見出し画像

未来の希望のためのキャリアとライフのトレードオフの仕方

withworkでpodcastデビューをさせていただき、自分で気づきも得て、反響も結構あって、キャリアについて思うことをカジュアルに書いてみようと思います。

キャリアとライフのトレードオフに悩んでいる方に読んでもらいたい。
トレードオフになってしまっていることがよくないとか、トレードオフさせないようにしようとかそういうことではなくて、
トレードオフは悪じゃないよということを知ってもらいたいです。

もっと自由になっていい。


キャリアとライフをトレードオフにしてきた12年間。

今回キャリアとライフをトレードオフにしないロールモデルとして呼んでいただいたということを、このpodcastがリリースされて紹介文を見て知ったんですよね。
トレードオフとは、両立しない関係性のこと。

定番となった私の自己紹介noteを再掲しますが、

この記事にもある通り、振り返ると実は、27歳からゴリゴリにキャリアとライフをトレードオフしてきました。

トレードオフさせないことが重要なのかな。トレードオフと向き合うことが重要なのかな。#キャラトラを通じて、そんなことを考えました。

トレードオフは避けられない

人生の至る所でトレードオフってきっと発生するんです。
残念ながら、一つの時間で複数のことを全て完璧に100%コミットすることはできません。時間は一つしか存在していないし、私も一人しかいない。

何かを選択するとき、選択されなかった何かは必ず発生します。
トレードオフを自分の中でできるだけ最適にする。そうすることでトレードオフの結果は変わってくるのかもしれません。

興味がある方はこちらの本もおすすめです。

積極的トレードオフで悲観しない

私は、結婚に向き合って、出産と育児に向き合って、人生の時々の優先順位の軸をそれらに置いてきました。都度、何を据え置きにするか、何をやらないのかを決めて、自分を納得させてきました。
誰かに評価されなくていいんです。自分がそれでいいと思ったら、自分の中での最適な割合を見つけて、それを楽しみたいですよね。

環境に強いられることもあるけど、未来の自分を決めるのは、過去の自分の小さな意思決定の積み重ね。自分が過ごした時間の先にしか未来の自分はいない。ストイックであることとか、ゆったりできることとか、何がいいかも自分次第。人生は自由なんですよね。

私は、子供が大きくなった時に、やりたかった子育てをしなかったことに後悔したくないし、誇りを持てる仕事をしていないなって悩んでいる状態にはなりたくないと思っていました。自分の人生に文句を言ってる自分にはなりたくない。
だから、自分を納得させながら、開き直りながらも、今何にコミットするかという問いには向き合って、試して、失敗してはやり直してというのを繰り返してきました。今もずっとそんな感じ。

将来の希望のためのトレードオフをしよう

5年間の専業主婦時代を過ごし、33歳で二人目を妊娠した時に、念願の社会人復帰をしました。
キャリアのリスタートに逸る気持ちは増す一方、私が向き合うべきは育児です。今しかない彼女たちの幼少期。
この状態で仕事に焦りを感じても不毛に終わるかもしれない。でも無理に焦って余計な負担を感じる必要もないかもしれない。

育児を優先する短期的トレードオフ

そしてトレードオフを決めました。30代は子育てをする。キャリア未練より子育て。私はそれでいいって。
40歳になった時、おなかの子が小学1年生になって手が離れた時に、もっと子育てすれば良かったなって後悔しないことが、きっと私には大事。
6年間。子供二人で10年くらい。長い。長い、、けど、自分と彼女たちの人生で大事な時間。長い目でみてこれは短期。


小さいキャリアの蓄積でトレードオフを回避

でももうひとつ、40歳で自分に誇れることが何もないなって思わないことも決めました。

今は何もできないけど、小さくなんでも挑戦してみる。40歳になった時に、やりたいことを選べる環境を作るために。自分の欲しいキャリアが何で、それを手にしてどうしたいのかはわかっていなかったんですよね。それを探すことにしました。

立派なキャリア形成はできないだろうけど、ちょっとずつ蓄積させていく。その中で将来で複利がきくものを見つけていこう。

ないものねだりをしても、トレードオフしてもしなくても、私は私にしかなれないんですよね。それが現実で、それがすべて。

自由のために将来の希望を知る

X年後どうなっていたいのという質問が大嫌いでした。
家族がどんな状況かもわからないし、自分勝手には決められない。キャリアに自信もないし、そもそもどうなれるかもわからない。

でも、人生のwillを知ることってとても大事なことだと今は心底思います。
目指すものがあった方が、阻害要因を極力避けてまっすぐ前に進めるし、適切な選択肢を取っていける。

willがないということは道標がない。積み重ねたいものが何で、どんなふうに積み重ねるのかもわからないので、キャリアに繋げるのが難しいんです。

自分が何をしていきたいのか、何が得意かを知っている人がすごく羨ましかったです。知り方は人それぞれなのかもしれません。
私はその答えを持っていなかったから、考え続けながらも、「X年後どうなっていたいの」と聞く人はナンセンスだって怒っていました。
でも見つけると、面白いように何をするべきかのどこに進んでいくべきか道が見えたんです。
「自分がどうありたいか」を見つけた今思うことは、将来どうありたいかは自分で知っておいた方がいいということ。自由になれるから。
正解はないからwillは変わってもいい。抽象的でもいい。思考をし続ければいい。

キャリアとライフにトレードオン思考を

トレードオフは、自分にとって心地いい状態を知れば、そのために何をどのくらいの割合でトレードオフしたらいいのかがわかる気がします。

キャリアもライフも本質的な目的は「幸せ」です。キャリアもライフも幸せには重要なものであり対立関係にはありません。
幸せのためには、キャリアとライフを協力させる。みんなと一緒に協力して。
時間という資源を増やすことはできません。でもみんなと一緒に、時間の使い方の工夫して協力させると、いつかゼロサムじゃなくてプラスサムにできるかもしれない。

欲張りだから、子育てしながら遊びながら、全てを少しずつトレードオフする。私が好きな配分で自由に。
そして、トレードオンさせよう。みんなで一緒に。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

お知らせ

sboLaboでは、コーチングを始めます。
キャリアとライフのトレードオフやsboキャリアについて話したい方、答えのない問いを一緒に楽しみましょう。

詳細はまたnote/twitterでお知らせします😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?