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どうして○○は☓☓なのか。それを変える方法を考えてみた

クリスマス前の静かな夜。私は1人PCの前でボーッとし、主人はスマホでピコピコゲーム。何も音楽がないただ静かにエアコンが風を吹かしている時に、OL生活を終えた後に出た、色んな疑問について考えていました。

きっと私以外にもこの疑問を持っている人は沢山いると思ったため、ここに書き留めようと思います。

その1:どうしてリモートワークは盛んにならないのか

9月末に退職し、10月から週3日コンテンツ制作の会社でアルバイトをして、残りの2日+時々土日はリモートワークでライティングをしている私。初めて仕事をして納品をした時に「なんだ、仕事って家でもできるじゃん」と感じました。そして思ったことは「大半の通勤は無駄」ということ。

多くの人は電車で会社に向かい、仕事をします。男の人も女の人も。スーツ勤務の人もいれば私服勤務の人もいて沢山の人が電車に揺られています。混んでいる電車で空いている席を奪い合うように座り、電車の揺れや遅延に小さなストレスを感じながら人は会社に向かいます。

自分で頑張って就職活動をしたり、何かしらで掴んだコネで得た職場です。皆さん、多かれ少なかれ「これから仕事が私達を待っている」と胸を踊らせた職場です。その職場に行くのに、嫌な思いをしていたら仕事も楽しくなくなると思います。というか、疲れて出社して「ふぅ」と一息ついてしまう人が少なからずいらっしゃると思います。

台風でも大雪でも出社する理由はこうじゃないでしょうか?

・会社が決めたから
・セキュリティの都合上オフィスでないと作業が出来ないから

色々ありますが大半がこんな理由だと思います。でも、どこかに「会社が社員を信頼していない」のもある気はしておりまして。「リモートワークしたいです」と一社員が声を上げたら恐らく「サボるでしょ?」と言うはずです。そして「サボれる」と思うと思います。

でも、楽しく働くために仕事をするのであれば

・社員を信頼する
・リモートワークでも問題なく業務を行える環境を作る
・1日のタスクを終えて、初めて出社扱いとする
(納品や業務報告ベースで。嘘はいつかバレます)

これを行って社員のストレスを減らし、生産性を上げる。オフィスが小さいけれどもすぐの引っ越しが無理な会社で取り入れても良いと思います。満員電車で胎児を守るのに必死な妊婦さんだってこれだったら働けるかもしれない。タスクをしっかり消化していれば、通院やちょっとした家事で退席をしても私は良いと思います。早期発見、早期治療で社員の健康が守れれば最終的にはハッピーですしね。

その2:どうして悩み相談は勇気がいるのか

この疑問は、私が会社で働いていたときから抱いていた疑問です。女性の方は共感していただける方が多いかな、と思います。

きっかけは、一ヶ月のうちに何日かは過ごす生理期間のことです。生理からくる生理痛や吐き気、貧血などの不調は多くの女性が経験していると思います。酷い方は座っているのもしんどかったり。私も、過去に婦人科で診察を受けましたが異常なしという診断を受けました。ピルを飲んだりもしましたが安定せず、結果仕事を辞めてピルも飲まなくなってから比較的落ち着くようになりました。最近は飲み物もなるべく温かいものを口にするようにして、鉄分のサプリメントも摂取するようにしています。

人並みの対策しかしていないかもしれませんが、それでも月のうちの何日間は辛いもの。病気ではないので仕事を休むかどうか悩みますが、労働基準法ではこんなことが言われています。

生理休暇(せいりきゅうか)とは、労働基準法第68条を根拠とする休暇の一つ。 女性労働者が所定の要件に該当したときにその労働者の請求により設けられる。
引用元:生理休暇 - Wikipedia

法律で「生理が酷くて休暇を申し出たい人は申請していいよ、且つ会社はそれを認めなくちゃいけないよ」というのが決まっています。ちなみに、生理休暇の取得による人事評価の影響もゼロでなければいけない。と定められています。月の生理休暇の取得も上限を設けるのはNGとのこと。

国がこうやってご丁寧に定めてくれるのに、生理痛での欠勤は非常に言いづらいと思います。こんなことが理由ではないでしょうか?

・男性には何となく言いづらかった(今なら普通に言っちゃいますが)
・周りの女性でも眉をひそめる人が居る
・生理は病気ではないし我慢して出勤している人もいるため

私も会社勤めのときには「体調不良でお休みをさせていただきます」としか伝えられませんでした。上司には「最近そういう休みが多いから病院行ってきて」と言われたりすることも。後でその上司に直接こっそりと「すみません、生理休暇を使わせて下さい」と連絡すると「了解お大事に」とアッサリやり取りが終了するという現実です。

この回りくどい言い方しか出来ない、けれども素直に言うと「逆セクハラだ」と注意される。公には「体調不良」と言っといて個別に連絡するのも無駄な時間だと思っていた私がいました。月によって周期も若干のバラつきもあるため、先読みしての休暇申請も出来ませんしね。

因みに、現在の生理休暇の取得率は1%割れだそうです。勿体無い!

これがもし「生理休暇をいただきます」と公に言えたら、仲間と上司に別々で連絡、という手間も省けます。上司に誤解を招くような心配もいりません。

女性同士でも「あそこの病院は良かった」とか「大丈夫?」と声を掛け合えたり、対策をシェア出来たり。このブルーな期間がもっと快適に過ごせるかもしれない。みなさんは、相談しづらいことを相談してみたら意外と大した心配しなくてよかった、むしろ悩んでいるのは自分だけではなくて安心した、という経験をしたことありませんか?それと一緒だと思います。

ここで私が伝えたいのは「会社が生理中の女性に対する対策をして欲しい」と言うのではのではなく「生理やそれ以外の相談しづらい悩みをもっとオープンに相談し合える世の中になってほしい」ということです。

私が考えた解決方法はこちらです。

・相談しづらいことももっと明るく、勇気を出して相談してみる
・「私には体の悩みとかもっと打ち明けてOKだよ!」と意思表示をする
・「もっとオープンに悩みを相談し、シェアしていこう」という世の中にすることをメディアを作って伝えていく

家庭の悩み、仕事の悩み、恋の悩みや健康のこと…。今、世の中は相談したいことが相談しづらくなりつつあると思います。もっともっと人と人がオープンに相談出来たら他者理解に繋がりますし「実は私もなの。お互い大変だよね」と言われるだけでも人は安心できるのではないのでしょうか。おで

フリーランスになると体調管理もすべて自己責任にはなりますが、色んなことを周りに相談しながら頑張っても良いんじゃないかな、と思います。実際に私も体の悩み以外のことでも自分の考えをオープンにした結果、物事が前向きな方向になったことがありました。

ダイバーシティや他者理解が課題だからこそ

いろんな考えや自分との違いをもっと知ることは大切だと思います。でも、その知り方は何でも良い。オフラインでちょっと言いづらいならオンラインだって良いと思います。私は自由に働ける身です。ただただ自分で仕事を選んで働くだけではなく、自由に働けるからこそ率先として誰かがハッピーなることをやっていきたいな、と考えました。

そんな記事を書いている今も絶賛生理中でございますw幸い、自宅でゆっくり仕事が出来る環境にありますが、夫や周囲の理解があるからこの環境にありつけます。

自由だからこそ、人よりちょっと積極的になって社会や世の中に貢献できたらと思った私でした。あ、皆さん。良いクリスマスを。

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