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入院時サマリーを介した医師と薬剤師の連携

昨日、担当患者さんが原因不明の発熱症状で入院されたため入院先の薬剤部宛にサマリーを送付しました。
タイムリーな内容のため、今は詳しい内容についてはサークル限定で共有しています。
今日、入院先のご担当医の先生から電話で問い合わせをいただきました。

医師「●●(疾病)と書いてくれていますが、それについて全然把握していないです。詳細を教えてもらえますか。」
僕「以前××病院で指摘されておりますが、ご本人及びご家族のご意向で精査はされていません。あくまで●●疑いということです。おそらくそれが不明熱や掻痒感の原因と考え、対症療法的に内服を継続しており、症状が再燃した際には外用剤を併用して寛解をみています。」
医師「なるほど。あくまで疑いということなんですね。おそらく●●というより、△△(疾患)によるものなんじゃないかなぁと考えています。検査したところ~」

僕の書いた所見や薬学的評価に対して、医師による医学的評価がレスポンスされた形です。
普段、往診医と交わしているようなやり取りが入院先医療機関の医師と交わせたこと、それが患者さんの入院治療に役立つであろうことがめちゃくちゃ嬉しかったです。

●●による熱なのか、△△による熱なのか、あるいは両方なのか、はたまた全く別の要因があるのか。より的確な診断に繋がったのではないかなぁと妄想しています笑

これは僕が目指している地域連携の理想形のひとつです。服薬後のフォローが在宅時だけでなく、入退院時まで続く。服薬後のフォローが 患者さんのおうちを飛び出して、地域へ。

挑戦し続けていればきっと患者さんのためになると信じて取り組んでいますが、またひとつ形にできました。

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ありがとうございました😊

いつも読んでくださりありがとうごさいます。みなさんが読んでくださることが活力になっています。