【アニメ】「銀河鉄道999」

アニメ映画「銀河鉄道999」(1979年、りんたろう監督)。

監修が市川崑だって、へー。

昔々、東京・祖師ヶ谷大蔵の四畳半一間の部屋に下宿してた浪人生の頃、近くの古本屋で、コミックス全巻を買って、面白くて勉強そっちのけで貪り読んだ999。

映画はやっぱり子供向けだったなぁ。ゴダイゴのテーマ曲は懐かしいけど。コミックスと違って、星野鉄郎(10歳)がイケメンの男の子になってるんだよなぁ。

松本零士先生らしい男の子の成長と闘いとロマンとナルシズムのファンタジー物語。ジジイになった今は、“男はこうあらねばならない”というヒロイズムがとてもイタく感じてしまう。昔々だったら酔えたけど。

要は、“命は限られてるからこそ、人生を輝かせることができる”ので、永遠に生きられる機械の身体なんていらない、ということだ。

母を“人間狩り”で殺して剥製にした「機械伯爵」への復習がメインだ。お馴染みのハーロック、エメラルダス、トチローが助ける。

ラスト、タダで機械の身体をくれるアンドロメダ星とメーテルの正体が明らかになるけど、こんなんだったっけ??

男は強くて女を守るもの、女は旅立つ男を待つという昭和のセッティングは非難されるかも。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。