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廊下が静かに!ポスターで変わる子どもたちの行動
支援員のともです。
「いってきます!」と元気にクラスの先生に挨拶してから
支援の教室へ向かう凸凹ちゃん。
いつも挨拶が終わると、猛ダッシュ!
私よりも先に飛び出していきます。
ものすごい足音を立てながら。
猛ダッシユのわけ
今まで見てきた子どもたちのほとんどが
支援の教室へ移動するとき走っていきます。
その理由を考えてみました。
単純に走ってしまう⇒元気が有り余ってます
クラスで頑張っていた反動⇒じっとしていた分、体を動かしたいのかも
遅れる、遅くなったという焦り⇒遅れちゃいけないとわかってる
などがあるのかなと思います。
本当のところは、凸凹ちゃんに
聞いてみないとわかりませんが
こうした理由が考えられます。
「しないで」より「~しよう」
廊下を走る子に
「走らない!」や「「走っちゃダメ」
とつい言いたくなりますね。
でも、「~してはダメ」と言われると、
逆にやりたくなるのが人間の心理。
そこで、してほしい行動に言い換えています。
「歩こうね、静かに歩こうね」
と声をかけます。
すると「歩く」に意識が変わります。
凸凹ちゃんが廊下を走っているときに
「歩くよ!」と声をかけると
「早歩き」になります。
簡単で効果的なポスター
毎回、叫んで注意するのもは他の子どもたちに
はうるさく感じるでしょう。
聞こえてきていい気もしません。
廊下を猛ダッシュして、誰かにぶつかると
小柄な子だと、飛ばされて転んでしまう
こともあります。
頭を打ってケガをしてしまうこともあります。
なので注意しないわけにはいきません。
でも、いつも注意する私も疲れてしまいます。
そこで、ポスター(A4)を作りました!
![](https://assets.st-note.com/img/1716647586541-8NsrlvagsJ.png?width=800)
ポスターには
「どうしてほしいのか」
を短い言葉で書きました。
これなら「パッと見てわかる」
言わなくてもすみます。
見せるだけ
使い方はとっても簡単。
教室を出る前に見せて確認するだけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716643132655-u92bc50mGW.png?width=800)
ポスターの効果
このポスターを見せると、凸凹ちゃんは
「歩く」ことを
意識するようになりました。
今では他の子が走っていると
「歩くよ!」と注意するようになりました。
特別支援の先生の反応
特別支援の先生にも見せたところ
「わかりやすくていいね」と言ってもらい
支援の教室にも貼ってもらえました。
支援の教室からクラスへ戻るときも、
見て確認してから出ます。
効果と反響
このポスターを作ってからは
廊下がとても静かになりました。
先生たちからも「助かるわ!」と
喜ばれています。
お願い
よろしければ、ご紹介した
ポスター用の画像はご自由に
お使いください。
その際、一言コメントいただけると
励みになります。
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