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なんで私が、この部署に…!?

noteを再開して、思いもよらぬ嬉しい変化がありました。それは、読書の幅が広がったこと^^

読書と心の余裕

目で読む、耳で聴く ――― もともと本好きで、毎日何かしらの〝本〟に触れていました。けれど最近、気づけば心理学系の本やビジネス書ばかり。

なんか、〝役に立ちそう〟な本しか読んでない ―――

活字表現をはじめた影響でしょうか?はっとそんな事実に気づき、久々に小説やエッセイにも手を伸ばしています。そもそも小説から遠ざかったのは、社会人になり、読書の余裕がなくなったから

本を読む以前、面白そうな本を探す時間も、心の余裕もなく…。日々やることが多すぎると、読書の時間って、なかなか取れなくないですか!?

読書録って頭の中を大公開するような恥ずかしさもありますが、せっかく発信を再開したので!

夫婦キャリアに役立つ本はもちろん、日々の仕事やキャリアチェンジに役立つ本、純粋に面白かった本など、月1ペースでご紹介していきます^^


No.1 『プリティが多すぎる』

< こんなときにおすすめ >
 ・思いもよらない部署異動に戸惑ったとき
 ・仕事のモチベーションが下がったとき
 ・若手社員の気持ちを思い出したいとき

なんで私が、この部署に …!?

これ、社会人3年目の私の心の叫びです(笑)会社員の方なら、一度はこんな経験がないでしょうか?同じような経験がある方、今まさにそんな状況!という方には、是非手に取っていただきたい1冊です。

<あらすじ>
念願の出版社に入社。文芸部門への異動を願いながら、週刊誌部門で社会人のスタートを切った新見佳孝(愛称:南吉くん)は、26歳の春、まさかの少女向けファッション誌の配属に!さてさて、どうなってしまうのか…?


南吉くんの心の動きに「分かるわかる!」と頷きつつ、時には南吉くんを取り巻く上司や同僚に感情移入しつつ ――― テンポの良い展開もあり、あっという間に読み切ってしまいました。

キャリアのご相談を受けていると、〝思いもよらない部署異動〟に悩んでいる方は本当に多いと感じます。私もそんな悩みを抱えていたひとり。

私にとっては、経理部への異動がまさにそれでした。

「私、数字、苦手だし…」
「経理の知識、ないし…」

そう思いながら過ごした、異動当初の数か月。ここは異国か?と錯覚する専門用語が飛び交うことも、膨大なExcel資料とのにらめっこも、本当~~~につらかったです。

振り返ると楽しいことも沢山あったし、今なら「結果として、かけがえのない経験だった」と思えますが(独立すると「私、数字苦手なんで」とは言っていられないので、あの時の経験がなかったらと思うとぞっとします)、渦中には、とてもそんな風には感じられませんでした。

渦中の乗り越え方

まず、今の職場にもやもしているとき。まずはその気持ちを、思いきり感じきるといいです。

「今の仕事、絶対向いてない~~!」
「〇〇さんは、希望の部署に行けたのに…」

どんな気持ちだっていい。「とにかく、聴いて!」って夫に頼ってもいいし、紙に書きまくるのもいいので、今の素直な気持ちをぶちまけてみてください。

そして、気持ちがある程度スッキリしたら、次のステップ。


① 事実と解釈を分ける
例えば、私のように思いもよらない部署異動をしたとき。

事実:経理部に異動になった。
解釈:きっと苦労する / 自分の力が発揮できない / 他に適任はもっといる / もう自分のやりたい仕事(私の場合は、人事)はできない

② 解釈に、「それって、ホント?」と問いかける

・きっと苦労する
 ⇒ やってみないと、分からない。
・自分の力が発揮できない
 ⇒ 素人の自分だからこそ、貢献できることがあるかも?
・他に適任はもっといる
 ⇒ いるかもしれないけど、
   少なくとも上司は私が適任と思ったからの異動なんだろう。
・もう自分のやりたい仕事はできない
 ⇒ 今回の異動が、たまたま経理だっただけ。


経理部に異動になった事実は変えられないけど、解釈は自由です。解釈の選択肢が増えると、渦中のどうしようもない苦しさから、少し距離を置くことが出来ます。

不本意は本意の種

「不本意な」出来事の裏には、必ず「本意」の種が隠れています。自分が大切にしたいこと、今後の生き方を考えるとても良い機会なので、ぜひそこで立ちどまり、働き方や将来を見つめることをおすすめします^^

とはいえ、毎日苦しくて、しんどくて…という状態では、そんなことも考えられないですよね。そんなときは、是非ご紹介した方法を試してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。今日も素敵な1日を🚢!



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