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「大事なこと」だけに集中する6

☆「一発屋」になれればすごいこと

芸能界では「一発屋」はバカにされる風潮がありますが、
一発でも当てることができれば、本来はすごいことです。

ほとんどの人は一発も当てることができずに、
芸能界から消えていきます。

一発屋芸人と言われる人たちは、
地方営業などでみなしぶとく生き抜いています。
しかも、その人たちが観客から求められるのは、
「新ネタ」ではなく、名が売れた昔のネタです。
新ネタをやっても誰もウケてくれませんが、
みんなが知っている昔のギャグをやると大ウケします。

同じようなことは一般の仕事においても言えます。
「この女性向けヒット商品を開発したのは、○○さん」
ということが社内に伝われば、他の仕事で実績を上げれなくても
誰も文句を言わなくなります。
ヒット商品を開発するまでには、おそらく失敗作がいくつもあったと
思いますが、誰もそのことには触れません。

失敗を恐れるよりも、「一発屋」であってもいいので
何か際だった仕事ができれば、機嫌よく社内生活を送れる

のではないかと思います。

ただし、プロセスの一発屋というのは意味がありません。
たとえば、「東大合格」「医学部合格」などです。
東大や医学部というのは人生のゴールではなく、プロセスにすぎません。

プロセスでの一発屋になっても、
その後が続かなければ価値はありません。
「東大を出ているのにダメだね」とか
「できの悪い医者だね」と言われてしまいます。

それに対して、仕事でヒット商品を飛ばすことは、
プロセスではないので、みんながそれを覚えていてくれます。
まぐれでもヒット商品を出せば、
「あの人のおかげで、みんな食べている」と言ってもらえるかもしれません

大事なことは、プロセスで一発屋になるのではなく、
本当に重要な場で一発屋になることです。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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