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人間関係が驚くほどラクになるコツ7

☆腰が低い人は人間関係がうまくいく

私が昔、会社で働いているとき、
日本を6つのエリアに分けた、その一つの九州エリア長は
非常に腰の低い人でした。

一般的に地位が高い人は、権威を笠に着て威張っていると
思われていますが、そのエリア長はまったく違いました。

私のような小さな店舗のマネージャーに対しても、
「いつも頑張りは聞いているよ。店舗を守ってくれてありがとう」
と非常に丁寧でした。
実力があるうえに腰が低いので、店員たちから好かれていました。

エリア長の腰が低ければ、店員の腰も低くなります。
エリア長を見習って、店員がお客様に接するときもとても親切でした。

上司が威張っていて、部下にパワハラ的なことをしていたら、
部下は不満のはけ口をつくろうとします。

実力があるのに腰が低いトップがいると、
実力もないのに威張っている人が浮いてしまう文化ができ、
全体がいい環境になります。

腰を低くしていることは、周囲からの評価も高めますし、
人間関係をつくるときにも役に立ちます。

あまり理解されていませんが、地位が高くなればなるほど
頭を下げることに大きな価値が出てきます。
営業現場でも、平社員が頭を下げるより部長が頭を下げたほうが、
相手は喜びます。社長が頭を下げれば、さらに喜びます。

小渕恵三首相は、いろいろな人に直接電話をかけて話を聞いていた
と報道されています。「ブッチホン」と呼ばれていました。
首相が自分に電話してきて、「ちょっと教えてほしいんだけど」
と言って話を聞いてくれるのですから、
これほどうれしいことはないはずです。
多くの人が小渕ファンになったと言われています。
地位の高い人が腰を低くするのは、ものすごく効果があることです。

それにもかかわらず、世の中には、
地位が上がると偉そうにする人ばかりです。
若いときから腰を低くする練習を積んでおけば、
地位が高くなってもあまり威張らずにすむはずです。
偉そうにしていると、まわりから嫌われますし、
失敗をしたときにまわりからのバッシングがひどくなります。

若いうちは腰を低くしていたほうが無難ですし、
地位が上がってからも腰を低くしていれば
周囲からの評価が高くなります。

まわりが評価してくれているときには、
自己愛が満たされますから、イライラしなくてすむようになります。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~


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