見出し画像

#24 こだわりの店舗つくり

「川のほとりのタイハウス」
アジアの活気のある街の中にひっそりとたたずむ癒しのサロン
一歩足を踏み入れるとそこはリゾート
現実からトリップし、身も心も解放されるひと時
アジアの優しい癒しをあなたに


現在、熊谷市内の商業施設にはKOOを入れてリラクセーションサロンが8店舗ございます。(当時は7店舗)
KOO以外はどこも大手リラクセーションチェーンの店舗様です。

熊谷に進出してきた大手サロン様とやっと同じ土俵に立てる。
ここからは、どんなに小さな会社だろうと、お客様にとっては関係ない。
熊谷の商業施設内にあるリラクセーションサロンの中でお客様に選ばれるサロンNO1になろう!
その為には、チェーン店にはないKOOだからこそのこだわりを表現できなければ、大手サロンには敵わないだろう・・・
リラクセーションに求められるのは、空間・技術・ホスピタリティ。
まずは空間(箱)作りをどこまで出来るかが重要だと思いました。



店舗内装イメージが決まったところで立面図の提出を急がされました。
想像はしておりましたが、やはり商業施設内での店舗施工には、かなりの建築制限が設けられておりました。
初めは約25坪のスペースに施術ブース8部屋と受付&待合スペースと思っていましたが、スパをイメージした作りにこだわりましたので、大きなソファーが置けるリゾートホテルのロビーのような雰囲気の受付&待合スペースは外せないということで、施術ブースの部屋数をあきらめ、一部屋にゆとりを持たせた6部屋となりました。

この時点で、商売上手な経営者の方からはダメ出しされると思います。
商業施設内のリラクセーションスペースで25坪あれば通常は、ベット10台以上は置き稼働率を上げなければ採算が合わないからです。


しかし、そこがKOOのこだわりその①
イメージはタイのリゾート(スパ)。
お客様に非日常を体験頂けるよう、商業施設内を感じさせないように木をふんだんに使い、タイの高床式を取り入れました。壁にはタイ北部の工芸村で発注したチーク材の壁飾りやタイ伝統工芸の金粉アートが飾ってあります。

施工準備は立面図の制作からはじまり多くの時間を要しましたが、着工期間はなんと2週間足らずで仕上げなければなりませんでした。
商業施設内の着工期間は出来る限り短く、しかも営業時間が終了した夜中に工事を行わなければなりません。
(夜中の商業施設内は空調が切られ、窓もすべて締め切られた状態です。施工するには過酷な現場です。)


アズイースト内にありますこちらの店舗は、遠方からいらした同業者(タイ古式マッサージ)の方々や店舗建設関係者の方々からお褒めを頂く事がたびたびございます。
私共にとりましてはこちらの店舗も、まだまだ完成品ではないと思っておりますが、この店舗を毎日磨き上げているスタッフやご愛顧頂いておりますお客様の為にも、益々喜んで頂ける空間作りをこれからも励んで参りたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?