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自分にも人にも寛大になると、機嫌がよくなる6

☆自分も人も長所だけを見る

いつも他人のあら探しをしている人は別ですが、多くの人は、
他人の「長所」や「実績」が気になり、
自分の「短所」が気になるものです。

他人を見ているといいところばかりが見えてくるので、
うらやましくなってイライラしてきたり、
負けた感を抱いたりして落ち込みます。

「あの子のほうが私よりかわいい」とか
「あの子のほうが実績をあげた」と思うと、
腹立たしくなってきて不機嫌になります。

長所が見えれば見えるほど、腹が立って相手を嫌いになる場合もあります。

長所の多い人の中にたまたま「欠点」を見つけると、
ものすごくうれしくなってきます。

たとえば、自分よりかわいいと思っている人が不倫をしていることを
知ったりすると、ついつい言いふらしてみたくなります。
「あの子、おとなしそうにしているけど、不倫してるんだよ」と、
誰かに言ってしまうかもしれません。

噂を流していることが相手にバレたらたいへんなことになります。
会社のセクハラ規定などで噂の流布を禁じているところもありますから、
自分のほうが職を失ってしまうかもしれません。

他人の長所や欠点を見て一喜一憂するくらいなら、
自分の長所を見て、長所を伸ばすことを考えたほうが建設的です。
他人の欠点を見つけたとしても、
それで自分の長所が伸びるわけではありません。

大事なことは、自分の長所をきちんと見ることです。
「自分はダメな人間だ」と思っていると落ち込んで、機嫌が悪くなります。

「私にもこんないいところがある」と自分の長所がわかっていれば、
安心できますし、自信にもなります。
他人に対して妙な敵意を抱くこともなくなるはずです。

「自分の長所」をきちんとわかっていれば、
他人のことで不必要にイラついたり、
悩んだりすることは減ってくるだろうと思います。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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