弱みは無くしてはいけない
弱みは無くしてはいけない
なぜなら強みも無くしてしまうことだから。
最近聞いた言葉で、
なるほど、本当にその通りだ、と感じたので
今日はその話をシェアしますね♡
物事はすべて「表裏一体」ということは
聞いたことがあるでしょうか。
表があれば裏がある。
メリットがあればデメリットがある。
陰があれば陽がある。
男性がいれば女性がいる。
ある一つの概念があるから、もう一方の概念が成り立つのであって、
どちらか一方がなくなってしまったら、
その一方も同時になくなってしまうということ。
弱みや強みも同じことなのです。
例えば我が子には
(繊細で感受性が強く)はじめての場所や環境には泣いて慣れるまで時間がかかる
という弱みがあります。
初めは、習い事にも行けないし、こちらもすごく気を遣うことばかりだし、
いわゆる”育てにくさ”を感じ、この先この子の世界は広がるのだろうかと
心配になっていた時もありました。
その一方で、そこに強みがあると考えると、
観察力があり、他の人には気づかない繊細な違いや変化を感じられる目がある
などと捉えることもできるのです。
こうして言葉にしてみると、
これ自体が息子の魅力であり、
「息子らしさ」を作っているものだなと感じられるのです。
もし、初めに書いた「弱み」をすべて無くしてしまうと、
こうした「強み」も失われてしまう。
つまり、「息子らしさ」が失われてしまうのです。
弱みは直そうとしなくていいから、
強みを伸ばそうとしてください。
そしたら弱みも気にならなくなるくらい
唯一無二の魅力が発揮されていくのだと信じています♡
息子の場合だったら、
美しい場所になるべく連れて行こうと意識していて、
それを絵や言葉で表現することを一緒に楽しんでいます。
やはり大人には気づかないようなところを見ていたり
そうした繊細な部分もフィードバックして
「そういうところが素敵なところ」と伝えたりしています。
1日に何枚も絵を描くようになり、自分なりの表現をとても楽しんでいるように見えます。
そうした関わりをしていると、
学校に慣れない、習い事に慣れない、そんな悩みも受け入れていくことができるようになっていきます。
彼なりに一歩一歩葛藤しながら前に進んでいた、ということにもようやく気づけるようになっていきました。
「子どものありのままを認める」というのは本当に難しい。わかります。
確かにそうかもしれないけど、
こんなことの積み重ねでもあると改めて感じました。
どうか、親だけは子どもの強みをたくさん知っていて欲しい。
そしてそれは気になってしまう「弱み」からこそ
見つけていくことができるものです♡
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?