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2023年5月を写真でふりかえる

改めて、このふりかえり記事は「日々の記憶」を「記録」に。何気なく撮影したその瞬間の記憶を、一ヶ月という時間に閉じ込めて、自分の未来の宝物にする。そういう自分本位な記事です。

屈斜路湖。北海道の道東エリアに暮らす自分のあまりに個人的な写真。読者目線ではなくあくまで自分本位。

そんな写真と言葉が、ひょっとしたらどこかの誰かに、何かの形で届いたら。それはものすごく撮り手冥利につきることです。

そんな自己中心的な気持ちで今日も綴ります。


2023年5月。
屈斜路湖周辺。山々の雪は溶け、大地はいっせいに芽吹き、野に生きる植物と動物たちの生命が爆発する一ヶ月。僕は何を思い、何をしていたのだろうか。過ぎ去りし「ひと月」を振り返る。



屈斜路なあの日。

ガイドシーズンもスタート。暮らしと仕事。このサイクルも今年で6年目となる。あきらめ、妥協、そぎおとし、有限、選別、研ぎ澄まし。仕事も暮らしも続けて初めて見える世界がある。感じることがある。自分は自分でしかなくそれ以上も以下もない。肩の力は抜けている。良くも悪くもだ。

こごみ、一発目。
考え事をすると、人はパドルで謎の素振りをする(カヌーガイドあるある)。
木々の葉は爆発的に成長する。緑、日に日に。

オホーツクをぶらりしたあの日

GWあけ、僕らはオホーツクをぶらぶらしに出かけた。

かみゆうべつチューリップ公園にて。
久しぶりにきた蟹の爪。紋別市にて。
滝上の大先輩方に会いに。
好きだな、滝上。しばざくら公園、見頃でした。


預かり犬の「ボスケ」なあの日

友人がちばらく帰省するということで、預かった犬「ボスケ」。

「おう、いいこにしろよ」。主より愛の一喝。
ちなみにこの後寂しさ爆発したのかそれなりにやらかすビーグル。
その件により外待機決定となる。
甘え上手犬
嫉妬犬
2shots
ヘラヘラボスケといちいち行動監視犬のカイ
なんだ、なんだ、テケテケ走りおって。
近すぎるんだよ。
会いたかったよ〜。ご主人との対面。

桜咲く記念撮影とタラの芽なあの日。

5月12日。屈斜路に桜咲く。雨は降る。

ボスケはボスケ
この時期こごみは主食 タラの芽は特別

友人が屈斜路に来たあの日。

ラフトガイドの友人が遊びに来た。一緒にホームの川を漕げるのは嬉しい時間だ。そして誕生日おめでとう。

はじめての川、彼の目にはどう映ったのだろうか。
この日はこの時期にしては異常に暖かかった。
ただ水温は11度だった。にもかかわらずコレ。まぁこの辺の行動はやはりラフトガイドである。「水があったら入りたい」だ。


海岸なあの日。

冬に挑戦したあの山を海越しに見る。「春にふりかえるキツネ」いたいた。

左から遠音別岳、知西別岳、羅臼
わかるだろうか、遠音別の見返りキツネ
初めて見る大きな流木にびびるカイ
国後島を望む
ダッシュダッシュダーッシュ


改めてポー川なあの日。

小学生ぶりだろうか。ここへ来たのは。

とっても良い場所だった。自然の豊かさ、生物多様性、アイヌ文化、北海道の歴史、すべてがコンパクトに詰まっている。こんな素敵な場所があったなんて。季節を変えてまた来たい。

ポー川史跡自然公園散策路にて
ああ、良い時代
中にはヒカリゴケ
樹齢500年のミズナラ。もの言わぬ大きなパワーを感じてほしい。
湧水を飲みに来ていた。
帰りに立ち寄った友人の店。カレーのうまいこと〜。
@tomari stay&cafe

羅臼岳と五胡なあの日。

たまに行きたくなるのが知床という場所。


オフグリッドライフ作る先輩なあの日。

主張しない人ほど、本当に格好いいこをしていると思う。彼がそうだ。「使わなくなったときに自然にかえる建物にしたいんです」サラッと言うが、それは凄いことだ。釘や化学的な塗料は極力使用しない。手間と時間をかけて彼は一人、家を建てる。

「水道がきてないので貯水しようかと」
「電気はありません」

「気長に楽しくやってます」その一言が素敵だ。
味のある外壁。
「定期的に塗りながら・・・」自然への敬意を感じる。
化学的な防腐剤は使用せず、墨汁と柿渋を染み込ませるという。


日々、生活たるもの忙しく。
のんびりした田舎暮らしは誰かの幻想かな。
それでもゆっくりのんびりは事実かな。

日々、自然。
日々、家族。
日々、写真。

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