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デジタル時代のマーケティング戦略を考える視点とヒントまとめ

デジタル時代のマーケティング戦略ってよく聞くけど…結局のところ何が変わるの?

この問いに明確に答えてくれる書籍が「マーケティングの新しい基本 顧客とつながる時代の4P×エンゲージメント」

本当にオススメなので、まだ読んでいない方はぜひ。

書籍の中で紹介されているエンゲージメント4Pは、デジタル時代にマーケティングに関わる人が何を設計する必要があるのかが、シンプルに表現されています。

マーケティングの新しい基本 顧客とつながる時代の4P×エンゲージメントの紹介図解をMiroで作成

向き合いたい7項目の問いに答える

1. 顧客にとって「つながる価値」の明確化(Engagement) 顧客にとって「自社とつながり続ける価値」は何か?

2. デジタルを前提とした顧客接点(Place) それを体験できるどのような顧客接点を持っているか、あるいは持ちたいか?

3. 顧客を個別認証するデジタルID、データ、システム(Data System) どのような顧客理解の仕組みを持っているか、あるいは持ちたいか?

4. 顧客に最適かつ直接的に提案するCRM(CRM Program) どのような継続的な顧客提案の仕組みを持っているか、あるいは持ちたいか?

5. 商品・サービス開発(Product) どのような商品サービスを提案しているか、あるいは提案したいか?

6. 価格戦略(Price) どのような課金方法を提案しているか、あるいはしたいか?

7. プロモーション開発(広告宣伝) どのような促進施策を行っているか、あるいは行いたいか?

マーケティングの新しい基本 顧客とつながる時代の4P×エンゲージメント

体験(UX)設計とデータ蓄積・分析サイクルづくりが鍵

エンゲージメント4Pの考え方を2つのポイントに要約します。

1. 何より、顧客との強い関係性を築く接点をつくる=独自体験設計(UX強化)が大事
2. 必要な視点2. 顧客接点からの独自データ蓄積⇆分析サイクルをつくれると優位性を築ける

と整理をしています。

先日のツイートの背景は上記のことを考えていたからでした。

図解するとこのようなイメージです。

この3つの設計を上手に行なっているブランドはどこでしょうか?

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