見出し画像

ラタトゥイユ

南フランスが第二の故郷だと思っているぼくはこの料理は避けては通れない一品です。

日本だと梅雨に入る頃材料となる野菜が出揃って来て作り時となる。

日本語だと南仏風夏野菜のトマト煮込み?とかよく見るけど、ラタトゥイユはラタトゥイユですよねといつも思ってしまう。

ディズニーの「レミーのおいしいレストラン」にも印象的な料理としてこの料理は登場するんですが、ネズミが料理って。。。って当時は職業柄思ったけど、この映画の原題は「Ratatouille ラタトゥイユ」、ネズミの英語「Rat」とかけてるそうだ。そして劇中に出てくるそれは美味しそうで上品な盛付。

学生のときにならったラタトゥイユはできたてをキンキンに冷たくして試食させてもらったのだけど、その味は衝撃のおいしさで、冷たい野菜の煮込み料理というのをその時人生で初めて食べたかもしれなかったからだけど、実家の農園でズッキーニを育ててもらい、帰省時に大量に作ってドヤ顔で家族にふるまったのはよく覚えています。

パスタにあわせるレシピもよく見るけど、ぼくの好みはガーリックトーストに冷たいラタトゥイユをのっけて食べる方法で、パッとできて食欲なさげでも食べられる夏の救援食です。

レシピも色々あるんだけど、ぼくはやっぱりシンプルに作ってアレンジが効くほうが良いし、オイルが多すぎるのも苦手なので野菜をフライにする手法は使わない。

材料は決まっているので、切り方、火入れで出来上がりが変わってくる、人それぞれだけどぼくが一番南仏っぽいと思うハーブは欠かせないと思っています。

<作りやすい分量>

ここから先は

618字
この記事のみ ¥ 200

この記事が参加している募集

読んでいただいてありがとうございます。マガジンもちらっと見ていただけるとうれしいです。