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卒部しました。

写真は同期。卒部できたのはマネージャー含め8人のみ。



11月29日。卒部式があった。卒部式とは、最終学年である私達四年生が送られる大事な式である。




今現在、卒部式が終了してすぐ書いている。この卒部式の想いが冷めないうちに、そしてこの想いを忘れないためにも、このnoteに綴っていきたいと思う。




11月29日。日が出てない朝早く久しぶりにグランドに顔を出した。引退してからというもの、グランドには一切行かなかった。だからこそ、何だか不思議な感覚だった。久しぶりに会う同期・後輩もいつもと変わらない表情をしていて、後輩のこの日常もいつかは無くなるのだろうなあと、引退した自分の心がそう呟いていた。それと同時に、私も引退したんだなあと改めて感じた。




コロナウイルスの関係で、今年は会場でスーツを身に纏って食事を交わしながら思い出話をすることが出来なかったが、後輩たちの一生懸命準備した四送会は十分嬉しかった。
内容はミニゲーム、ビンゴ大会、四年生挨拶。




まずはミニゲームから。チームは四年生8人チーム。久しぶりにボールを触った感覚は、とてもじゃないけど酷かった。しかしながら、やはりボールを皆んなと蹴る時間は幸せな時間そのものだった。結果としては勝ったり負けたりだったが、それ以上に大切な何かを見たような気がした。書いている今でさえ、そう思う。




四年間も同じ時間を過ごした同期のことは、大体のことは理解しているつもりである。どんなプレースタイルで、どんな性格をして、何をしたいのか。そんな皆んなと笑い合ってプレーできて、悲しさよりも楽しさの方があったのは間違いない。引退した先輩相手に一歩も、手を抜かない後輩には少し驚いたが、そのくらい勢いある方がいい事もある。沢山の上手い後輩たちのプレーを最後に肌で感じることができて良かった。




次はビンゴ大会。景品が去年よりも多く、ほとんどの人が当たるような確率で全員で盛り上がった。四年生はスタッフ陣のビンゴカードも貰い、私は実質2回ものビンゴがでた。中身は見れずランダムで梱包されていたので、ワクワク感や緊張感もありの楽しいひと時を過ごせた。ちなみに私が当たったのは、チョコレートとマスク。中身は決して豪華なものではなかったが嬉しかった。何より、この準備をしてくれた幹部の部員含め、保護者一同に感謝の気持ちでいっぱいだった。ビンゴを願う皆んなの目線は、いつも見るゴールを狙う目よりも輝いていた。その目線を、常日頃からピッチで表現してほしいものである(笑)




最後に卒部生である私達からの挨拶。私は後輩達をいざ目の前にすると、一気に「もう送られる側になったのか」と、ふと思った。何を話すのか全く決めていなかったので、頭の中に浮かんだ純粋な気持ちを伝えた。「楽しさもあり辛さもある4年間でした」と簡単に伝え、「残りはnoteに記しているので是非インスタグラムのURLから見てみてください」と伝えた。ここでまさかの宣伝(笑)この事は、前日から絶対に伝えると決めていたことなので、ここだけの秘密でお願いします。




ただ、後輩に伝えきれなかった想いを今から伝えたいと思う。読んでくれているか分からないが、目に止まれば嬉しく思う。


まずは一年生のみんなへ。


今年はコロナの影響で自粛期間以降からの関わりだった。実質半年間しか一緒にサッカーを出来なかったなと、少しからず残念だった。そんな一年生は、自粛明けからエネルギッシュでとてもパワーを感じた事を今でも覚えている。



いい顔して、いい姿勢で、私達上級生と同じピッチで堂々とプレーしていた。本当にたくましく思う。なぜそんなことを思うのか、私が一年生の時は堂々とプレーできなかったからだ。特に私の同期は、一年生から自分の力を発揮している選手はいなかった。それに比べて、今年の一年生は一人ひとり個性がある選手が多くレベルの高いプレーを見せてくれた。ピッチ内でも上級生に要求してくる姿に、心なかば関心していた。


プライベートでは中々絡みやすい先輩ではなく、話かずらかったと思うが、元気に挨拶や私の返答に答えてくれて嬉しかった。



君たちの4年間の集大成は、とても楽しみな結果になると信じているので、これからもめげずに頑張って欲しい。練習前後の後片付けも大変だと思うが、チームのために頑張ってくれ。それがいずれ、自分の元に返ってくるはず。その想いを持ってこれからも進んで欲しいと思う。


次に2年生。


一年生に比べて、少し童顔な人が多い印象。そんな2年生とは沢山関わったような気がする。サッカーもそれ以外も沢山話した。カテゴリー関係なく、関わることが出来たのは皆んなの人柄の良さ、四年生から見る可愛げなさ、そしてサッカーへの直向きさ。その思いが知らずのうちに伝わっていたからだと思う。



いつからか分からないけど、弄ってくる後輩も出て来た。でもその弄りも、私からしたら本当に可愛くて、ピッチの中に入ると目の色変えて闘ってくれていた。プレーも勿論、四年生から見ても相当なモノがあったと思う。上から目線ではなく、一サッカー選手として感じた事だ。



2年生がいてくれて、年齢の関係ないスポーツだと改めて感じることも出来た。ただただ、良い人の集まりである2年生は滅茶苦茶大好きなので、悪さだけはもう起こさないよう期待してます。


最後に3年生。


この学年は1番関わる事の多かった学年。私達の学年と密に関わっていたと思う。その3年生も色々なタイプの変わった人が多く、弄りがいのある人達が多かったし、その弄りを拾って笑ってくれる人もいた。拾った弄りをまた弄るものも現れていた。本当に十人十色で様々な面白い軍団だった。


サッカーに関しては今年に入って中心メンバーがほとんど3年生だった。悔しい反面、期待大だった。実際、レベルの高い3年生。それと同じく、負けず嫌いの集まりでもあり、やる時はやる。そんなオンオフの切り替えがしっかりできる学年だと感じてた。


正直、「大ちゃん」て後輩から呼ばれるとは思わなかったけど、嬉しかったのは事実。

休みの日には一緒に出かけたり、ご飯を食べに行ったり、筋トレをしに行ったり、クラブハウスでたわいもない話をしたり、色々な思い出がある。そんな時間がもうないと思うと非常に悲しく思う。だが、出会いもあれば別れもあるのは必然。今日限りで切り替えて、最高学年としての責任感を1人ひとりがもって、ラストyearを過ごして欲しいと思う。

何かあれば、連絡してくれると飛んで喜びまではしないけど、喜ぶはず。ご連絡お待ちしております。


最後に同期へ。

田舎者の長崎県から来た私と一緒にサッカーをやってくれてありがとう。出会ってくれてありがとう!みんなのこれからの人生に幸あれ!!!


同期の一緒に卒部できなかった人へ。


正直、みんなが辞めて自分自身滅茶苦茶寂しかった。学校内外、寮内外で絡む人が本当に多く一緒に卒部したかった。だが、今までの関係は続くと思っているので、これからも宜しく頼む。またどこかで会えたらなと思う。サッカー仲間としてありがとう!!!出会ってくれてありがとう!!!

最後まで読んで頂きたありがとうございました。

大学サッカー             完。