闘ってくれるんだ!!!
そう思うと、本当に心強かった。
そして弁護士先生が到着して即別室に呼ばれ第一回目の調停が始まりました。
ド緊張でしたが、背筋を伸ばして、しっかりした口調で話さないと。
部屋に入って即、氏名を紙に書かされ、弁護士先生も代理人としてサインをしました。
そして旦那の署名部分に、代理人のサインが無かったのを確認。
そうです。
旦那には弁護士がついていなかったのです。
私を家から追い出して3日で調停申し立てたくらい、私と離婚したくてたまらなかった旦那。
弁護士をつけてくると踏んでいた私は、大変驚きました。
色々考えた結果、旦那は相当なケチなので、たかだか離婚と思っているので自腹で弁護士を雇う気はなかったのでしょう。
別にいいけどね。
でも、
常識無い旦那が、法律のプロを入れないでまともな話し合いが出来るんだろうか・・・?
と、一抹の不安が頭をよぎりました。
そんな私の不安をよそに、調停委員と思われる男性と女性がとても穏やかな口調自己紹介をしました。
私も名前を名乗り、いざ調停開始。
ここからは、旦那からの申し立て内容と主張を元に話しが進められます。
40歳、無職の自称ミュージシャンの旦那
追い出され別居開始から二か月。
果たしてどんな主張をしてきたのだろうか。
そして、私の不安が的中するとは・・・・・・
長くなりそうなので、②で詳細を書いていきます。
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