#pmconfjp 2019 に参加して整理した "私の頭の中" -前任のスーパーPOから引き継いだ私の苦悩-
本記事はプロダクトマネージャーカンファレンス2019参加レポートです。
前回までの記事も併せてお楽しみください。
今回でひとまず最終回とし、私が感じた事・今の感情・気づき等をまとめておきたいと思います。
前回の記事はこちら
Twitter モーメント にまとめた一連のつぶやき
モーメントの書き出し
1人のスーパーPMへの幻想は無くすべき。
プロダクトマネージャーが全てを行うことは不可能だと思う。経験してみて分かるが正直しんどい。だが今はこのフェーズで出来る多くの事を経験・実体験する。ということ。が非常に大事だと思う。
#pmconfjp に参加して整理した私の頭の中 -つづく-
前任のスーパーPOから引き継いだPOである私の苦悩
詳しくはモーメントをみてもらえればと思うが、前任者が守備範囲広く、なんでも出来るPOであり、事業ドメインにも精通しており、技術にも、あかるい。
そんなチームが絶大なる信頼をおいている方。だったこともあり...
3ヶ月のうちに(8月からジョイン)
「彼のようにならなくちゃ」
「彼のスキルに追いつかなくちゃ」
と思ってもがこうとしていた。そんな頃私は...
アジャイルで進んでいくこのプロダクト開発において、「あ、このスピードで意思決定していくのに、自分がスキルを磨いて短期間で彼のようになるなんて到底無理だ。彼にはなれない。」
と思った。そして自分へこう問いかけた。
「自分への問い」私は彼になりたいのか?
こたえはNoだ。
彼のようになりたい部分はある。
ただ、私は彼のコピーロボットになりたい訳ではない。
自分の良さをのばしていきながら、与えられた役割を全うしたい。
自身が携わるプロダクトを成長に導いていきたい。
ただ、それだけだ。
まずやったこと:役割の委譲
権限の委譲と言ってしまうと、なんかしっくりこなかったので役割の委譲
としてみる
これをまずやった。正式にはやろうとしている。
今もこれをやり続けているということだ。
チームが感じているそれPOの仕事でしょ?POでも出来るでしょ?と思っているお仕事でも、自分たちでやってもいいよね。むしろやった方がいいよね。と徐々に渡していく。
どんどんチームに任せていく事で、自立的な組織を目指したいと思う。
ただ、これは気をつけないと、ちょいちょい反発を生むので、伝え方だったり、Why? の部分をしっかり明確にしておかねばならいから注意が必要だ。ただ、手を抜きたいだけ。楽したいだけ。と思われては一気に崩れ落ちる。
愛あるコミュニケーション:対話
信頼すること。信頼をして愛とリスペクトの意を示すことは重要だ。
心から思える事、心から思っている事を思っているだけでは無く、恥ずかしげも無く伝えること。
感謝を伝えること。
これを照れなく、出来るようになりたい。
信頼を得られるかどうかが「カギ」
やはり、途中からPOになったので、比べられるのは仕方が無い。
なぜこの人が意思決定するのか?
そう思われたら、なかなか難しい...。
組織に Joinしたばかりで、まだまだ出来る事が少ないかもしれないが、自分が出来る範囲の事や得意な分野でコツコツと実積を出す。認めてもらう。
そうして少しずつ貯った信頼貯金がチームが動いてくれる原動力になるんだなぁ。と思ったのでここに記して今日の note は終わりにします。
また、一連の #pmconfjp 関連の note に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この投稿で 私と出会った方 は 上記のマガジンで遡ってもらえたら。
今後も、実体験や講演、書籍等を通じて感じた事を発信していこうと思いますので、駆け出しのPdM、PO系のキャリアの人、是非仲良くしていければと思います。
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