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自分にも人にも寛大になると、機嫌がよくなる2

☆「いい人」をやめるとラクになる

「いい人」というのも、実は他人に対して厳しい人です。
たとえば、「いい人」は場の空気を読んで、
自分の言いたいことを我慢して、まわりに合わせようとします。
それだけならいいのですが、
同じことを他人にも求めようとする傾向があります。

誰かが空気をを読まずに言いたいことをズケズケと言うと、
ものすごく腹を立てイライラしてきます。
自分だけでなく、まわりのみんなが「いい人」であってほしいと思っていますので、KYの人を見るとすごく不機嫌になるのです。

「いい人」というのは、一見すばらしい人に思えますが、
実は他人のことを認められなかったり、
チームワークを乱す人を許容できなかったりします。
ある意味では柔軟性に低い頑固な人とも言えます。

世の中には「いい人」でない人が多いので、
「いい人」はいつもイライラして、自分がつらくなってきます。
KYの人に腹を立てるくらいなら、自分が空気を読むことをやめたほうが、
はるかに気分はラクになります。

「自分はいい人だ」と思う人は、まわりの人に合わせることばかりを考えないで、嫌われたとしてもたまには自分の意見を主張してみましょう。

「いい人」をやめて、あえて「KYの人」を目指してみてもいいと思います。
ときどきKYになるのなら何の問題もありません。
「あの人は、いい人だけど、ときどきKYだよね」
と言われる程度ですみます。
自己主張をしてみると、
自分の中にたまっていたフラストレーションがかなり解消されます。
イライラ気分、不機嫌さは減っていくはずです。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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