「お手伝いをさっさとやってくれない…!」を解決する方法
こんにちは! 家事シェア研究家の三木です。
子どもにお手伝いをお願いしたら、数時間経ってようやく動き出す、みたいなことありますよね。
さすがに「いますぐ」じゃなくてもいいけど、あんまり遅いとその間家事が進まないし、忘れてるんじゃないかとモヤモヤしてしまいます。
そんなときはどうしたらいいのでしょうか。
▶ 人の行動はそう簡単には変わらない
基本的に、人ってそう簡単には変わりません。それが「嫌なこと」をやらなくちゃならないのだとしたら、意志の力だけで克服するのは相当むずかしいです。
親としては「片付けて」って言ったらなるべく早く片付けてほしいし。
「買い物お願い」と言ったら、すぐにでも行ってきてほしい。
けど、自分の内側から「片付けしなきゃ(したい)」とか「買い物行かなきゃ(行きたい)」とでも思わなければ、そりゃグズグズと後回しになっちゃうのが人情ってもんです。
もちろん、伝え方やルール決めで相手の行動を変えることもできなくはありません。
たとえば、僕はよく「締切」を決めようという話をします。
「”いますぐ”やってほしい」ではなくて「”いつまで”にやってほしい」を伝え、その時間内であればいつ動くかは本人にゆだねるというやり方です。
これもわりと効果的なのですが、もっと根本的に子どもの行動を変える方法があります。
それは「家族みんなで家事をする時間帯をもうけること」です。
▶ 人の行動を変えるのは「環境」の力
人を変えるのに「環境の力」って絶大な力を発揮します。
もしいま、「ママが家事するのを、言われたときだけ手伝えばいい環境」がなんとなく出来上がってるのだとしたら、その環境内で動いてもらう方法を考えるのではなくて、その環境自体を変えてしまうべきです。
家の自室ではサボってしまって勉強に身が入らない子も、塾や自習室など、周りが一生懸命勉強している環境に行くと集中できるようになったりしますよね。
同じことは、あらゆることに言えます。ダイエットも一人でするより、コミュニティに入ったほうが張り合いが出たり。スポーツも大会にエントリーすることでより頑張れるようになったりします。
だから、「家族で家事する時間帯」をつくってみましょう。
▶ 「〇〇する時間帯」で家族の生活がめちゃくちゃ充実する
たとえばわが家は「休日の午前中は、家族で掃除や片付けをする時間」になっています。
僕が部屋の掃除機がけを行って、妻はお風呂掃除や洗濯、娘はトイレ掃除や自分のデスクなどの片付けをします。
おおよそ1時間弱程度ですが、家族みんなで「あ〜めんどくせ〜」とか言いながら(笑)がんばってやり終えるようにしています。
この愚痴も、ひとりでグチグチ言うのと、みんなで言い合うのでは、全然雰囲気も違ってくる。ひとりで言うときは、何もやらない家族に対しての文句になるのですが、みんなで一緒にやってると共同体として共感し合える会話になるんです。
この一緒にやる時間は、家事に限らず、
・7時半〜8時半は家族みんなで読書する時間
・勉強する時間
・ゲームをする時間
なんかもオススメ。
わが家も春休み中は、時間を決めてみんなでマイクラをやりまくっていました。
▶ 家事は親がやるのを、言われたら手伝えばいいって環境を変えよう
締め切りを決めるルールや、褒めたり、報酬を与えてみたり、いろんなやり方があると思いますが。それらはどれも一過性の方法に過ぎません。
それらを駆使しながら整えていくべきは「家事は家族みんなでやるもんだ」という環境、わが家の文化づくり。
一朝一夕でどうにかなることではないかもしれませんが、少しずつ短時間からでも家族に取り入れてみる価値はあるはずです。
今日も見に来てくれてありがとうございました。
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