子どもの寝顔は、親を幸せにしてくれる。

子どもの寝顔は、親を幸せにしてくれる。

たったいま、寝かしつけを終えて眠る娘の横顔が、一日の疲れた気持ちを一瞬で穏やかにしてくれた。

東京へやってきて1週間。

娘は幼稚園はもちろん、とくに行く場所もなく家にいる。小さな家はまだ片付いておらず、ひたすら狭くて散らかった空間で動画を見たりゲームをしたりして過ごす日々。

ぼくたち親も、片付けをしたり仕事をしたりなので、思うように遊んであげられてもいない。

文句も(ほとんど)言わず、笑いながら、ふざけながら日々を過ごしてくれている。
娘はいま、なにを思い、なにを感じているのだろう。

｢こんな感じでダラダラ過ごすのも悪くないね(お菓子も食べられるし、ゲームもできるし！)｣

なんて思っているのか。

｢退屈だけど、パパもママも忙しそうだし仕方がないかな｣

と、諦めているのか。

６歳の娘に問いただしても、まだ自分の気持ちを言葉にするのはむつかしい。
きっと、｢悪くないね！｣と｢退屈｣を行ったり来たりしているのだろうな。

娘には幸せであって欲しい。
親のエゴだろうとなんだろうと、それだけは願わずにはいられない。

いまのところ。

寝顔はとても幸せそうだし、お友達に向けて書いた手紙には､

とうきょうたのしいよ

って書いてあった。
その言葉にホッとしたのは、手紙の受け手である幼稚園のみんなや先生たちよりも、ぼくたち親だろう。

小さな寝息を規則正しく繰返す姿を見ていたら、そんなことをぼーっと考えていた。

子どもの寝顔が、こんなにも親を幸せにしてくれるなんて。

子どもの幸せを願う親の気持ちが、こんなにも切実で、なんてことのない瞬間に思い起こされるものだなんて。

そして、わりと頻繁にそんな気持ちが訪れるだなんて。

だれも教えてくれなかったなぁ。

娘が幸せそうで、本当にぼくも幸せである。

では、また明日。

ーー✂ーー
👉　記事を書いてる三木智有ってどんな人？
👉　子育て家庭のためのお部屋のコーディネートに興味ある人はコチラ
👉　お部屋づくりのコツが知りたい方はこちらのマガジンをどうぞ
👉　人気の記事だけ読みたい、という方はこちら