【禁煙したいけどやめられないつらさをどう乗り越えたか:QUIT.Sを開発しました!】

QUINSENCE代表の黄です。
新型コロナウイルスの脅威によって、禁煙に対する意識や注目度が上がっています。
新型コロナウイルスに感染して、肺炎を発症すると重症化するリスクがあがることがわかり、たくさんの方が禁煙に対して更に真剣に考える機会となったようです。

実は私も以前は喫煙者でした。
私はQUINSENCEを始める一番最初の商材は禁煙にしようと決めていました。
これは、当時、自分が一番困っていた問題であり、健康リスクであったためです。
自分の課題を解決して初めて皆さんに自信をもって提供でき、また、自社の商品への安心感を高めていただくために、最初の商品は 自分ごとから始めようと決めていました。

QUINSENCEの最初の商品である、タバコをやめたい方のための携帯アロマフレグランスQUIT.Sについて、開発秘話のご紹介を交えながら、私の禁煙についても触れたいと思います。

ヘルスケア用途の香り、香りでタバコをやめる!?

私自身、健康と大変近い製薬業界でのキャリアを積む中、ヘルスケアが自分の取り組むべきテーマの1つであることは自然な事でした。

ただ、なぜ香りなのか、というところについてですが、これはもともと私が香りにとても関心があったことに加え、今まで何度となく、人生の路頭に迷う瞬間にふっと現れ、気づきを促し、心を救ってくれたのが香りだったからです。

このことから、香りには力がある、と思い、 ファッションや芸術等、文化に深く根付く要素が大きかった香りのヘルスケアの転用について模索することといたしました。


会社を辞めて、2016年1月に香りで禁煙プロジェクト(当時)を世界的にご活躍なさっている調香師 新間美也さんに香りづくりの協力依頼をしました。

何もないゼロからの構想づくりで、フランスにいらっしゃる新間美也さんと日々やり取りを行い、まず、禁煙にふさわしい、吸った気分になれるような香りそのものを作り上げる、というプロジェクトです。

香りで禁煙プロジェクトスタート!


2016年の1月から3月まで香り自体の開発期間に充て、どのような香りづくりのアプローチをするのか設計し、新間さんに香り全体のまとまりを監修していただきました。


喫煙をしては香りを試し、試作の香りが自分の喫煙と同等の感覚をもたらすか、日々試行錯誤でした。


最後の喫煙の期間を商品開発に捧げ、これだ!と思う香りが完成したのは3月でした。

香りには、喫煙者の方がなぜ喫煙するに至っているのか、根本的な心理や喫煙がもたらす身体的な反応の特徴を洗い出し、それぞれにアプローチすることが知られている天然香料を厳選しました。


これらを組み合わせて、自分が吸っているタバコに限りなく近づける、というチャレンジを行いました。

開発しながら自らが禁煙を実証


香りの開発後、自分でまず検証する、ということを最初のプロダクトでやると決めていたので、吸いたくなったら香りを嗅ぎ、一本を手に取らない選択を繰り返せるか、ということをテストしました。

画像1

*試作した香りのプロトタイプの一部

開発の過程で、香りを嗅いで、これならいける、という確信を深めていきました。

結果は、1か月ほどで香りも必要がなくなり、タバコも吸いたいと思わなくなりました。
禁煙はまた吸いたくなるリスクと一生戦い続けることでもありますが、2020年となった今でも、引き続き私の禁煙記録は更新中です。

新型コロナウイルスは、一次のパンデミックリスクが小康状態に収まりつつありましたが、また感染者数が増加しています。
世界では被害が広まる国もあり、感染に気を許せない状態が続いています。

このような中、QUIT.Sは、感染後のリスクを下げるためにも、今こそお役に立てる機会であると考えています。
現在、QUIT.Sは、タバコの行為依存に悩む方にお届けできるよう、販売準備中です。
ご興味をお持ちいただきましたら、ぜひFacebookのQUINSENCE ページをご確認ください。
(QUINSENCEの活動について、アップデートしております。)

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