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「競争」から離れると、うまくいく2

☆幸せかどうかはあなたの心が決める

知り合いで、野球観戦をしたことがない人がいました。
その人はどのチームのファンでもありません。
たまたま、熱狂的なホークスファンの人が
「チケットが手に入ったから見に行かないか」と誘って、
ヤフードームに応援に行きました。

知り合いの人は黄色いハッピを着てまわりの人と一緒に観戦していました。
まわりの熱烈なファンたちは、ものすごく熱くなってエキサイトしています。その日、ホークスは大負けしました。

まわりのホークスファンがものすごく不機嫌になっているのに、
一緒に行った人だけは「ものすごく楽しかった」というメールもくれました。ハッピを着て、ビールを飲んで、チキンを食べて、
お祭り騒ぎのような場でみんなと一緒に応援するのがものすごく楽しかったようです。

特定のチームに肩入れせず、ただ野球を見てみんなと一緒に騒いでいるのはとても楽しいことです。
勝ち負けにこだわらずにゲームとして楽しむことができれば、
不機嫌どころか、ものすごく上機嫌になれるのです。

何でも「勝ち負け」として見てしまうと、不機嫌な気分が生まれます。

世の中では「勝ち組」「負け組」という言葉がよく使われますが、
これは物事を「勝ち負け」の枠組みで見ているということです。
そういう見方をしていると、「私は負けている」と思う人は不機嫌になります。

しかし、「年収が多いかどうかなんて、勝ち負けじゃないよ」とか
「正社員か非正社員かなんて、勝ち負けじゃない」と思っている人にとっては、あまり気にならずに不機嫌になることもありません。

年収が低くても幸せな人もいますし、
非正社員でも幸せな人はたくさんいます。
幸せかどうかは自分で決めることなので、
他人の決めた「勝ち負け」の枠組みとは関係のないことです。

本質的には意味のない「勝ち負け」にこだわっても自分が不愉快になるだけです。自分にとって一番大事な「勝ち負け」にこだわるのはいいのですが、
それ以外のことからは「勝ち負け」の枠組みを外してみましょう。
勝ち負けで人生を見ないようになると、人生は楽しめるものになるのです。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~


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