tomohiromiyasakaのノート

2009年から11年間にわたりファンドを運営、スタートアップ投資。リーマン~現在まで大…

tomohiromiyasakaのノート

2009年から11年間にわたりファンドを運営、スタートアップ投資。リーマン~現在まで大成功・大失敗事例を見てきました。IPOした投資先:Sansan/Mercari/Chatwork/MoneyFoward/Raksul/Uzabase/Lancers/CChannel(順不同)

最近の記事

最近の活動

本日開示がでましたが、新たに丸井グループのアドバイザーに選任頂きました。 https://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/21_0817/21_0817_1.pdf 丸井グループは、2026年までに共創投資額を現在の223億から430億までの拡大を予定されています(詳細は以下P47、全部BSから)投資先には、個別企業に加え、ファンドへのLP出資も含まれています(ご興味ある方メッセくださいませ) https://www.0101

    • ここ一番の投資機会を見逃したシリーズ

      10年以上スタートアップへの投資をしておりますが、その歴史の中で投資機会を見逃したシリーズ。 これまでの投資先をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。今は、一緒に会社作ろう!という本当にゼロイチから、1000億超えるレイターステージの会社までフルステージ投資してます。 日常の中で判断を色々しますけども、自分でも気が付かない罠に陥ってしまっているかも。自己反省を踏まえて。マニアックそうだけど。 ちなみに、以下の全部受け入れると「何でもOK!」状態になってしまうので、陥りやすい

      • 保守的・悲観的になるのは簡単で、大事なのは「その中でどう勝つ施策を見出すか」。何もないのに効率化しても縮小均衡になるだけだから注意という話。

        巷で行われているwithコロナの経営の対応方々で言われていることですが、コロナは会社が戦っていた前提条件を変えてしまいました。いわゆるスタートアップについても多くの会社にとってその影響は当然甚大で、また事業規模が大きくないほど直撃します。風が吹けば吹っ飛んでしまうからです。 こんなとき、スタートアップ関係者の皆さんは、事業計画を見直しに走ります。売上を保守的に見よう、コストを圧縮しよう、資金繰り大丈夫か、、、と点検を始めます。 これ自体は正しいことなのですが、色々な会社を

        • 変化局面にこそ、取締役会・株主の最大の活用をしつつ、経営を強くするという視点

          連日、新型コロナのニュースに溢れ、世界が対応に追われています。この環境で企業活動も大きく前提条件が変わりました。 僕が関わるスタートアップ業界でもこの影響は甚大で、今までの前提が全て変わり、財務体力や事業の安定性がまだ確立されていない段階の会社では、生きるか死ぬかの戦いを迫られる状況となっています。 形骸化した取締役会になっていないか そんな中で、感じたことがあります。健全な会社と非健全な会社の違いといっても良いと思いますが、取締役会がどの程度ワークしているかという視点で

          現在進行形で、ほんとに危ない資金調達失敗シナリオ(特にシリーズBまで)

          コロナを発端として、未曾有の経済危機に直面しています。株式市場もかなりの大荒れであることは皆さんご存知の通リだと思いますが、これは未上場市場も同様です。同時並行で、かつこれからも大きな動きがあると思いますが、最近起きていることを共有までに。皆さんも事前に準備して臨みましょう。 今起きていることシードからシリーズB(くらいまでかな?)のステージにいる会社で、既存投資家が追加の出資を見送るという状況が出ています。これは色々な状況があると思いますが、 ①ファンドのメインスコープ

          現在進行形で、ほんとに危ない資金調達失敗シナリオ(特にシリーズBまで)