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保護者や子どもは学校のお客様ではない。

為末大さんのnote。教育において、とてもとても大切なことが書かれていると思いました。

学校や部活、塾や習い事。
なんにせよ自分や子どもが属そうとする集団をどう言った基準で選ぶのか。
それが、明瞭に書かれていました。

記事の中では、いくつかのトピックスが書かれています。

▷ 保護者や子どもはお客様ではない。

集団から何かをもらおうと思っている人は
質の良い集団から選ばれにくい

※伸びる集団と伸びない集団 より

子どもを幼稚園や学校に入れるにあたり、保護者として勘違いしないようにと言い聞かせていることがあります。

それは「子育てを学校任せにしたり、学校のせいにしない」ということです。

どちらかと言うと、学校や教育機関とは子育てのパートナーシップを結ぶようなイメージでいます。

大切な娘を育てるためのパートナーシップですから、相互にそういった関係を結べるところでなければ通わせられない、という強い思いを持っています。

厳しい言い方をすれば、子どものことを置き去りにして組織の都合のみを押し付けてくるところとは、パートナーシップは結べません。

逆に、子どもについての責任は保護者である親にあると思っているので、学校の理念や運営に反した行動については親として厳しく対応します。
また学校への深い信頼を持っていることが前提になるので、理念への共感ができなくなった場合は学校の理念を変えさせるのではなく、こちらが手を引くべきとも思っています。

保護者としては、学校がより快適に理念を遂行できるように全力で協力する。それが、結局は子どものためになるのだと思っています。

ぼくたちは、お客様ではなくて、子どもを育てるためのパートナーなんだ。

それは、集団から受け取ることだけを考えるのではなくて、集団をよりよくして行こうと考えることが必要だということに、近いことなのかなと思ったのです。

▷ 偏差値が高いところへ食らいつくことがいいこと?

私が日本の学校選び(部活)で一番問題だと思う点は、自分が入ろうと思っているチームの情報があまり出回っていない点です。

どんな練習をしているのか、どんなコーチなのか、外に情報がないので皆当てずっぽうで決める、もしくは今の学校の監督が決めるということがあって、マッチングの問題が大きくあります。

※伸びる集団と伸びない集団 より

ちゃんと調べて、その学校がどんな教育を行っているのかを知った上で選ぶ。

そうやって学校を選べる人は、まだまだ少数派なんだと思います。

自分自身を振り返ってみても、高校受験なんかは、いまの成績の中で選べる偏差値が一番高い高校、みたいな選び方でした。

似たような偏差値の学校を、一応見学してみたりはしたものの、チラッと見てお終いです。
自分が何を学びたいかとか、学校で何をしたいかとか、なーんにも考えてなかった。
ただ、一ランクでも高い学校へ行けたらいいね、程度の学校選び。

これは、本当にもったいないことをしたと思っています。

小学校とかだと、子ども自身で探して選ぶなんてのは無理なので、親が子どものことを見ながら判断していくことになります。

だからこそ、学校の掲げている理念や、子育てのパートナーシップを結んでいけるところなのかは、ちゃんと調べたい。
その上で、学校と相思相愛になれたら言うことなしです。

偏差値が高いことは、偏差値の高い学校へ行けることがメリットなのではなくて。
行きたい学校を選ぶ選択肢が増えることこそが、メリットなのではないでしょうか。


学校に選ばれるだけでなく、子どもや親もちゃんと学校を選ぶ。
そういう選択をする人が、増えてきているなぁと感じます。

では、また明日。

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