見出し画像

スタートアップバックオフィスデビューから6年。SBOでみんなを元気にしたい39歳これからの挑戦の話。

InsurTechスタートアップのhokanでバックオフィスSBOをしているともこ(@sbo_tomoko)です。
私事なのですが、最近考えていることの話です。

33歳の時にスタートアップに未経験でパートとしてデビューしました。
今でも、あの時声をかけてくれた前職の代表には感謝しきれません。
なにせ専業主婦をしていた5年間で世界は様変わりしていて、クラウドって何?という感じ。業務のことは一切合切ワケワカメだし、情弱で時代遅れすぎる。子供は2歳になったばかりで私は妊婦。さて一体私は何か役に立てるんだろうか。毎日そんなことを考えていました。

それでもせっかく手にした社会人復帰のチャンスだったので、一つだけ決めたことがありました。

40歳になった時にやりたいことを見つけられるように、40歳まではできそうなことをとにかくなんでもやってみる。

40歳になった時にはお腹の子も小学生。それまでは子育てに軸をしよう。でも子育てから手が離れた時に「私には何もない」って悲観的になるなんてことが起こらないようにしようって。

自分には何ができるかわからないけど、7年かけて見つけよう。チャンスは逃すべきではないし、やってみないとわからないし、決めて信じて進めることが大事。

同時に全ては手に入らない。人生のいろんなコンテンツは時間の経過とともに変化する。そして何十年にも渡って少しずつ手に入れていくもの。

それで、いよいよ39歳を迎えるんですよ。
不思議なことに、無意識にカウントダウンが始まって、あぁこういうことをしていきたいんじゃないかなって頭によぎるわけです。

今日は、これからSBOとして何をやっていこうかというそんな話です。


▷考えていること

いろんな人にたくさん迷惑もかけてしまったけど、おかげさまでいろんなことを経験させてもらいました。

それでも自身のキャリアについてたくさん悩んできました。

何かができるようになったはずなのに不安で、自分が得意なことがわからなくて、何がやりたいのかも、この先どうしたいかもよくわからない。どうやって考えたらいいのかもわからない。正解はないはずなのに、解を出すのが怖い。

仕事に注力して家事や育児を疎かにしてしまうなんてそれでいいのだろうか。仕事に注力しなければいつまでたっても不安なままなんだろうか。

自分がマミートラックにはまっておきながら、それがマミートラックだと気づいていませんでした。多くのママが同じ悩みを抱えていて、国が取り上げるほどの社会課題なのにも関わらず、問題は積もっていってる。
体感しているより時間は早く過ぎ去っていて、悩んだままの時間を過ごしている女性たちが多くいると思うとなんだかとっても悔しいんです。


▷何をしていくか

私だからできることは何か?なんて考えても大したことはできないだろうし、おこがましいしってずっと思っていました。
でもそういうのもういいかな。40歳だしいつまでもそんなこと言ってたら知らぬ間に人生終わってしまいそう。

私の原体験を通して解決できる、疑いようがなく存在する社会課題。
私だからこそ、みんなの力を借りて挑戦できること。

  1. マミートラック課題を解消したい

  2. そのためにSBOの再現性を高める

  3. そしてSBOとしてスタートアップの事業成長に寄与する

1.マミートラックを解消したい

女性活躍!とか、ダイバーシティ!とか言われて10年以上経ちますが、世のママたちは時代の変化によって増長させられるように、よりワークライフバランスに悩み、キャリアに悩み続けています。

私は夫の仕事の都合にあわせて会社員を辞めて専業主婦になりました。
また人と一緒に仕事したいなと思って、不妊治療が先か就職が先か〜
子持ち専業主婦ってどうやって就職するの、保活が先か就活が先か〜
パートタイマーにはなれたけど何もわからない仕事
多少できることは増えてもデキるようにはならない劣等感
時短社員になれたけど正社員とは違う疎外感に低い報酬
優秀な若手に囲まれてイマイチ論点がずれるなんだか惨めな自分
活かせるスキルも経験もなく仕事も家事も中途半端、
何でも屋、何していきたいの、この先どうするの
そんなこんなな悩みと、この10年密かにずっと戦ってきたように思います。

そんなことでもう悩まなくていいよママたち。ハッピーに生きようよ。
せっかく仕事をするのに楽しいと思えないとか、子供を犠牲にしていると思いながら働くとか、辛いじゃないですか。
ハッピーに満足した活躍ができる社会を作りたい。

家族のために、仕事のために、時間や労力を配分することは悪いことじゃない。同時に全ては手に入らないんです。でも人生のいろんなコンテンツは時間の経過とともに変化する。何十年にも渡って少しずつ手に入れていく過程を焦らずに楽しみたい。自分らしく生きるために。

私が挑戦してきたSBOはそんな解決の糸口になれるんじゃないかとずっと考えていました。

時間や場所の制約があってもSBOとして活躍できたり、SBOを通過点として次のキャリアを見つけたり、そういうことが実現できる職種だと思うんです。それを立証していきたい。

2.SBOを再現性の高い職種にする

SBOがマミートラック解消の糸口になるためには、そのポジションの必要性が重要になります。
VCへのインタビューによると初期からバックオフィスを整えることのメリットは大きいとのこと。

事業推進のスピードを上げるためにはPDCAを回すための情報の整備、採用のオペレーション、そして組織の心理的安全性は必要不可欠です。早い段階からこうした会社を支える軸を築き上げるメンバーがいる事が重要だと思います。

ALL STAR SAAS FUND 前田ヒロ氏

バックオフィスのBPOは素晴らしい会社や人材がたくさんいます。でも今回の挑戦は、バックオフィスを外注するのではなく、専門的なことは社外のプロに相談し上手く頼るという方法を取れる、社内の人として意思決定しディレクションをするSBO人材の育成。

これからの1年で、SBO職種の確立が実現できるのか検証したいと思います。自身と他社SBOの経験、複数のVCや起業家にヒアリングした内容から、SBOのミッションの型化をし、スキルマップとノウハウマップを作成します。それをもってSBOの育成にあたることで、SBOは再現できるかという検証プロジェクトを行うことにしました。

題してSBOサンキュープロジェクト!!詳しくはこちら。


3.SBOとして日本のスタートアップの事業成長に寄与する

国内で活躍するスタートアップは現在約1万社。地方からもスタートアップがどんどん出てきています。でもグローバルで活躍する企業はまだまだ一部。
SBOへの投資価値を証明できて、SBOという役割が女性のハッピーな活躍を増やすことができて、これからもどんどん新しく生まれてくるスタートアップでSBOが活躍することで、世界で競争力のあるスタートアップの成長に寄与できたら、それってすごく最高じゃないですか。


簡単にできることではないし、時間がとてもかかることだと思うけれど、40代の自分にしかできない挑戦として、まずはこれからの1年間このお題と向き合っていきたいと思います。
賛同いただける方、ぜひ一緒にプロジェクトに参画していただきたいです。


最後に

hokanでも引き続き元気いっぱいSBOやっていきます。hokanに長くコミットすることが私自身のSBOとしての挑戦。
私が入社してからこれまでずっと私のキャリアと向き合い続け指導し続けてくれている経営陣をはじめ、今回の取り組みを応援してくれたメンバーみんなに、いろんな活動を通じて恩返しをしていきたい。
hokanを世界で競争力のある会社にするぞ!

各チームの採用もどんどんしてます!
ぜひカジュアル面談もお待ちしています!!

おしまい。
ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?