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#10 チャレンジショップあんとれ

今から10数年前、埼玉県熊谷市の商工会議所で「チャレンジショップ」という制度があることを、私は常連のお客様から教えて頂きました。


チャレンジショップとは(以下、商工会議所の資料より引用)

空き店舗対策事業「あんとれKUMAGAYA」
以前、本屋として使用されていた空店舗をチャレンジショップに改装して活気を取り戻そうと実施した空き店舗対策。起業家の育成を兼ねて考案された「あんとれKUMAGAYA」(*あんとれ=フランス語で『起業家』の意)は、熊谷市や商工会議所に開業相談に訪れた主婦、学生、フリーターなどに月に2 万円の教育費で店舗を構え、半年ごとに更新する仕組みで運営されていた。
概要・目的
熊谷商工会議所TMO が中心市街地の空き店舗を借り上げ、簡単な内外装を施し店舗内部を3 坪ほどの区画に分け、創業塾卒業者などの新規起業家に低廉な費用の負担で貸し出すもので、事業者とは6 ヶ月毎に契約し最長1 年間まで営業を認めショップ経営のノウハウの習得を促す。その後、自主努力による市内商店街の空き店舗へ独立開業を促し、その開業を総合的に支援する。


と、このように熊谷市では中心市街地活性化計画の一環で将来起業を目指す者たちを支援する取り組みをいち早く行っておりました。


当初は、チャレンジショップということでとっても気軽に考えていたのですが、あんとれに出店するに当たり書類審査と面接がありました。
しかも、面接では市役所、商工会議所、商店街連合会、銀行、などのお偉い方がずらり(10人はいました)。
当時、面接はてっきり商工会議所の担当の方2名くらいとお話するのかな?くらいに考えていましたので、ドアを開けた瞬間めちゃくちゃビビリました!
それでも、せっかくのチャンスと思い必死でプレゼンをしました。
そして、この同じ日に面接を受けていたのが、「あんとれ」の同期でもあり、私の起業にもっとも大きな影響を与えてくれた、古着屋Gさんです。

そして、少しだけあんとれ先輩のシナモンカフェKさん。
私にとってこの二人の存在があったからこそ、「あんとれ」で起業し、本気で自分の店を構えようと決断したのです。


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