感謝。北海道イエロースターズを北海道を愛する急成長企業にM&Aしました。
この度、僕が経営する男子プロバレーボールチーム「北海道イエロースターズ」の更なる成長に向け、北海道の急成長企業(創業10年で売上135億円)の武ダGEAD株式会社にグループインする運びとなりました。
改めてこれまで5年間、大学を休学してチームを再生するという無謀な挑戦を支えてくださった皆様にはこの場を借りて御礼を申し上げます。
また急成長するチームの変化の中で戦い抜いてくださった選手、監督、スタッフの皆さんはもちろん、NPO時代からコロナ禍を経て苦しい時もチームの将来を信じて応援してくださったパートナー企業様、ファンの方々、地域の関係者の皆様の存在無くしてイエロースターズが今日を迎えることは出来ませんでした。本当にありがとうございました。これまで僕の無謀な挑戦を支えてくれた家族にもこの場を借りてお礼を伝えたいです。ありがとう。
5年前、無名のアマチュアチームであったイエスタが北海道の新しいプロチームの仲間入りをすることができ、多くの方々の想いが繋がり、北海道のこれからを担う企業にバトンを渡すことが出来たことを心から嬉しく思うと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。昨シーズンV2リーグで優勝を果たすことができ、選手の方々に胴上げしていただいた瞬間は僕の人生の宝物になりました。
今、世の中では確実にバレーボールブームに火がつき始めています。リーグもその波に乗るように改革が進んでおり、今シーズンのVリーグ初代王者になることはもちろんイエロースターズはいずれこの波の先頭に立つチームになると確信しています。
イエスタの躍進はこれからが本番です。今回のM&Aはチームが日本を代表するチームになるための大きな一歩であり、リーグ改革に向け飛躍のスタート地点にようやく辿り着いた記念すべき日だと感じています。
今後は立場を変えてイエスタの目標実現に向けて全力で協力していけたらと思いますので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
今回のM&Aの背景など気になっている方も多いと思いますのでチームの節目であり、僕の人生の節目でもありますので、これまでどういう思いでチームを経営してきたか、そして今回どうしてM&Aに至ったのかを書きたいと思います。長くなりますが是非多くのスポーツ関係者の方々、そしてこれから起業を目指す学生にも読んでいただけたら嬉しいです。
※ここからはあくまで僕の個人的な見解でありチームの公式の見解では無いことをご了承の上で1人の人間の人生としてこんな人もいるんだなーと思ってもらえたら幸いです。
まず初めに、少し長くなりますがこれまでチームを経営してきた想いをお話させていただきます。
22歳 なぜ学生がスポーツチームの社長になったのか
ある日のこと「バレーボールチームの社長やってみる?」この一言から僕の社会人キャリアがスタートしました。
当時、大学3年生だった僕は、元プロバレーボール選手と一緒にスポーツトレーナーのキャリア支援をする会社を経営していました。その活動をする中で将来スポーツチームの経営を変え、スポーツに関わる選手やスタッフが稼げるチームを創りたいと考えていたことがきっかけでオファーをいただくことができ、その場で「はい、やります」と引き受けました。
僕の父親はサッカーの日本代表のスポーツトレーナーをしていて、世界を股にかけて戦う父の姿は今でも目に焼き付いています。いつか自分も世界を股にかけて日本を代表する人になりたいという思いをずっと持っていた一方で、夢があってキラキラした側面とは裏腹に"スポーツ業界で働く人はボランティアに近い状況で、お金はないというのが常識だ"という現実にモヤモヤしていました。「人々の夢を創れる仕事が稼げないのはおかしい」純粋な気持ちでスポーツ業界に飛び込みました。
今でもスポーツチームの社長をしていると言うとスポーツビジネスは難しい、もっと儲かる選択肢は沢山あるのに、と言われることも少なくは無いですが自分の心の奥底にある信念に従って20代をかけてチームの社長をやるという選択をしたことを心から良かったと思っています。
23歳 社会の洗礼を受ける。最初は全く相手にされなかった
2019年7月。僕は三重県出身で、サッカー少年。札幌のバレーボールチームの社長という立場で縁もゆかりもない場所に降り立ちました。
初めて練習場の体育館に行った時、選手はほぼ全員年上、バレーの練習生が来たのかな?という雰囲気の中、社長として紹介されました。
当時はまだ実質的な権限は何もなかったので23歳の若者に何ができるんだという空気をグサグサと感じながら(笑)、毎月送られてくる100万円以上の請求書を死ぬ気で稼いで払い続ける日々が半年続きました。僕は社会人経験がなかったのでこれが社会の厳しさか、と思いとにかく地域の人から信頼されようとドブ板営業と商店街でビラ配り、ポスター貼りをしまくりました。おかげさまでビラ配りは本当に得意です笑 ちなみにフランチャイズのコンビニは直営とは違いポスターを意外と貼ってくれることを学びました笑
24歳で5000万円の融資、コロナ禍の苦境の中、地元企業の方々が想いを繋いでくださった。
社長に就任して1年が経ってから経営状況の全貌がやっと明らかになりました。僕が社長に就任した時は資金は数十万円しかなく、スポンサーの売上はほぼ0円、ロゴだけ載せてほぼお金はいただいていない状況だったのです。
当初一年間でかかると言われていた費用は700万円。しかし終わってみれば2200万円かかっていました。今思うと地域のスポーツチームではよくある状況だと冷静に見れますが、当時の僕には相当ショッキングだったのを覚えています。「このままやり続けてもジリ貧で潰れる。」何より請求書の千本ノックで死んでしまう。
そう思った僕は、銀行に融資を受けにいき2000万円を借り、自分が全責任を取るので経営を任せて欲しいと伝えました。そこで初めて、リスクを取ることで信頼を得られるということを実感しました。
しかし、現実は残酷で融資を受けてすぐコロナが流行り、興行収入、スポンサー共に壊滅的に売上を上げることが難しくなりました。そのため追加で3000万円を借り、大きなリスクとなんとしてもチームを存続させるという強い気持ちで日々挑戦を続けました。この当時はスポーツ業界に限らず日本全体が本当に厳しい状況で、そんな中でも地元企業の方々に将来を信じてスポンサーをしていただけたことに心から感謝をしています。苦しい時に助けていただいた方々への恩返しを今後の人生でしっかりと果たしていきたいと思います。
26歳。長年のライバルに初勝利し、号泣。スポーツは人生を豊かにすると確信。
イエロースターズを経営していて、特に印象深かったシーンは北海道のライバルチームであるヴォレアス北海道さんに公式戦で初勝利したことでした。
Vリーグ参入当初は瞬殺されるほど力の差があり、何度やっても絶対に勝てなかったライバルにホームゲームで過去最多観客動員数の中、初勝利が出来ました。この時、優勝したかのように喜んで涙したことは一生忘れません。
大人になると仕事で嬉し泣きをすることは滅多にないと思います。やっぱりスポーツは筋書きのないドラマであり、人生にかけがえのない瞬間を与えてくれる。そう確信できた瞬間でした。本当に死闘を勝ち抜いてくれた選手、監督、スタッフの皆さん、そして会場の雰囲気を作ってくれたファンの皆さんありがとうございまいた。
27歳。売上と認知度が急成長し、チームも日本一に
コロナが明け、地域からの信頼が少しずつついてきていました。そして4年目で売上が初年度の40倍になり、選手の努力も重なりV3リーグ最下位争いだったチームが、V2リーグで優勝することが出来ました。
この年はチームの認知度が飛躍した年でもありました。日本一のクリエイティブディレクターであるファーストオーダーの岡田さんの協力のもとチームをリブランディングし、どんぐりさんをはじめとして地元の9人の有力経営者の方々にチームの役員になっていただきました。皆様の信頼をお借りできたおかげでスポンサー金額も急成長しました。役員の皆様、本当にまだ何者でもないチームを信頼面、経済面で支えていただき本当にありがとうございました。
今回のM&A後も皆様が株主として残ってくださり引き続き、チームの成長を応援いただけることを心より感謝申し上げます。
また、リーグの優勝の陰の立役者はGMの小高さんだと思っています。スポーツ業界未経験からイエスタの激変する社内環境の中で選手と向き合い、チームを強化し優勝に導いていただき本当に感謝しています。
個人的なことですが2019年に5年で日本一になると新聞で宣言したので、2部リーグでしたが日本一になれたことは素直に嬉しかったです。
こうした背景の中、本当に多くの方に助けられて5年間チームを経営してきました。ここからは今回のM&Aの背景についてお話しさせていただきます。
掲げた目標を実現するためのM&A
僕の中で、北海道の企業にバトンを渡すことは3年ほど前から模索しており、今回決意した理由は北海道イエロースターズで掲げた目標を達成するためです。10年で北海道にスーパーシティを創る。5年前、V3リーグ最下位争いのチームが、5年で日本一になり、10年で北海道に街を創るという壮大な目標を掲げました。
そうした目標を掲げたのには理由があります。スポーツチームの経営をしていて僕の中には沸々と感じるものがありました。それは「地方経済の衰退」への悔しさです。僕自身が人口7000人の町出身であり、東芝の繁栄の上に成り立っていた町が外資に買収されて雇用がなくなり若者が流出して衰退するのを見てきたことと重なるのも大きいですが、スポーツチームの社長は多くの企業と応援という感情面で繋がるため企業の社長の本音を聞く機会が多く、スポンサー営業をしていると地方企業の業績の厳しさを強く実感しました。「うちは儲かってないから」「昔と違って厳しい時代だから」「若い人が出ていっちゃうから」「新しいことにお金使えなくて」とスポンサーを断られることが本当に多くありました。
その度に、生活必需品ではないスポーツチームは地域経済が潤って初めて存在しているということ、地域に生かされているといことを痛感しました。
そんな中で、スポーツチームの役割は何かと考えた時に、原点であるスポーツを起点とした地域経済の活性化、ひいては街づくりに挑戦していくことがチームが地域と共に長期的に成長していく唯一の方法だと気づきました。
まさに「スポーツチーム経営とは街づくりである」そう考えた時に、本気で街を創るとなると、数千億のお金が必要で、一つのチームの力では到底実現できない、日本のトップ企業や国と本気で渡り合える力が必要であり、経営をすればするほど今のままでは目標に到達できないということを痛感していました。
チームの社長という立場だけでは目標の実現が難しく、東京や海外から資金や人材を地域に持ってくる仕組みを作ることをしなければ、いずれスポーツチームの存続すら厳しくなるという強い危機感を感じていました。そしてそれは日本最年少でスポーツチームの社長という立場を与えていただいた僕の使命であるとも感じました。
そこでチームの外に出てチームを応援する立場に回ろうという思いが芽生え始めました。
スポーツを応援する数千億規模の財団をつくりスポーツチームを経済的に支援する立場に回ること、数百万人のコミュニティを作り地域を活性化する人材が集まり事業を生み出す仕組みを作ること、そして、スポーツチームの価値を高め、高いコンテンツ力で外貨を稼ぎその価値を社会に還元する仕組みをつくること。そうした仕組みを作り、地域のチームとタッグを組むことによってより早く、大きく、目標を実現できるのでは無いかと考えるようになりました。
そうした思いを強く持つ中で、数年前からこのビジョンに共感し、チームを託し、北海道、そして日本の未来のためにタッグを組める企業を探していました。
今回のM&AがVリーグ改革の追い風になることを祈って
バレーボールリーグは未だかつてない人気を背景に、世界最高峰のリーグ、つまり野球で言うメジャーリーグを日本に作るべく大改革を進めています。
改革のポイントは、ガバナンスと財務基盤です。つまりこれまでより公共性を高くオープンにしてくださいということと、ビジネスとして数億円をしっかりと稼いでくださいということです。
JリーグやBリーグがビジネス化して成功してきたように、ついにバレーボールも一気にビジネス化が進みます。こうした、環境下ではJリーグ、Bリーグもこれまでスポーツ業界に参入していなかったメルカリやMIXIなど急成長企業がビジネスとしてオーナーに参入しはじめ、業界全体が成長してきました。まさにSVリーグ、Vリーグはこれからそうした時代に突入していきます。そうした流れの中で、今回の武ダGEADさんのバレー業界への参入が業界全体の流れを変える追い風になると信じております。
武田社長との出会い
武田社長に最初にお会いしたのは3年前のことです、チームが廃校利用を検討していた際にご紹介をいただき図面を書いていただいたことがきっかけでした。第一印象から誠実さとビジョンの大きさが伝わってくる方で、「人づくり」「街づくり」というビジョンを掲げて北海道のために尽力されている方でした。この時にいつか武田さんと一緒に仕事ができたらと感じたことを強く覚えています。そこから時を経て、改めてご縁をいただき再会した際に、武ダGEADさんのビジョンが僕の想いと重なり、本格的にイエスタの親会社になっていただくことを検討していただきました。
武ダGEAD株式会社はM&Aをして売り抜けるというような会社ではなく、グループの仲間になった企業をスター企業に育てることができる経営のプロ集団です。また1000億企業になるという大きな視座で日本を代表する企業を目指されています。こうした企業がイエロースターズを保有することでチームの成長はもちろんのこと、武ダさんのグループ会社全体がイエロースターズとの相乗効果で成長していくことで北海道経済にとって本当に大きな経済効果があると思いました。また武田さんご自身もスポーツ愛好家のお一人であり、チームへの愛情や北海道への愛情が人一倍強いお人柄が何よりも今回のM&Aの決め手となりました。
武田社長そして武ダGEADグループの皆様に改めてこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。そしてこれからも末長くよろしくお願いいたします。
多くの大恩人に感謝。「もうダメだ」と思ってからのあと一歩が人生を変える。
これまで僕が経営者としてイエスタに出来たことはなんだっただろうと振り返った時に本当に助けられてばかりで経営者らしいことは出来ていなかったと思います。最後にそんな僕を信頼してこれまで大変な中でチームを救ってくださり想いのバトンを繋いでくださった方々にこの場を借りて御礼をお伝えできればと思います。
まずはチームの経営に誘っていただき一年目に自腹で遠征費を出して救ってくださった大木さん。チームの監督の人件費が出せないとお願いし2年目のメインスポンサーになってくださったペンギンベーカリーの長谷川さん。これまでどこにもスポンサーをしていなかったのに会社を上げて全面支援してくださった札幌のソウルフード「どんぐり」の野尻さん。いつも客観的な立場でまだまだ未熟で荒削りな僕を守ってくださりスポンサーとして支援してくださった35工務店の田中さん。子育てとの両立が大変な中、夫婦でイエスタの運営に尽力してくださった平野夫妻。今回のM&Aに多大なるお力をお貸しいただいたネオキャリアの西澤さん。そして、イエスタのこれまでの歴史や想いを繋いでくださり経営を引き継いでくださった武田さん。また、スポーツネーションの株主でありイエスタの経営を陰で全面的に支え続けてくださった僕の人生の師である国本さん。同じく危機的状況で出資してくださり10兆円企業の景色を見せて僕の視座を引き上げてくださったKDDI創業者の千本さん。
この中の誰か1人でも首を縦に振ってくれなかったら、今のイエスタの未来は大きく変わっていたと思います。
チームの社長になった当初は、今月チームが潰れます、明日1000万円入金されないと終わります。そんなことは片手で収まらないほどありました。その度に脳みそが千切れるほど考え、行動し、生き延び、進化する。そんな日々の繰り返しでした。そうした経験の中で気づいたことが二つあります。それは「常に誠実に物事に正面から向き合うこと」「もう終わった。。そう思ってから一歩踏み出す勇気が人生を変えること」です。
目標は高く掲げ、常に自分にも相手にも嘘をつかず、数字という現実に向き合い、キチンと結果を振り返り、会社を守るためには目の前の人に言いにくいことも伝え、失敗したら謝る。そうした生き方をしていると困った時にも後ろめたさを持たずに胸を張って前に進むことが出来ます。ゼロイチで起業をすると、もう終わったという瞬間は必ず訪れると思います。そうした時に、頼れる人がいるかが人生の分かれ目なんだと思います。ただ、努力をせず、諦めている人に手を差し伸べてくれるほど経営は甘くないというのも事実です。もう終わったと誰もが思うような場面でも諦めずに死ぬほど辛い思いを飲み込んで助けて下さいと言えるかどうか。この勇気を持つことが出来たことは僕の人生において大きな大きな一歩であり、チームのために自分が唯一できたことかなと思っています。
僕のこれから。挑戦と失敗から生まれたスポーツベンチャー
ここまで書いてきた様にイエロースターズを経営していく中で多くの困難と学びを経験してきました。そしてその全てを受け止めて成長してきた会社が2020年に創業し、裏側でイエスタの経営を経済面、人材面で支えてきた株式会社スポーツネーションです。
スポーツネーションはスポーツを起点とした街づくりの仕組みを作っている会社です。当然ですが街づくりは小さなベンチャー企業が取り組むような規模と難易度の事業ではありません。
選択と集中をして一つのプロダクトで急成長するようなソフトウェアの会社とは真逆で、異なる事業を同時にマネジメントし膨大な関係者を調整して成長させていかなければならない、いわば超高難度の総合格闘技です。ただ、だからこそ人生をかけて取り組むやりがいのある仕事だと思っています。
また、スポーツチーム経営も法人営業、エンタメ事業、商品開発販売事業、個人向けファンクラブ事業、メディアプロモーション事業、スクール事業、チーム強化事業といった複数事業を同時に行う必要がある総合格闘技であり、これまで5年間で僕たちが培ってきた自力があるからこそチャレンジできる唯一無二の領域だと思っています。
今後はスポーツネーションの代表として、イエスタがこれからも成長していくため全力で支援していけたらと思います。
スポーツには可能性しかない。国策で急成長する業界。
スポーツ業界は悪い見方をすれば、閉鎖的でビジネス化が遅れている業界ですが、良い見方をすると圧倒的なブルーオーシャンです。
まだまだビジネスの商習慣は浸透していませんし、資本家も参入しておらず、ビジネス未開の業界の一つです。近年はスポーツビジネスという言葉が聞かれるようになり、Bリーグを始めとして急成長する企業がスポーツチームのオーナーになり、スタジアム・アリーナ改革の後押しを受けてまちづくりを主導していく流れが出始めています。この動きの発端は、スポーツが国策で成長産業に位置付けられているからに他なりません。人口減少で成長産業がほとんどない日本において、スポーツビジネスは明確な成長産業であり規模も15兆円を目指す一大産業なのです。
次は30年先の未来を創りにいく
現役東大生でスポーツチームのオーナー社長。ありがたいことに、過去に前例のない世界に1人だけの職業だったと思います。
これまでこの肩書きの信用に下駄を履かせていただき多くの経験をさせていただきました。
東大を卒業する。スポーツチームのオーナーを辞める。と言うと、「勿体無いね」と言われることは多いですが、起業した時から変わらず、日本そして世界にスポーツを起点としたまちづくりをしていくこと。応援する力で世界をより良くすること。それを実現するために常に自分を厳しい環境に置き、成長環境の中で新しい価値を生み出していく。そうした人生にすごくワクワクしています。
これからはスポーツを起点に日本中、世界中で街づくりの基盤となる仕組みを作っていきます。10年、20年、30年とかかる途方もない挑戦だと思いますが確かな手応えを持っています。そのための心強い仲間もいます。
まだ詳細は公開できないのですが10月後半に一つこれからの一歩目となる発表をさせていただきますので是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。
長くなりましたが、これからも三木智弘はスポーツネーションの代表として「応援する力を経済に還元しよう」というミッションを掲げスポーツで国づくりをしていきますので皆様引き続きワクワクする人生をご一緒できますと幸いです。
以上。