見出し画像

思考優位の時代から、感覚優位の時代へ

未来の子どもの笑顔のために!
と頑張る前に。
今の自分は笑っているか?

画像1

突き詰めると、
【子育て】【パートナーシップ】など【人間関係の問題】は全て
【自分の中で起こっていること】です。

どれだけしたり顔で「あなたのためよ」と正論を振りかざしたところで、
そう言っているあなたの表情が曇っていたら、相手が受けとるものは、
「け!結局自分のために言っているんだろ?」
「自分のメンツのために言っているんでしょ?」
という裏メッセージ。

画像2

世の中には正しい子育て、正しい恋愛のマニュアル本が溢れていますが、
いつまで経っても、
【こうすべき】
【こうしたら幸せになるよ項目】
が増えるばかりで、
精神疾患にかかる人数は一向に留まるところを知りません。

だからこそ、誰かに文句を言いたくなった時、
誰かを自分の思い通りにコントロールしようとしていることに
気が付いたならば、まずは自分のことを振り返って欲しいのです。

画像3

「ちゃんと宿題しなさい!」の裏側に、
「宿題もさせられない親だと先生に思われたくない自分がいないかな?」

「女の子は汚い言葉を使わないでいつも笑っていなさい!」の裏側に、
「私の中に、そういう汚い言葉を持った自分がいないかな?
 我慢してないかな?」

「もっと私を大切にしてよ!」の裏側に、
「私は私を大切にしているかな?」

「ちゃんと仕事なんだからやりなさいよ!」の裏側に、
「私は本当はやりたくないことを無理してやってないかな?」

そうやって【自分から他人への言葉】を
【肚の声(子宮の声)から自分への言葉】だと
置き換えることによって、
難しい理論なんて学ばなくても、
今自分が自分のことをどう思っているのか?
どのぐらい大切にできているのか?
がすぐに分かるんです。

画像4

自分の感情を認め、肚の声に従って生きていくようになると、
他人の感情に一喜一憂したり、
自由に楽しそうにしている、これからそうしようとしている人に対して
いちいち批判しようとか、相手を変えようとは全く思わなくなります。

特に子育てのシチュエーションで、
子どもが無邪気に何の目的も持たずに遊んでいる時、
「人の役に立ちなさい」
「目的をちゃんと持ちなさい。それを達成しないと価値がないの」
という信念を埋め込まれた人はついつい、
「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」と言います。

画像5

しかし残念ながら、今や知識はGoogle検索すればいくらでも出てくる時代。
世界各国の首都を思えたり、歴史の年号をどれだけ暗記したところで、
テストではいい成績を取れるかもしれませんが
実生活では何の役にも立ちません。

思考優位の時代から、感覚優位の時代へ。

この変化の波に乗っていくために必要なことは、
脳に何かを詰め込むことではなくて、
身体感覚。

肚の声に敏感になっていくこと。
その自分の感覚こそが絶対であると知り、
いざ実現しようという時に思考を使って
実現させていってあげることなのです。

画像6

ーーー未来のために、誰かのために。

そう言うと聞こえは良いのですが、実際問題、
未来は来ないから未来なのです。

未来のために今は苦しみに耐えよう。
苦しみの先には輝ける未来があるというのは、
黙って思考停止して働く人材が欲しかった
高度経済成長期の支配者による洗脳に他なりません。

画像7

自分にとって一番ワクワクすることがエベレストに登ることなら、
【そのために登山の練習は苦しいけれど頑張ること】
と、
【そのために嫌でやりたくない仕事だけど
 お金が必要だから無理して頑張ること】
とは全く違います。

成功しても失敗しても、泣いても笑っても、
人から応援されても反対されても、
それでもやりたい大好きなことって、なんですか?

画像8

その答えがすぐに出てくる方は、まずはじめの一歩を。
その答えがすぐに出てこないという方は、まずは感覚のリハビリを。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?