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癌に関すること

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2014年6月からの闘病記録と癌に関する情報
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2019年5月の記事一覧

抗癌剤治療 1クール目 Vol.2

福岡徳洲会病院@春日市

今回の病名 「直腸癌術後 転移性肺腫瘍」

本日(2019.5.28)の治療メニュー
点滴

■グラニセトロン+オルガドロン
(吐き気止め)
30分

■アバスチン
(血管新生阻害剤)
60分

■レボホリナート
(5-FUの効果を高める役割)
120分

■5-FU
(抗癌剤)
15分

■生理食塩水
(洗浄)
30分

早朝より採尿と採血あり
検温・検血圧・検酸素濃度

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がん治療の真髄は緩和ケアファースト

押川勝太郎
癌治療専門医
NPO法人宮崎がん共同勉強会理事長

どんな病気になっても、その病気について学ぶことが大切だと思う。
受け身では、生き残る可能性が低くなる。

五年目の誕生日

2014年6月17日に大腸内視鏡検査により直腸癌と判明したから、もうじき丸五年になる。
手術で患部を切除したものの、癌細胞が腸外に浸潤しており、リンパ液や血液に乗って全身にばら撒かれたから、ステージはⅣということになった。
転移の箇所は後腹膜リンパ節と肺で、肺のは放射線で消滅したが時間を経て再発し、後腹膜リンパ節のは引っ込んだり出たりを繰り返した。
寛解(症状が落ち着いている状態)は二度経験し、一

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癌になった精神的ショックから立ち直りにくい人

その人のそのときの幸福度や社会の中でのポジションが、かなり影響を及ぼすと思う。
生まれつきの性格からも一定の影響があるだろうし。
おれは特に落ち込まなかったな。
すぐに事態を受け入れて、最適な対処方法を探し始めた。
たぶん未知のことへの好奇心が豊富なんだろう。
そして、最大の未知が死なのは間違いない。

抗癌剤治療 1クール目 Vol.1

(院内にWi-Fi環境があるので、ノートPC持参)

福岡徳洲会病院@春日市

今回の病名 「直腸癌術後 転移性肺腫瘍」

本日の治療メニュー
点滴

■グラニセトロン+オルガドロン
(吐き気止め)
30分

■アバスチン
(血管新生阻害剤)
90分

■レボホリナート
(5-FUの効果を高める役割)
120分

■5-FU
(抗癌剤)
15分

病室のベッドで点滴を受けている。
春日市は曇り。

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癌の苦痛緩和は全ての治療に優先する

痛みがあると体力も気力も消耗して、病に立ち向かうパワーを失うから、苦痛緩和が最優先になるということは理解できる。