「言葉」があなたを作っている
普段さりげなく話している言葉は、どれだけ人の影響を与えているかを知っているという人ははたしてどれだけいるのでしょうか?
まあ、なんとなく分かるかなというくらいの人が多いのかなと予想していますが。
それでも、人に向かって何か悪口みたいなことを言いたい自分もいますよね。
あるいは、人から何か罵声を浴びせられたり、文句を言われることもあります。
さらに加えて、本当に分かったうえで自分がふとしたときにこんなことを漏らしていませんか?
「疲れた」
「もっとできて欲しいのに…」
「こんなのもできないのか」
たとえぼそっと言ったことだとしても、聞こえている人がいます。
では、こうした言葉というのは一体誰に向かって言っているものなのでしょうか。
勿論、人に向かって言うときはその人に向けて発せられているものもありますが、それ以上に強力な影響を及ぼしているひとがいます。
言葉を発した自身です。
誰でもなく、自分自身です。
確かに言葉は強力です。
それは、よくも悪くも取れます。
よく、物事は何事も周り回って自分に帰ってくるというようなことを聞いたことはあるとは思います。
それは、言葉も同じことです。
結局、言葉は聞いている人に何かしらの影響を与えているのです。
ですから、人の悪口を常に言っている人がいたとします。
正直、あまり近づきたくはないですよね?
でも、一番影響を及ぼしているのはその悪口を言っているその人自身なのだとしたらどうでしょうか?
ちょっと見方が変わりませんか?
悪口を言っているのがその人自身に向けていて、まるでその人自身でいじめているかのようですね。
自己啓発の分野での「いい言葉」を発しなさいとか、ポジティブシンキングをしてみなさいというのも、まさに自分の言葉が自分自身を作っているということになるのです。
またちょっとぼそりと出てきた言葉は、より本心を伝えているものです。というのも建前で人と話をしていた後、緊張が抜けることで本音が出てしまうものなのです。
そうした時こそ、自分の言葉というものからどんな感覚なのかをみてみるのもいいのではないでしょうか。
よく日本での教育で、「いい子にしましょう」とか、「すべてできるようにしましょう」とかありますが、あれがどうも「できてない面」に向けた生き方を作ってしまっている面もあり、言葉としてもそうした上手くいっていない面を挙げるようなことを言うようなことになっているのではないでしょうか。
今でこそ大分変な言葉が減っては来ましたが、自分もかつてはそうした教育に大分洗脳されていました。
おかげで自分というものをあまりにも過小に言うようなことになり、できない自分を演じすぎていました。
もし機会があればnoteにあげてみますが、正直闇が深いのであまり思い起こしたらまた出てきそうですので今のところあまり気乗りはしないです。
色々書きましたが、一度自分がどんな言葉を発しているのかというのを振り返ってみてください。
そうして出てきたときに、「この言葉を続けることで自分はどうなっていくのか」というのを一度、イメージしてみてください。
あなたのやることが、変わってくるかもしれません。
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