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私のチャレンジがこどもたちに波及した話


こんにちは。言語聴覚士で子どもの発達インストラクターのタグチトモコです。

今日は今年に入ってからわが家に起きたできごとについて書きたいと思います。(役に立つ話ではないので、あしからずw)


私の始めたチャレンジ

私はもともと表に出ることが得意ではなく、ただ黙々と通ってくるお子さんのために言語指導をしてママの相談をお受けしている人でした。

できれば、あまり誰にも知られることなく、ひっそりと、自分に与えられた仕事をしながら、関わらせていただいた子供たちやママが幸せに生きて行ってくれたらいいなと思っていました。

そんな私がなぜか今年に入り、自分の名前を表に出して活動をすることに決めました。

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ちょうど、発達凸凹アカデミーでインストラクターを取ったタイミングだったこともありましたが、今の会社に入って2年目の後半に入り

もっと発達障害の子たちへの理解が広がり、こどもたちの味方になってくれる大人が増えたら

・こどもたちも生きやすくなったり
・ママももっと子育てがホッとしたり、楽しみながらできたり
・支援をしている先生方も楽しく療育ができるのではないか

そんな風に想い、私がこれまでこどもたちから教えてもらったたくさんのことや、勉強してきたこと今学んでいることをシェアすることで何かお役に立てたらと思い、細々と小さくチャレンジを始めました。


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すると、少しずつ私の発信に興味を持ってくださる方が増え、特に力を入れたInstagramを見て、「ぜひお話が聞きたい」と言ってくださる方も声をかけてくださったり、思いもよらないところからお仕事をいただくことも少しずつ増えてきました。

私が好きなこと、得意なことが誰かのためになって、それを喜んでくださる方がいてとても幸せを感じています。

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そんな姿をこどもたちにもそのまま見せてきてました。

・うれしかったこと
・緊張してビビっていること
・できるか不安だけどやってみようと思っていること

すると私のチャレンジとは全く関係ないかもしれませんが、こどもたちが勝手にいろんなことにチャレンジし始めました。


小3娘のチャレンジ

私が名前を出して活動し始めた3か月後、娘が動き始めました。当時小2の娘は多くの子が保育園の間にはできるようになる

・水に顔をつけること
・補助輪なしの自転車に乗ること

これができずに、本人の中でもそれはそれは大きな気がかり。でも「どうせできないし…」と長いこと取り組もうとしませんでした。

それがなぜか、毎晩お風呂で顔付けの練習を始め、本当に毎日数ミリずつ顔をつけれる範囲を伸ばしていき、プールが始まる6月には潜れないけど顔はつけられるようになり、今ではビート板があればバタ足で5メートルくらい泳げるまでになりました。

年長さんで買ったかわいい自転車を2年近く眠らせていたのに、同じ頃から練習しはじめて、5月頃には乗れるようになりました。
(娘のことは何度かnoteにも書いています)

2つの苦手をクリアしたことで自信を持った娘は、その後ダンス教室に通いたいと言い始め、今は発表会に向けてK-POPアイドルのTWICEの曲をお姉ちゃんたちにまぎれて頑張っています。

そしてわが家の中2の息子にも変化が。。。

息子のチャレンジ

うちの息子は、がっつりゲーマーです。暇があればゲームをしたり、YouTubeやTicktokを見ています。eスポーツを目指すような感じではなく、学校の友達とオンラインで繋がって、わいわいプレイをするのが好きな子です。

そんな息子にある日この記事に書いていることを伝えました。

7日間毎日決まったルールの中で家族の夕飯を作った中3の男の子が節約レシピで一食を500円以下に抑え、3664円のお小遣いをゲットしたというお話。


おそらくお金がもらえるということにヒットしたのか、「やりたい」と。

わが家はお小遣いはあげていなくて、お年玉やお誕生日やクリスマスにパパやジジババからいただいたお金をそのまま全額渡してそれで1年間やりくりする方式を小学校高学年からしています。そんなにお金に困っていなくて、上手に貯めて使っています。なのでなぜやりたいのか謎でしたがひとまず1週間させてみました。

1週間やり切って800円ほどゲットしました。これでもう毎晩ご飯作るなんて飽きただろうと思ったら

「続けようかな」と。

ただ、レシピを考えたり、節約してお金を残すとかめんどくさいから、毎晩ご飯を作って、休みの日は昼ご飯も作るからそれでいくらかちょうだい、と。



めずらしく自分からやりたいというのでひとまず1か月ということで始めました。

・平日の夕飯+休みの日は昼ご飯も
・サラダとお汁とおかず1品~2品
・毎月20日締め、その日払いで1か月の給料1500円~2000円

よく考えたら夕飯1回60円くらい?の給料でかなりブラック企業。息子は計算が得意でお金大好きなはずなのにこの条件でせっせと毎日夕飯を作り始めました。

私はひたすら毎晩のレシピを紙に起こして、彼はそれを見ながら、大音量でYouTubeやAmebaTVをつけながら淡々と作っていました。

さすがに1か月たって、もうさすがにと思いつつ「来月もやるわ」と。5月20日から始めたこの息子のお料理チャレンジは9月20日に4回目の給料を払ってもまだ続いています。


カレーやオムライス、野菜炒めから始まりましたが、今は味噌汁もお吸い物もコンソメスープも作り、唐揚げや天ぷら・とんかつを揚げたり、ゴーヤチャンプルや肉じゃが、青椒肉絲まで作るようになりました。


今回4回目の給料から「お給料袋」「印鑑」を購入して、給料袋に入れて領収印を押してもらうようにしてみました。給料袋に偶然「賞与」があったので、もし12月まで続いたら給料の1か月分を「ボーナス」として渡すかも?ということになりました。


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そして給料袋を買いに行くのについてきた小3の娘が「私もしたい」と言い始めました。

息子はすでに「洗濯物を取り入れる」を家族の仕事として無償で毎日していて、バイトとしてご飯を作っています

娘は毎晩「風呂を洗う」をしていますが、バイトするならどうする?と聞くと「お掃除がいい。ほうきではいて雑巾がけをする」というので、

・週2回、ほうきではいて、雑巾がけをする
・1か月がんばったら500円

ということになりました。

大好きなすとぷり画像をつけたカレンダーを作って、掃除をしたらハンコを押して、お給料袋も用意したら今から10月20日の初任給が待ち遠しようです。

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先日、初仕事で家中をピカピカにしてくれました。



わが家にやってきたチャレンジブーム

もともといろんなことに意欲的な子たちではなく、好きなことはするけど大変なことや苦手なことをやりたがらない子たちでした。

「もっとチャレンジしたらできるはずなのに」と思い、いろいろ背中を押してみてもうんともすんとも二人でした。

それが急に3月の娘から始まり、5月の息子のお料理…

どうしてこんなことになったのか理由は分からないけど、なんだか私のチャレンジと時期と時期がかぶっていて


もしかしたら親が自分自身を大切にしながら、自分のやりたいことをほんの少しずつでも前に進めていくこと、それがこどもたちになにか影響を与えているのかも♡ なんて思ったりしました(違うかもだけど)。

特に子供が大きくなってくると親にできることって限られてきます。私自身が私らしく生きていく姿を見せることくらいしか、彼らのためにしてあげられることってないのかもしれません。

子どもたちのチャレンジに背中を押されて、私の持っているものを今子育て頑張られているママたちに少しでも届けていけるように頑張りたいなと思いました。


とってもながーーーーいnoteになっちゃいました。

お付き合いありがとうございました。






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