全ての「死別・死後の世界・魂・亡くなった存在・スピリチュアル」に関わる人が、「こころのケア」まで有能とは限らない(その2)
前の記事(その1)はこちら
死別の悲しみを相談する場合は、グリーフケアを「理解して実践してる人」へ
私の仕事柄、占い師・霊能者・スピリチュアル実践者に相談するケースに特化した感じになっちゃってますが、死別の悲しみに関係するなら、葬儀屋でもその他団体でも応用できるかな…と思います。
1・死別の悲しみに対し、通常の悲しみと同じ対応・考え方がNG。そもそものプロセスが違う
私が何故「グリーフケア・アドバイザー」の資格を取ろうと思ったか…にも関わる話なんですが、私も大切な方を20年以上前に亡くした、いち当事者です。
ミディアムシップで私自身大切な故人と話せるようになった…
でも、モヤモヤがどっかに残ってる…
セッションを行っていても、なんかイマイチピンと来ない。
その理由や対処を知りたくて、看護・心理学的アプローチや現実的なサポートを考えた時に「グリーフケア」に出会いました。
(神頼み・スピリチュアルだけで解決できないことってのも勿論あるからね)
そこで色々知ったことは沢山有りました。
一番衝撃的だったのは「死別の悲しみからの回復プロセスは、グラフの右肩上がりみたいな物ではないよ」って事。
言われてみると、確かにそうです。
上の画見て伝わるかな~
死別の悲しみにある状態って、一日中過ごしてて、亡くなった存在のことを物凄い考え「自分おかしいの?!これ依存?ダメなん?」ってスゲー不安になる
…と思いきや、考えない日も出てきたり。
でも、夜中に死についてやスピ系をWebやSNS検索して急に不安マシマシになったり
命日や人が集まる時期(GWとかお盆休みとか)にズドーンと凹んだり。
だけど仕事は何とかこなせてるような感じだったり…
なんというか、ウロウロ彷徨ってるみたいで、浮き沈みも凸凹な感じ。
死別の悲しみの状態はざっくりこんな感じ。
私は、命日近い時期を「アンニュイな時期」と勝手に呼称してて、この数年は、時期ではなく、雨上がりや夕焼けなど空気感や匂いでアンニュイさが沸き上がったり…これって肉体からの反応なのか?20年故人交信やってる人間でも起きるんだ…。
対して、一般的な悩みや悲しみの向き合い方や解決策は、相談するとみんな、グラフの右肩上がりみたいな回復の前提で話を聞いて考えを述べてくる。
それは先述の死別の悲しみのプロセスと合致しないから、
死別の悲しみで相談した側としては、一般的な悩みや悲しみの向き合い方や解決策で対応されてしまうと、
家族や友人・世の中すら理解してくれない疎外感もどストレートにやってきて、自分の感覚にも疑いが湧いてしまって「相談した私が間違ってたんかなぁ…」とか悩んで苦悩する。
相談したのに、相手から「貴方はわがまま・○○が良くない」みたいな人格否定発言をされることも最悪ある。
これらの積み重ねで、自分のアイデンティティにも悩みながらその後を生きている人も多々居る現実。
…という、かなりカオスな状態になる感じ。
(このごった煮状態を長年保持して、こころの不調が出ないわけない。)
死別の悲しみからの回復プロセスは、ポジティブ・ネガティブ(だけでは表現しきれない色々あるんだけど…)を行ったり来たりして、だんだんその振れ幅や変化の速度がゆっくり広くなったりする…ようなイメージです。
かといって、なんかの拍子に振れ幅や変化の速度が変わることもあります。
そのため、一般的な悩みや悲しみの向き合い方やグラフの右肩上がりみたいな回復の前提で話をされると、相談した側がイラっと来るのは当然な事です。
死別の悲しみのプロセスから考えて「○○すべき・しなければダメ」みたいな一方的なアドバイスはNGなので、
相談した側の、そのモヤモヤは間違いでもないし、わがままでもありません。
(人格否定される筋合いもナッシングです)
「死別の悲しみにあるとこんな感じの反応あるよ」ってのをちゃんと学んで実践してたら、絶対出て来ない対応や発言ってのも有って、
葬儀屋さんだろうが、グリーフケアを学んでなければ、NG対応やっちゃう事もあります。
(お義母さんの葬儀準備の時、ブチ切れた事あってね・・・)
相談した相手に知識が無いことで、こころの傷口に塩を塗られるというのはかなり起きてるわけです。
2・海外の死生観を取り入れることは、そもそも日本人には向かない。
日本人は、亡くなった存在との絆を保ち続けると言うことを、日本人の知恵として行ってきました。
古神道では「亡くなった存在は元の場所に還る」=「カミ(役割あるエネルギーのいち存在)になる」という考え方です。
その考え方の延長からか、現代の神社では、多大な業績を残した歴史上の人物が祀られる事もあり、
こういった価値観は、亡くなった存在との絆を保ち続けていると言えるでしょう。
また、命日、お盆やお彼岸など、年に数回は亡くなった存在と関わる機会があります。
これら文化的背景と併せて、日本人には「できれば故人を慈しみ、心の片隅に残しておきたい」願望があり
「亡くなった人やペットをあらゆる場で思い出したり確認する作業を繰り返す」日本人ならではの特徴=『思慕の念』があります。
日本人にとってかなり当たり前な感じになってるので、亡くなった存在を思い出す、考えまくる事自体は不思議な事ではないわけです。
しかしこれらは、欧米の常識とは異なっています。
戒名などで死者が名前を持っている事に大概のアメリカ人は何のために?と驚く事(論理的に納得できない様)があったり、『思慕の念』が継続するのを不健康・不自然とみなしている点があります。
理由は、社会的背景や医療制度の違い、宗教観などが大きく影響しているからと言えます。
その結果として、死生観や死別の悲しみ、その向き合い方も、日本と海外では違っています。
そんな観点から、スピリチュアルの技術は海外のものを取り入れても良いでしょうが、
死生観・死別の悲しみに向きあう事に関しては、「亡くなった存在を留め、忘れない」「亡くなった存在との絆を保ち続ける」という「日本人に合った考え方・実践方法」で有ることが望ましいというわけです。
(実際に、海外方式のミディアムシップ講座で考え方や価値観とか色々苦悩してしまい、結局交信出来なかったという方が、私の認定コースに参加して確信持って交信出来るようになったという事が何人もありまして…汗。)
○○協会みたいな団体・本出したりとか有名そうな所だから、海外方式だから云々地位とか名誉みたいな奴で、それがすごい、理解ある寄り添った対応出来ると即判断できる材料かどうかは…うーん、何も言えん。
特に「こころのケア」まで有能かどうかはね…。
亡くなった大事な存在と向き合うって、人の数だけ想いも違うから、いろいろ向き合い方も有って良い。
向き合い方に違いがあって、寧ろ当然じゃない?一人の故人でさえも、人の数だけ捉え方が違うわけだし…
執着云々って言って来る人も居り、私もそれで傷つけられた側ですが…
(私は発達障害があり、こだわりの特性が故人に対する執着ととられた。
今…多様性の社会ですけど??)
その故人や亡くなったペットに対する大切な思いや感情って、本人としてはは宝物のように大切に大切に持っている。
人生大変で苦しいときに救われたとか、知らない人生経験を体験させてくれたとか、その当事者本人ならではの「絆やご縁を感じる瞬間」は、生前は勿論、死後も現在進行形で存在しているんですよね。
だから、その感情を無理に無かったことにしようとか、忘れようとかってのがそもそも無理無茶なんですよね…。
一人の故人に対する想いや捉え方も、人の数だけ捉え方が違う事はある。
ある人は、その故人の「キラキラした部分しか見たくない・見れない」人もいる。
またある人は、その故人の「人に理解されにくい、生きづらい部分」を知って何か世の中を変えるきっかけに活かそうとする人も居る。
でも、この一人一人の反応や向き合い方って、それぞれの人生経験も絡んでのことだから、一概に「この向き合い方じゃ無きゃダメ」とは言えないはずかと思います。
(亡くなった存在というのは、そういった状況すら解って納得出来るくらい超余裕があります。その上で一人一人に適したアドバイスや偶然の必然をもたらしたりしちゃうんです。)
それを、事情を理解しようとか想像力を働かせたりとかもせずに、ステレオタイプ的に「執着だ、不幸になる、罪だ罰だ…erc.」知っている知識やご立派な御託を並べるだけ並べて、傷口に塩を塗る対応をして、こころのケアを完全無視…
それが仕事だというなら、流石にマジやめてほしいっていうのが、多くの方のご相談を聞いていて、しょっちゅう思う事です。
死別の悲しみの回復には、執着や思い出す事、泣くこと、泣けないこと、怒り、色んな形の表現は必要な事で、その表出の仕方に正しいとか間違ってるはありません。
(泣けない・何も思わないと言うのも一つの表現です、心が冷たいとかではありません。)
執着してて、大切な亡くなった存在が成仏しない…ってのも、私の実体験的にウソです。
(だって、私自身が、寧ろ良いことだらけになってるもの…)
無理やり大切な亡くなった存在と切り離して、こころの状態が悪化するとか、宜しくないシナリオしか見えない。
そうして、日々の生活や人生を「エンジョイすること」が出来なくなってしまう。
それを故人は喜ぶかな?って。
単純に考えてそう言うことなんですよね。
交信してると、大切な故人たちはめっちゃアドバイスくれます。
それは、地球上に留学している私達が、思い切って魂レベルから学んでほしいからです。
亡くなった存在と交信する事のメリットはまた更に別の機会に書きますが、
今ある辛い気持ちも、亡くなった存在はちゃんと解ってて、寄り添ってくれています。
(亡くなった存在って、生きてる側のオーラ・チャクラの状態解るから、無理やり元気に過ごしてても、モロバレなんよね…)
そんな亡くなった存在達に対して応えられることは、
『自分のこころ・ひいては自分の「魂」にウソつかない、それを実現するのに適したところへ相談する、できる範囲で良いからやりたいことをやる』事と思います。
自分のこころ・「魂」にウソつかないってのは、「辛さも喜びも、疑問も、困りごとも、表現も、大切にしたい想いも、飾ろうとしないでありのままで良いんだよ」って事です。
故人との関わりや死別の悲しみ、グリーフケアをきちんと理解して実践してる人は、どんなジャンルの仕事人でも、こういう事が言えて相談者に寄り添える人ではないかと。
死別の悲しみに関しては、そんな受け皿的な役割、「一緒に解決するスタンス」ができそうな人に相談した方が良きかと思います。
私自身、世の中には、私の感覚を理解してくれる占い師も霊能者も居ない…だったら自分が有識者になればええやん!…って感じで今、お仕事しています。勿論、可能な限り解決策も手を尽くします。
(だから、交信する以外にブロック解除や催眠、フラワーエッセンスとか、セッションのメニューも、モリモリなんだけど)
私の場合は交信以外に「大切な故人のぬい活」も。
色々向き合い方があって良いんです…てことで、
私の場合、現実的な行動としては、大切な故人の「じぶんぐるみ」でぬい活です。
自分自身を模したぬいぐるみ「じぶんぐるみ」ですが、
それを大切な故人バージョンで作成・所持しており、生前にちなんだ洋服を作ったり、季節にちなんで撮影してみたり、色々やっていて
撮影した画像はインスタの方でUPしてます。
私のお客様でも何人か「大切な故人のじぶんぐるみ」を作成・所持して居られて、「外出の機会が増えた」「新しくチャレンジしてみるきっかけが増えた」と、かなり評判良いです。
作成は「自分でアバターパーツを選んで作成・オーダーする方法」「似顔絵代行サービスで運営に写真を送付してオーダーする方法」がありますが、似顔絵代行がかなりオススメ、かなり似てます。
気になる方は、私のHPから。
(オーダーすると、特典付きます。)
続きは(その3)へ
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*大切な亡くなった方・亡くなったペットと話したい、
絆を継続したい、守護霊になってほしいなどの故人交信、
グリーフケア(悲嘆回復)有資格者による心に寄り添ったアドバイス
【ミディアムシップ(故人交信)セッション】
https://www.radien-spirit.com/mediumship/
*亡くなった存在と会ってやりたかったことをやる
過去書き換え、様々な願望実現促進する催眠セラピー
【シャーマニックハイパートランス】
https://www.radien-spirit.com/session/trance/
*自分の守護霊・光次元存在・天使と交信して状況改善したい、
大切な亡くなった存在・ペットとの交信が出来るようになりたい人への交信方法伝授
【チャネリング・ミディアムシップ(故人交信)・アニマルコミュニケーション認定コース】
https://www.radien-spirit.com/certifiedcourse/course/
*自分で感情&ブロックトラウマ解放・願望実現できる!
セッション提供・講座開催など新たな収入方法としても
【Kanaiプレートアート基礎講座】
https://www.radien-spirit.com/certifiedcourse/kanaiplate/
【スピリチュアル・グリーフアドバイス
『Tomoちゃん奇跡導きサロン』】