マガジンのカバー画像

黒澤友貴の日報

465
マーケティングの仕事をしたり、NPOの仕事をしたり、北欧に視察へ行ったり…領域を越境しながら生きている中での学び・発見を書いたことのまとめマガジン
運営しているクリエイター

#本

1のインプットで10のアウトプットは出ない

知の巨人、立花隆さんが先月末に亡くなられた。心よりご冥福をお祈りします。 インプットやアウトプットのスタイルに多くの影響を受けていて、ビジネスの世界でも生きています。 知の巨人のインプット・アウトプットスタイルから学んだことを書いていきます。 指定校推薦で大学が決まって、暇を持て余す中でブックオフに立ち寄り、たまたま手に取ったのが、立花さんの東大講義がまとめられた本でした。 大学入学前に立花隆さんの本を読めたのはラッキーだった。情報との向き合い方の基準を立花さんはつく

自分の消費体験をトレースすること

ここまで自分自身の心のツボを見つけるスキルを磨く方法を紹介してきました。心のツボを探り当てるには、1人の客としての自分の行動や感情、意識に目を向け、克明に再現すること、これらを生み出す自分の心理を深く理解することが欠かせません。一流のマーケターになる前に必要なのは「一流の消費者」になることなのです。 鹿毛康司さんの著書「心」が分かるとモノが売れるからの引用です。 こちらの書籍は、最近読んだマーケティング関連の本の中でも、ダントツトップで心に響きました。 マーケティングの

年末年始に読み返したいマーケティングトレースを深堀りするための書籍紹介

年末なので、まとめてマーケティングトレースについて学習したい人向けのnoteです! ①各フレームワークを深掘りするための書籍紹介 ②マーケティング戦略の全体像を学ぶための書籍紹介 早速ご紹介していきます! -各フレームワークを深掘りするための書籍紹介 マーケティングトレースはフレームワークを使うトレーニングではなく、戦略仮説、戦略ストーリーをつくるトレーニング。 各フレームワークを『何の仮説を出すために活用するのか?』を理解しておけるとトレーニング効果が倍増するはずで

3つの観を使い分けること

深く考えるとは、物事を如何に「観るか」ということ。 観るには3つの種類があると考えている。 ①直観 自分の思考を観て、思いつくままにアイデアの量をとにかく出す ②大局観 複数の物事を観て、構造を理解する ③価値観 その物事の根底にあるものを観る・理解する 石川善樹さんの考え続ける力 問い続ける力を読んでいて、改めて考えるとは何かを整理している。 仕事も生活も、問いの持ち方、物事の観方を変えれば面白くできる。 意識的に観方をコントロールして、面白いものを生み出し続けた

継続することだけが自分の強みをつくる-20代を振り返って思うこと-

30歳になりました!🐼 11/23=勤労感謝の日が誕生日だから、自分は仕事人間なのだなと実感しています。 せっかく30歳になったので、20代を簡単に振り返って記録に残しておきたいと思いnoteを書いています。 20代にやって良かったことリスト20代にやってきたこと、やって良かったことのメモ。 書き出してみるとたくさんある。 ・NPOでのインターン ・テレアポからの営業 ・自腹でMac Book Airを購入 ・徹夜でクライアントに企画書をつくる ・大阪転勤 ・断食(デト

薄っぺらいペルソナをつくらないために-ユーザーの解像度を高めるための生活日記調査について-

今日は文化人類学×マーケティングに興味がある方向けのオススメ本について書いていきます。 先日に書いた、「薄っぺらいマーケティングをなくしたい」という記事にたくさんの方々から反応を頂くことができました!ありがとうございます! マーケティング×文化人類学という掛け合わせに興味をもつ方々が多いことに気づかされました。 同時に、この領域をもっと深めていきたいと再認識しました。 文化人類学の考え方や調査手法をビジネスの領域で活用することで、もっと深みのある仕事ができるのではないか

【書評】黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える

今日は久しぶりの書評です。というのも、読んだ本が書評サイトHONZを運営する成毛さんのものだったから。 黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える こんな人にオススメ読んでみて思ったのは、アウトプットを出したい!Twitterもやりたいし、noteも書きたい!けど続かない・・・と感じている人には必読だということです。 この本には、アウトプットを出しましょう!という精神論だけで終わらず、アウトプットを出すコツ(著書の成毛さんがご自身のインプット⇄アウトプッ

#猥談バー がコミュニティ作りの参考になり過ぎた話

先日、猥談バーに行ってきました。 猥談バーは、エロデューサーの佐伯ポインティさんが企画している、月1〜2回のペースで開催されるイベントです。 実際のバーを貸し切り、「猥談・下ネタOK」というルールのもと飲みます。 私が参加した理由は「人の猥談を聞くの好きだから」という単純な理由もありつつ笑 この佐伯さんが作っている猥談を中心としたコミュニティの熱量やコンテンツ力の高さにメチャクチャ興味があったのもありまして、過去2回行かせて頂きました。 その結果「ちょっとこれはコミ

登壇初心者が300人の前で自信もって話すために越えた壁-CSS Niteの舞台裏-

こんにちは。まちえり(@macheri_me)です。 ご縁あってAdobe XDの大規模なイベントCSS Nite LP57「All About XD」に登壇しました。今回の記事では登壇初心者がプレゼンを苦手克服するために2ヶ月半何をしたのかの方法についてご紹介します。(※再演版もあるため、内容については触れていません) 今回の登壇にあたり、私自身克服しなければならない課題がいくつかありました。まず1月に人生初の登壇をしたときの様子はこんな様子でした。 crash.ac