サンプル翻訳③COVID-19 不安とストレスの対処について

今回は、CDC、米国疾病管理予防センターの発信する記事より、COVID-19のパンデミックによってもたらされるメンタルヘルスの影響への対応策を翻訳いたしました。

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【翻訳内容】

CDC(米国疾病管理予防センター )記事
Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)、不安とストレスの対処について

更新日時:2020年3月14日

ストレスと対処
新型コロナウイルス(COVID-19)のアウトブレイクは、人々にストレスをもたらす可能性があります。病気に対する恐れや不安に圧倒され、子供も大人も感情的に高ぶる可能性があります。ストレスに対処することは、ご自身や、ご自身の大事な方やコミュニティをも強化してくれます。

強いストレス状況に対する反応は人によって異なる
アウトブレイクに対し、どのように反応するのかは、個人的なバックグラウンドや個性、 住む場所に左右されます。
以下を含む人は、危機に直面したストレスに更に強い反応を示すことがあります。
• 高齢者やCOVID-19のハイリスク対象である慢性疾患を持つ人
• 子供、10代の少年・少女
• COVID-19対応に従事している人 例)医師やそのほかの医療従事者、救急の一次対応者
• 薬物乱用を含む、精神的に問題がある人

感染症アウトブレイク中のストレスに含まれるもの
• 自分自身の健康や家族・大事な方の健康に関する恐れや心配
• 睡眠や食事パターンの変化
• 睡眠や集中の困難
• 慢性疾患の悪化
• アルコール、タバコやそのほか薬物の摂取量の増加

精神疾患罹患者は、治療を継続するべきであり、新たに発生した症状や症状の悪化に注意すべきである。
追加情報は米国薬物乱用精神保健管理局(Substance Abuse and Mental Health Services Administration、SAMHSA)ホームページhttps://www.samhsa.gov/disaster-preparednessにて確認できます。
• 自分自身や友人、家族をいたわり、気遣うことがストレスの対処にも役立ちます。他者がストレスに打ち勝つ手助けをすることは、あなたのコミュニティー自体を強化することにも役立ちます。

自分自身をサポートするためにできること
• ソーシャルメディアも含めて、ニュースを聞いたり、見たり、読んだりすることからお休みしましょう。パンデミックについて繰り返し耳にすることは不安を助長させます
• 自分の体を労りましょう。深呼吸をして、ストレッチやメディテーションを行いましょう。健康的でバランスの取れた食事、定期的な運動、十分な睡眠、アルコールや薬物を避けることを心がけましょう。
• ホッとする時間を作りましょう。あなたが楽しいと感じるアクティビティを行ってみましょう。
• 人とのつながりを持ちましょう。自分が信頼する人と心配していることやあなたがどのように感じているかを話しましょう。
数日にわたり継続してストレスが日常業務に影響している場合、かかりつけの医療従事者に相談しましょう

自分自身や他者のストレスを軽減する
COVID-19の事実*(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/symptoms-testing/share-facts.html )を共有することや人に対する実際のリスクを理解することは、アウトブレイクによるストレスを軽減します。
あなたがCOVID-19に関する正しい情報を共有すれば、人々が受けるストレスを更に軽減させることに役立ち、人々とつながりを持つきっかけとなるでしょう
更に学びたい方はこちら。
自分の感情に関するエモーショナルヘルスに対処する
https://emergency.cdc.gov/coping/selfcare.asp
*COVID-19の事実は、後日別途掲載予定です


保護者の方へ
子供や10代の少年・少女は、部分的に、彼らを取り巻く大人から見たことにならい反応しています。両親やお世話をする人がCOVID-19に対して穏便に毅然と対応すれば、子供たちに最善のサポートを提供することができます。両親がより入念に準備を行えば、特に子供たち等、周囲の人達に安心して接することができます。
子供や10代の少年・少女たちが、ストレスに対して、必ずしも皆が同じ反応を示すわけではありません。注意すべき共通の変化は以下の通りです。
• 泣き続ける、焦燥感を示す幼児・小児
• 幼児返り、退行 (例)トイレのおもらし、おねしょ)
• 過剰な心配や悲しみ
• 不健康な食事や睡眠傾向
• 10代の少年・少女における衝動や行動化
• 成績の低下や不登校
• 注意や集中の困難
• 過去に楽しめていたことをしなくなる
• 説明できない頭痛や体の痛み
• アルコール、タバコや薬物の使用
ご自身のお子さんをサポートするためにできることはたくさんあります
• 自分のお子さんとCOVID-19に関して話をする時間を取りましょう。COVID-19に関し、お子さんがわかりやすい方法で質問に答えたり、COVID-19の事実*を伝えましょう。
• ご自身のお子さんが安全であると安心させましょう。彼らに不安になっても大丈夫だと伝えましょう。彼らがストレスにどのように対処するか学べるように、ご自身がどのようにストレスに対処しているか共有してしてあげましょう。
• ご自身の家族が、ソーシャルメディアを含む新型コロナウイルスに対する報道に目に触れることから制限しましょう。子供たちは自分たちが聞いたことの解釈を誤り、理解できなかった内容に対して恐怖心を抱く恐れがあります。
• 通常の日常生活を継続するように努めましょう。学校が閉鎖されている場合、学習活動やリラックスする時間、楽しいアクティビティのスケジュールを計画しましょう。
• ロールモデルとなりましょう。休暇を取って、睡眠を十分に取り、運動して、きちんと食事をしましょう。友人や家族とつながりましょう。
更に学びたい場合はこちら。
子供のストレスコーピングを助ける。https://www.cdc.gov/childrenindisasters/helping-children-cope.html
*COVID-19の事実は、後日掲載予定です

新型コロナウイルス対策に対応している方へ
COVID-19に対応することは、気分を大きく害する恐れがあります。二次的なトラウマ被害を避けるためにできることがあります。
• トラウマ的な事象の後、家族を支援している人は二次的なトラウマ被害を受ける可能性があることを認識しましょう。
• 身体的(疲労感や病気)、精神的(怒り、引きこもり、罪悪感)を含む、症状を学びましょう。
• ご自身やご家族がパンデミックに対する反応から回復するまで時間を掛けましょう。
• 友人や家族と時間を過ごす、運動する、本を読むなど、ご自分が楽しめる自分だけのセルフケアメニューを作りましょう。
• COVID-19のマスコミ報道をお休みしましょう。
• アウトブレイク前と同じように行っていたご家族や両親への気遣い・お世話をすることに影響を受けるほど参っていたり、懸念に思っている場合は、助けを求めましょう。
緊急時対応中に、更に学びたい場合はこちら。
セルフケアのヒント https://emergency.cdc.gov/coping/responders.asp

隔離から解放された方へ
医療従事者がCOVID-19感染の疑いを考慮し、あなたが病気の認識がなく、他者から隔離された状態はストレスになります。隔離から解放された後の感じ方は人それぞれです。以下のような感じ方があるようです。
• 隔離後の安堵を含む、入り混じった感情
• 自分の健康状態や家族・大事な人の健康についての恐れや心配
• COVID-19の症状や兆候に関し、自分を観察することや他者より監視される状態からのストレス
• 友人や大事な人が、あなたが感染していないことがわかっていても、あなたと接触することで感染するかもしれないという恐れを持っていることに対する悲しみ、怒り、苛立ち
• 隔離中に通常通りの業務や 子育ての義務ができないことの罪悪感
• その他の感情的、メンタルヘルス的な変化
子供は、自分自身や彼らの知っている人が隔離から解放された場合、動揺したり、他の強い感情を持つ可能性があります。子供が状況に対応するために助けられることがあります。(上段、「保護者の方へ」を参照)

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