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【寝室】ぐっすり眠れる寝室作り。鍵を握るのは照明だよ。

今回は寝室の照明プランについてご紹介します。
寝室の照明は、睡眠の質も左右します。
ぐっすり眠れるような
リラックスできる寝室
にしたいですよね。

寝室は、リビングと同じような明るさにしない、 
そして、電球色の照明を選ぶのが、
リラックスできる入眠効果のある寝室照明のポイントです。

昼白色には覚醒効果があるので、避けましょう。
  
寝室も使い方によって、どのような照明が快適かは変わってきます。

寝るのみ→明るさを抑えてくつろぎ感を重視

寝る+収納→ 〃 +収納内or中を明るく

寝る+勉強or仕事→明るくも暗くもできる。夜と昼のあかりにメリハリをつける。

このように「必要な明るさ」が違うので、

お客様に照明プランを提案する際も、必ず寝室の使い方からお伺いしています。



1.間接照明

間接照明に暗いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、案外明るいのです。


そして、光源が見えないのでまぶしくもなく、ふんわりとした光がお部屋を包んでくれるので、寝室にとてもおすすめです。

間接照明と手元を照らすちょっとした手元灯だけあれば、寝室としては十分だと考えています。  

明るすぎる昼白色の寝室は目が覚めてしまいます。

間接照明には、
「コーブ照明(上向き)」・「コーニス照明(下向き)」があります。


写真のように、
ベッドの頭の方には「コーブ照明(上向き)」が適しています。

「コーニス照明(下向き)」の場合、
ランプを下から見上げる形になりまぶしい
ので、
足元のほうはつけましょう。


2.ダウンライト

次に「ダウンライト」についてです。


ダウンライトは、下から見るとまぶしいです。

寝室にダウンライトを使う時は
ベッドの頭の方や中央には配置しないようにしています。

もしくは、
グレアレスダウンライトやウォールウォッシャーダウンライトという、

まぶしさに配慮したものをおすすめしています。


しっとりとした大人の寝室にぴったりです。 

オーデリックの「CONNECTED LIGHTING」を選べば、
リモコンだけでなくスマホで操作する事もでき、便利です。

3.ペンダントライト

寝室とペンダントライトは相性がいいと思っています。

中央にボリュームのあるペンダントライトを配置しても、
とてもおしゃれです。
 


パナソニックのMODIFYという人気シリーズです。

全直径70cmの大きな器具ですが、
空間に対してもバランスがいいと思います。

アクリル製で割れないのと、光り方がとても優しいのでおすすめです。

ベッドサイドの両サイドにペンダントライトを設置するのもおすすめです。

夫婦の寝室として、
寝る前に本を読んだりくつろいでいる時、
それぞれのタイミングで照明を消すことができ、便利です。

スイッチもそれぞれに設けておけば、夜トイレに行くときも使いやすいです。

ランプをスマート電球に入替えれば、
スマホ・Alexa操作も可能です。


4.ブラケットライト

ベッド両サイドにブラケットライトを設置するのも使いやすいです。

ベッドサイドテーブルも広々使えてすっきりしますね。

ベッド面から60㎝ほどの低めに取付ける方がバランスが良く感じます。

すっきりとして美しいですが、
ベッド位置が変えられないので注意が必要です。


スポットライトでサイドテーブルを照らすのも機能的です。

こちらもオーデリックの商品です。

コンパクトで無駄のないデザインなので、
スタイリッシュなインテリアに馴染みます。

「CONNECTED LIGHTING」タイプを選び、

ダウンライトと一緒に一括操作
できるようにしました。

操作系統を変えてしまうと、
面倒になるので一緒にするのがおすすめです。

「OK、Google あかりを消して」

と言うだけで、全てのあかりを消すことができます!


5.スイッチ・コンセント

寝室で重要なのが、コンセントの位置です。

スマホの充電をするのに、
コードが届かないなどありますよね。

ベッドの高さに合わせて、
「調光器」「スマホ用コンセント」をセットで設置すると、まるでホテルのような快適なベッドルームが完成します!

とても暮らしやすそうですよね。

6.足元灯

夜トイレに行く際のあかりとして足元灯を設けておくと便利です。

特にPanasonicの「ホーム保安灯」は、

停電しても点灯し、懐中電灯にもなるので、
寝室にあると安心です。 

コンセント式なので、今あるコンセントに差して使うこともできますよ!

7.シーリングライト

子ども部屋や仕事場も兼ねた寝室の場合、

・勉強や仕事がしやすい明るさを確保する

・同じ部屋だからこそ、照明で寝る雰囲気に切替る


という事が必要になります。

調光調色タイプを選んだり、
シーリングライトとブラケットなど
他照明との組合せがおすすめ。

私も、仕事部屋と寝る部屋が同じ部屋なので、照明による切替えを実践しています。

同じ部屋とは思えないほど、雰囲気が変わります

「そろそろ寝る時間だよ!」と照明が教えてくれるような気分で

夕食以降は電球色のあかりで過ごすので、
とてもくつろぎ、よく眠れるようになったように思いまます

以上が、リラックスできるおしゃれな寝室の作り方です。

余談ですが、ベッド上の窓はすごーく眩しいらしいです。

妹の新築に採用したのですが、
朝4時半に赤ちゃんが起きてしまい、
カーテンもつけづらいため、
ガムテープで塞いでいるそうです(笑)

TV上にも横長の窓多いですが、
日が眩しいほど入ってきますので、
個人的には避けたいと思います!

照明プラン相談のお問合せはインスタグラムのDMまで、お気軽にお問合せください。

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細谷友美
1986年生まれ東京都出身。
日本女子大学家政学部住居学科を卒業後、パナソニックリビングショールーム東京に就職。
4年間、照明、スイッチ、電気設備担当アドバイザーとして、数多くのお客様の住まいづくりに携わる。現在は、在宅にて照明コンサルタントをしています。照明計画を通して、素敵な住まいづくりのお手伝いができたら嬉しいです。


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