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「接客ロープレコンテスト」優勝者の運営するお店とは?

接客ロールプレイングコンテスト、飲食・サービス部門優勝のMさんのお店にお伺いしました。

誰もが欲しくなった「熟成ぬか床」!

Mさんには、Shinka labが開催した「 コンサルティングセールス講座」にも登壇していただき、ロープレのことはもちろん、日々の接客、スタッフ育成について、受講者の質問に応える形でたくさんお話いただきました。

その中で、特に印象的だったことがあります。

Mさんのロールプレイングを見た、学生のスタッフさんにこう言われたそうです。

「 いつもの店長のまんまやん。そのまま大会に出ていいんですか?」

Mさんとお目にかかる機会はあっても、お店に伺ったことがなかった私たち。「いつもの店長」の姿に会えるのを楽しみに訪問しました。


店頭のMさんは、想像以上でした。

私たちと会話をしつつも、お客様が来店されたらすかさずその場を離れ、ご覧になっている商品に合わせてアプローチ。
そうかと思えば、いつの間にか私たちにドリンクの試飲を作ってきてくださり、近くのお客様にも「〇〇です。お試しになりますか?」とお声掛け。

移動中にも、スタッフに声を掛け、自ら在庫のダンボールを開き…と、絶え間なく、全方向に意識を向けられています。
朗らかに、フットワーク軽く、絶妙なタイミングでお客様と関わるMさん。来店したお客様を誰も取りこぼさないという心意気がひしひしと感じられました。

講座でおっしゃっていた「お客様が、誰も残念な思いをしないように。皆さんに楽しい気持ちで帰っていただく」という思いを、まさに体現されていたように思います。

お店には4月からの新人スタッフの方がいらっしゃいました。そのお二人も、すでに新人らしからぬ動き……端的に言えば、Mさんとよく似た行動をされていて、私たちは本当に驚きました。

もちろん、日々のご指導があってのこと。
それに加えて「お客様のために考え、行動する店長の背中を見せる」ということの効果を、こんなに感じたことはありません。
「その行動が当たり前」という文化が、Mさんと店舗のメンバーに根付いていることで、新人スタッフさんにも同じ思いが育っていくのだなと実感しました。スタッフの小さなチャレンジをきちんと評価するという環境も垣間見え、とても素敵なことだと感じました。

Mさんの、このお店だからこそ「 大会のための演技」ではなく「いつもの接客を舞台に乗せる」ことができる。「接客ロールプレイング」の理想の形がここにあるな、と確信した私たちでした。

Shinka lab株式会社では、今後、Mさんのお話を多くの方に聞いていただく機会を設けたいと思っています。
お近くの方は、ぜひMさんの店舗にも足をお運びください!

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