夜も深まり、刃は研ぎ終わらず・・・
そう、大工修行中なのですが、大工と言えば道具。
そして道具を使うという事は、刃を研ぐ必要が出てくるわけですが、建築系の専門学校を卒業してはや5年。まったくと言っていいほど刃物から離れていたため、久々の研ぎがあまりにも酷い&時間がかかる。
という事で、今日も来週に向けて早めに研いでいたのですが、うまくいかず、試してみたことがことごとく失敗し、研ぎなおしの繰り返し・・・。
学生時代に、図面の課題を終えた後に、翌日の実習に向けて夜なべして研いでいたことを思い出していました。そしてそんな時にセットしておいたアラームがけたたましくなり、noteを書く時間だぞと僕はパソコンに向かってこの記事を書いているわけであります。
そうそう、道具と言えば親方がこんなことを言っていた、
「今日もありがとう、明日もよろしくな。」
と気持ちを込めて手入れしてあげれば、必ず応えてくれる。
だから何の道具だろうと丁寧に扱って、手入れを行るな。という教えでした。
根性論や気持ちの問題でしょと言われればそこまでですが、僕はこの手の考え方は結構好きで、要は自分の気持ちが整ったり乗ったりすることであればいいんじゃないかなと思っています。
もちろん道具においては、手入れをすることで異変等に気付いてけがの予防に繋がったりもするので、そもそも大切なことではあるとは思いますが、その次にあるのが「自分なりの気持ちの整え方」なのかななんて、修行の身で思ったわけでございます。
さーて、中途半端にならないようにもうひと踏ん張りで研ぎましょう。
整いますように。
ともですっ、最後までご覧頂き本当にありがとうございます^^