居場所があるはずの場所に、居場所がないことが苦しかったから。
娘が4月から通い始めたスクールが好きでたまらないようである。
いまは残念ながら、コロナの影響でテレラーンになっているが、それでもスクールのみんなに会えるのが待ち遠しくてしかたがない様子。
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子どもの頃、学校が嫌で嫌でしかたがなかったぼくにしてみれば、とても嬉しく、そして羨ましくもある。
娘は幼稚園のころから、コミュニティに属することで自分のアイデンティティを確立しているようなところがあった。
「わたしは、〇〇幼稚園っ子やからな!」
そんなことをずっと言っていたけど、スクールに通うようになってからも同じように新しいコミュニティに自分の居場所を見つけているようだ。
人付き合いが苦手で、ひとりでいる時間が圧倒的に長いぼくは、コミュニティの中に自分の居場所を見つけるのが苦手だった。
コミュニティの中に自分の居場所を見つけられないことは、本当に辛い。
独りでいることよりも、集団の中での孤立こそが辛い。
誰かが、なにかでそんなことを言っていた。
学生時代は、まさにその状態が続いていた。
嫌だったのは学校や勉強じゃなくて、集団の中での孤立だったのだ。
居場所があるはずの場所に、居場所がないこと。
ぼくが学校を嫌いになった一番の理由だ。
娘は、初対面の子にもいつの間にか話しかけて「お友達になった」としれっとしている。
自分で自分の居場所を作り出すことが、自然とできるのだろう。
願わくば。
それがスクールだろうと、なんだろうと構わない。
彼女が居場所があるはずの場所に、居場所がない苦しみを味わわないでいて欲しい。
そして、ぼくのように自分で居場所を作るのが苦手な子たちが安心できる存在であって欲しいと思うのです。
では、また明日。
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