〝すごい人〟でなくても、世界を変えていく
こんにちは。大西智子です。
「世の中に役に立つ人になりたい」
「世界を変えたい」
こんなふうに、ひそかに心に熱い思いを抱いているものの、どうしたらいいのかわからない、自分には大して何もない、と思っている人は多いもの。
「これといって、すごい才能もない」
「それなりに苦難は経験してきたものの、割と平凡に生きてきた」
「世界を良くしたい思いはあるけれど、具体的に何をしたらいいのかわからない」
「自分にできることが、はっきりわからない」
わたしも、こんなふうに心にモヤモヤを抱えていました。ゴールと道筋が明確になればスッキリするのですが、それが見えてこない間は、心に霧がかかっているような感じになるものです。
そんな状態のときは、他の人と自分を比較してしまうことも。特に、〝すごい人〟と比較してしまうんですよね。
ここで言う、いわゆる〝すごい人〟というのは、圧倒的に人を感化してしまうような影響力のある人、優れた能力や技術・知識のある人、社会的地位のある人などです。
そんな〝すごい人〟と自分を比較すると、自信を失くしたり、落ち込んだり、無力感を感じてしまいます。
「あー、やっぱり、自分には何もないからダメだ・・」
「自分なんて、何もできないちっぽけな存在だ・・」
「自分が何かやったって、大したことにならないや・・」
ネガティブな思いは、心の炎を消してしまいます。
心の炎が消え、心に抱いていた熱い思いを忘れ、また、今まで通りの平凡な日常を送り始める・・・どこか、何か、違和感を感じながらも・・。
違和感というのは、「ありたい(あるべき)自分」と「現状の自分」が違うことから、生まれてくるものです。
ここで気をつけてもらいたいことがあります。
この、「ありたい(あるべき)自分」というのが、いわゆる〝すごい人〟になっていないか、ということです。
いわゆる〝すごい人〟にならなければいけない、と思っていたり、すごい人でなければ世界を変えることができない、と思っている場合があります。
・・・本当にそうでしょうか???
実績や能力、スキルや知識・・・確かにそれも大事ですが、それらがなければ、本当に世界は変えられないのでしょうか???
わたしは、すごい人でなくても、世界は変わる、と思っています。
「バタフライ効果」というのをご存知でしょうか?
バタフライ効果と言われるようになったのは、ある場所で、蝶がふわっと羽ばたいことが、はるか遠くの場所の天気を左右する可能性がある、ということからです。
蝶の羽ばたきで、その場の空気が動き、それが広がっていき、やがて風になり、波を起こし・・というように、少しの変化が始まりで、どんどん変化を生まれていくのです。
つまり、非常に些細な小さなことが、様々な要因を引き起こし、だんだんと大きな現象へと変化する、ということです。
私たちは、存在するだけで、周りの人たちに影響を与えています。
発する言葉、雰囲気、佇まい、仕草、身なり、行動など・・存在するだけで、たくさんの「情報」が伝わります。
そう考えれば、バタフライ効果は、日常でいつも起きていることだ、と言うことができます。
大事なことは、
「世界を変えるために、何をすればいいのだろう?」「世界を変えるためにすごい人にならなければいけない」と考えるのではなく、
「自分はすでに世界に大きな影響を与えている」「自分は世界を変えている」と確信することです。
すると、今まで心に引っかかっていた違和感も気づけば無くなっているはずです。
「ありたい(あるべき)自分」と「現状の自分」が、どちらも、「世界を変えている自分」になり、一致するのです。
わたしは、この意識の変化によって責任感が生まれました。自分の行動や言葉、ふるまいなど、自然に糺そう、という気持ちになります。
〝すごい人〟でなくても世界を変えていく
実はこれは、日常でもうすでに起こっていることです。
確信を持って、毎日を大切に過ごしましょう。(^^)/
本日も、最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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