死刑
また、とんでもない夢を見た。
すでに耄碌してボケてる母が、無実の罪を着せられて死刑判決を受けて、冷たいコンクリの壁の向こうに収監されていく。
俺は母を救えなかったという後悔で、激しく咽び泣いている。
弟とトボトボと帰る道すがら、母はすでにボケて何もわからなくなってるから、例え、吊るされようとも恐怖を感じないはずだ、と自分を慰めている…。
と、麻痺の右脚の指がピンッと攣って起きる。イテテテ。
そもそも夢って悪夢であり、とんでもないものなんだな。
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。