ワインと自分(ソーヴィニヨンの世界編)
こんばんは、初夏も終わりを告げて蝉も毎日のように鳴いてきましたね。
少し期間空いてしまい申し訳ございません😞
今日の記事のタイトルはソーヴィニヨンの世界🌎
かなり大きく括ってしまいましたが、端的に言いますと、そもそもソーヴィニヨンって何なんだろう?何でソーヴィニヨンってこんなに有名なの?等の疑問を解決しに行きます☺️
それではGO🌎
カベルネ・ソーヴィニヨンって?
まずは赤ワイン用の黒ブドウ『カベルネ・ソーヴィニヨン』。
この品種は植物としての環境適応力が高くどこでも栽培出来るため、 今や世界中の多くの国で栽培される「国際品種」のNO.1となりました。
もともとはフランスのボルドー地方が代表的な産地でしたが、 今やチリやオーストラリア等南半球の国々、中国やアジア諸国でも沢山生産されるようになっています。
味わいの特徴は、濃厚で力強い果実味と、「タンニン」による渋み。
果皮が厚く色素が多いためカベルネ・ソーヴィニヨンのワインは色も非常に濃くなります。
まさに「パワフルな赤ワイン」という表現がふさわしいこの品種は、 「脂身の多い肉料理に合うスタイル」と覚えておきましょう。
ソーヴィニヨン・ブランって?
ソーヴィニヨン・ブランとは、ワイン生産地の多くの場所で生産されている、白ワイン用ブドウの主要品種のひとつです。
見た目はマスカットのような、淡い黄緑色の皮をしています。華やかで独特な香りと、爽やかな酸味が特徴的なブドウ品種ですよ。特に、フランス・ロワール地方やボルドー地方、ニュージーランドが生産地として有名です。
ソーヴィニヨン・ブランには、大きく3つの独特な香りが存在します。1つ目は、グレープフルーツ、パッションフルーツなどのフルーティーな香り。2つ目は、猫のおしっこ、カシスの芽などの複雑だがどこかで嗅いだことあるような匂い。3つ目は、青草、草原、ピーマンなどの青っぽいグリーン系の香りがあります。
ほかにも桃、レモングラス、火打石、アスパラガス、花梨、シナモンなどの甘い香りから、ミネラル、スパイシーな香りなどさまざまなニュアンスを感じ取れるのがソーヴィニヨン・ブランの特徴です。また、生産国によって香りが大きく変わるのもソーヴィニヨン・ブランの面白いところですね!
と、色々細かい事を書きましたが、要するに葡萄の品種名として【ソーヴィニヨン】がある。という覚え方でいいのかな?と個人的には思います🍷
今日はこのくらいにして、また次回続きを書いていこうと思います😊
それではおやすみなさい!
本日のワイン
ザルデット・リゾーロ・リッツァンテ・セッコ
ラベルや品名には入っていませんが、「コル・フォンド(col fondo)」というヴェネト伝統的な製法で造るプロセッコです。
ブドウは9月の下旬に収穫。
ステンレスタンクでベースのワインを発酵させ、澱引きせずにボトリング。
酵母も糖分も加えることなく、ワインに残った酵母のみで二次発酵を行います。
澱を抜かず、フィルターもかけていないので、いわゆる「にごり酒」のような状態です。
酵母が残っているため長くキープすることができ、熟成によりシャンパーニュのような味わいになります!
スッキリとした辛口な味わいですので是非お鮨やお刺身等とマリアージュさせてみて下さい🍷
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