見出し画像

いよいよ出産って時に、妊婦さんに思い出して欲しい2つのこと。

誰でも初産はこわいですよね。今までに経験がないことなのだから、当たり前です。

しかも、今はネットで出産の様子まで観れてしまって、よりこわいんじゃないかと思います。

出産にあたって気をつけるべきことは多分山のようにあります。ただ「べきこと」を並べたところで、不安をさらに煽るくらいで、本番にできることがいくつあるか...。

そこで私からは、自分が気をつけて助かったと感じた2点だけ、挙げておきたいと思います。

私も初産は不安で仕方なかったのですが、お世話になった方から以下のことを聞いて安心しました。曰く「出産の痛みは子宮が収縮しているというだけ。だから、身体の他の場所は全然なんともない。緊張させる必要もない」

よく考えたら、当たり前のことなんです。

緊張してガチガチになってしまっていると、それだけで疲労感半端ないし、そのせいで赤ちゃんがお腹から出てくるのが遅くなってしまうということは往往にしてあるそうです。

私は経験として、陣痛が来た時に「あぁ これって子宮が縮んでるんだな」と感じることはできました。でも、痛いのは痛いですよ、やっぱり。

そこで同じくその方に言われたのは「声を出しなさい」ということ。昔のテレビドラマの出産シーンのような甲高くて短い声ではなく、息が続く限り長くて太い声を出しなさい、と。(*私の年代だと『三年B組金八先生』の杉田かおるさんの出産シーンを思い出しちゃいます(笑)昭和っ)

ラマーズ法が日本に来て「ヒッヒッフーッ」と日本流にカスタマイズされて広まった、というのももちろん一理も二理もあって、これを研究の末、確立された助産師さんは本当に素晴らしいと思います。ただ、実際の出産現場でそこまでできるかどうかわからないので、まずは「長くて太い声」を覚えておいていただいて、練習されたらいいと思います。

私も出産のときやりました。実際に声を出してみると、自分でも恐ろしいくらい野獣の声そのものです(笑)手伝っていた主人も驚いたようでしたが、「その声を聴いて、すごく愛おしくなった」と後でどこかで書いていたような(と、信じておこう)。

初産が怖くない人はいないです。でも、人生に20回も30回も体験できることではないので、ぜひ味わっていただきたい。

妊娠・出産経験は本来、もっと楽しめるもの。そこを楽しんでさえいれば、そのあとの子育ても、さらに素敵な経験になりうる、と思っています。楽しんで育ててくれてるパパやママを見て育った子どもは、自分の子どももきっと同様に育てるに違いないと思うのです。そうすれば、子供の虐待など、悲しい事件も減るんじゃないかなと。

妊娠生活や子育て生活を少しでも楽しめるきっかけとなれたら嬉しいです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?