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毎日袖を通す洋服の存在を再定義。地域資源で染めた布で作った洋服を直接お届けにいきたい!

※こちらの記事は「noteクリエイターサポートプログラム」の応募も兼ねて
書いたものとなります。

9月でつねづね受注製造を直接お客様から受付していたわたしのブランドも一旦受注をやめることにした。それは、10年以上自社製造してきた洋服をこれからも大切に作り、お届けしていきたいとおもったからだ。


今のステップと共感と。

そんなデザインから製造,カタログ製作のディレクションまで自社で行うブランド Sjunde himlen.  。

北海道十勝のオーガニックパン屋さんのお庭を借りて撮影した2021collection



新しい段階へと入っていくところでクリエイターの創作を後押しするnoteクリエイターサポートプログラム」の記事が目に飛び込んだ。


noteのミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」。「そのなかで大きな課題に感じているのが、「はじめる」「続ける」に関するさまざまな壁の存在です。たとえば、やりたいことはあっても、活動資金が足りない、場所がない、仲間が足りない、知ってもらう手段がわからない……など。」

https://note.com/info/n/n446b9cbafa52
より

うん、うん、そうです!!そうなんです!!
と、大共感と、このミッションを読んだだけでもありがたいな〜という気持ち満点に。

私自身、ブランドとして事業を立ち上げて8年。
補助金の活用や住む町からの支援、周りの方の後押しあってここまで進んできましたが、ほんとにワンステージ上がろうとするたびにネックになるのは資金の問題。
かといってたくさんお金を持っていれば夢が叶う!なんでもできる!というわけでもないとおもっているから、大切なことを選びながらやれることからこつこつと努力しながらここまで進んできたわけだけども、noteのミッション、そして今回 のnoteクリエーターサポートプログラムに大変共感を持ち、今一度私が次やりたいことを見つめ公開で応募してみることにしたのであります。


長く楽しめる服を北海道を飛び出してお届けしにいきたい。

帯広 街中で撮影した2022colletion


ブランドをはじめて10年。
また、事業として運営し始めてから8年が経ち、その時のテーマに合わせ地元で撮影。そして展示会を年に一回開きたくさんの方に服をお届けしてきましたが、「この地域でつくること」を続けて繋がりもでき、次の新しい挑戦をスタートしようとしています。

その1つが、廃棄される玉ねぎの皮から染めた生地でつくる洋服達。現在サンプル用に麻、綿麻素材を初めて染めてもらっている段階の写真がこちら。

わたしの住む北海道道東にあたる帯広は、十勝19市町村と呼ばれ、農業、酪農が盛んな市町村が集まっていて、そんな十勝の食料自給率がカロリーベースで1339%!という地域になります。そんなライフスタイルを支える食の生産がメインな地域ですが、
最近では間伐された木材を生かした木工クラフト、また、駆除されるだけだった鹿の皮をつかった鹿革レザーワークなど、地域資源を活かしクリエイティブな活動をされる方も増えてきています。
そのなかでも『廃棄されるものを使って生地を染めていく』をコンセプトに立ち上がったブランドnosameとの出会いで長年オリジナルの生地で製作をしていきたいとおもっていた私のクリエイションに新たな可能性を感じ動き始めました。
「美しい色で染め上がる、一点一点同じものはできあがらない染めた生地でつくる洋服たちをより多くの方へお届けする」を次のアクションとして計画し動き始めています。


支援して欲しい活動内容

秋の花が咲き始めるガーデン

・今回支援して欲しい活動内容は、そんな新たな挑戦で作った、自社製造のお洋服の展示会を長野県で行う支援です。

なぜ長野県か?というと、
ここ1年で取材や撮影を通し出会った方々が偶然長野県にゆかりのある方ばかりで。
モデルさんの出身地が長野県だったり、道東出身で取材の撮影をしてくれた方が現在長野にも拠点を持つ、暮らしの手帳でも素敵な写真の連載をしている砺波周平さんだったり!素敵な方との出会いを通して、
「北海道を飛び出して展示会をまずやるのは長野県だ!」と今強く感じされてくれているのであるからです。そして何より昔から一度足を運んでみたいと感じている土地の一つが長野県です。

9月に発売になった1000人の理想が載る.doto ビジョンブック
砺波周平さんに撮影していただいた写真の載った掲載ページ。撮影日もとても気さくに服や家族についてお話してくれとても盛り上がり、ぜひ長野県で展示会しましょう!と会話を交わした思い出も。


・支援してほしい活動の時期や期限
■2022年11月〜2023年6月
2022年内に撮影、カタログ作成、2023年で展示会企画、
2023年4月か、5月に展示会を計画したいとおもっています。

今まで北海道内4ヶ所巡っての展示会など自主企画の展示会を行ってきました。北海道を飛び出して新しい地域での展示会は初めてとなります!この挑戦はまず、興味を持って会場に足を運んでいただくこともかなり高いハードルなので活動の告知のサポートもしていただけると嬉しいです!
また、イベントスペース「note place」で、こちらの活動報告写真展&洋服展示会も開催したいです!♪


自己紹介

アトリエで縫製中

otodesign代表/Sjunde himlen .brandヒューデヒムレンデザイナー 
事業の経営と、自らデザインしブランド運営をしています小野寺智美です。着るたび馴染む綿や麻素材を中心に使用して「寄り添い自分らしい心のままで過ごせる日々を」提供できるよう、デザイン、型紙、縫製まで一貫して行なっているブランド運営を森の中にアトリエを構え行っています。

十勝芽室町のアトリエ


【経歴】
2004年 北海道ドレスメーカー学院アパレル科卒業
在学中より札幌市内ライブハウスや、美容室内などでファッションショーを企画し「服で魅せる」活動を10年続ける
2014年  個人事業として開業、富良野にショップ兼アトリエを開く
2017年  出産のため地元帯広へ
現在はブランド運営で、展示会、個展開催や、百貨店の催事での販売会などブランド活動をしながら、十勝芽室町の山の中にアトリエ、駅付近に週一回しかあかないショップを運営。

他snsなどリンクはこちらです。




ブランドを通して伝えたいこと

・支援を希望する活動をしたい動機・理由
わたしが自社製造で服のブランドをしているには理由があります。

きっかけは、デザイナーを志し専門学校に通い始めたころ。
憧れのブランド服店に足を運ぶと、セールワゴンの中でぐちゃぐちゃになっている服達。。ちょっと前まで綺麗に並んでいたのに、、
そんな服を目の前にして浮かんだ言葉は
「自分がこの洋服のデザイナーだったら悲しいなあ」でした。
作ったものを捨てたくない。捨てられない。だって大切に作っていくだろうから。そう自分事で感じたことがはじまりです。

それから20年が経ち、時代は大量生産大量廃棄に疑問を持つ人々も増えてきました。
「自然素材を使い着るたび馴染み、何年も長く着られる洋服」を提案しより多くの方へこのブランドを知ってもらうことで「洋服を大切に扱う暮らしのスタート」も一緒にお届けしたいとおもっています。
その思いを持ってブランド活動を続ける事で、毎日袖を通す服って存在が、どんなふうに生まれてきたか?知るきっかけになったり、今より一歩、服や、そのほか当たり前にあるように思えている「モノたち」を大切に育む人が増えたらいいなと思っています。それが結果、大量に廃棄されるものたちにどう向き合っていくか?ちいさな行動でもいいから、なにか考えるきっかけを持つ人々が増えたら、という願いがあります。

また、小さなブランドでも、活動を通してこんなふうに共感できる素敵なクリエイターさんとの出会いがなによりの宝物で、発信してくれる方々と進めていくことは何よりの喜びである。これが連鎖してまた次の出会いにつながる一歩と感じています。

そして!!
このプロジェクトで支援していただいたあかつきにはレポートをnoteで書き記しでいきたいとおもいます。♪そしてこれを皮切りにnoteで繋がりあらたに出会い、また面白い化学反応が起こっていくのでは?!と未知への期待とワクワクが膨らみます。

noteというツールはとても大好きです。
人の文章を読むと、その人に会ってみたくなる。
私が目指すは顔の見えないsnsの世界⇄リアルを行き来して楽しむ、現代ならではの楽しみを体感できる世界。そんなのが今後の理想のスタイル。それを作り上げていく一歩にもなると感じています。

そんなこんなで応募をきっかけに次にやりたい事、叶えたいミッションを描き、自分の頭のなかも整理された気分。気持ち新たにまたここから頑張っていきたいと思えました。
ありがとうございます。
そして
お読みいただきありがとうございまます。
そんな今日もまた、スタッフとともに新しいクリエイションに向き合う日々は続きます。


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