見出し画像

8ヶ月は、子育ての新たなステージの入口

長らく更新を滞らせてしまいました。
10月と11月、怒涛の2か月間を過ごした気がします。

妻の仕事復帰を目指し、10月から息子が保育園に通い始めました。
慣らし保育初日。たった1時間とはいえ、妻があずけて離れる時からお迎えまで一度も泣かなかったらしいと聞いたときは、「うちの子すごーい!」って思いましたし、2時間になった2日目も全く泣かなかったとの報告には、「こやつ大物なのか!」って思いと、「親として認識されてる?」って一抹の不安とがあい混ぜになりましたが笑、明るく素敵な保育士の皆さんのおかげでこれまでどうやら穏やかに園生活を送っている様子です。

妻はフルタイムの仕事ではないので、園に行くのは週3日ほどのことなのですが、同じくらいの月齢あるいは少し年上の子どもたちとの関わりって、とても大きな刺激なのでしょう。保育園に行きだしてから、できることが一気に増えました。

「バイバイ」というと、手を振ったり
名前を呼ぶと「はーい」とばかりに手を挙げたり
ずりばいが上手になって、家じゅうをはいずりまわったり
そのうつ伏せの姿勢から、体勢を整えて座ったり
両手を前に突き出して、抱っこをせがんだり
我々のまねをして、手をぱちぱち合わせて拍手したり……
そしてついにこの数日、ベビーベッドの柵をつかってのつかまり立ちを、完全にマスターしました。

はじめての瞬間、瞬間をしっかり記録して、記憶したいのに、目まぐるしい成長に、正直ついていけていません。仕事に行って、帰ってきたら、また何か新しいことができるようになっていた。それくらいのスピード感です。

「目が離せない」って、もっと歩き回るようになってからの段階かと思っていたのですが、気付けばそこらじゅう大冒険して、電気コードだとか、落ちている埃だとかを手あたり次第触って舐めてしている息子からは、正にもう目を離すことができません。

画像1

アメリカの両親教育センター所長で、乳幼児教育や発達心理学の研究を進めたホワイト博士は、生まれてから3歳までを7つの発達段階に分けていて、そのうちの第五期に8ヶ月~14ヶ月をあてています。大体8ヶ月ごろには基本的な五感、すなわち発達の"土台"が完成して、動きにも調和が現れてくると言います。
それは私の実感としても納得のいくところで、耳で聞く大人の言葉に反応して息子が声を出したり、身体を動かしたりと、なんとなく意思疎通がとれているような喜びをひときわ感じられるようになったのがこの2か月ほどのような気がするのです。

それと同時に「8ヶ月から先は子育ての大変さを実感することになる時期」「子育てにおいての新たなステージの入口」でもあるようで、その側面も妙にリアルに感じ始めています。まさに8ヶ月で保育園に入った息子が、刺激を受けてどんどん出来ることを増やしていくのも、我々がそれについていくのに必死なのも、発達過程からいえば当然のことなのかもしれません。

どうやら、楽しくも大変なステージに足を踏み入れたところみたいで、次は何が待っているのか、ドキドキワクワク。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?