サービスを知ってもらうことをサボり続けていたと教えてくれた一言。
先日、モヨウ替えのお問い合わせを頂いたときにこんな言葉がありました。
「この4月に2人目の育休より復帰してバタバタと日常を過ごしておりますが、どうも家が片付かず、毎日家に帰ってその惨状を見るたびに、疲れがドーンと出てきてうんざりしているところに貴団体のホームページを拝見し、こんなにニーズを満たしてくれるサービスはないと、一気に光が差したような気持になりました」
※許可をいただいて原文のまま転載
このメールを見て、ぼくは胸がギュッとなるのを感じました。
すこし大げさに言うなら、自分はいままでなんてサボり続けてきたんだろうと苦しくすらなった。
サボっていたのは、サービスを知ってもらうということ。
このご家族はあふれるインターネットの情報の中からうちのHPを見つけてくださり、読み込んでくださり、そして問い合わせまでくださいました。これは奇跡のように大変な出会いだと思ったのです。むしろ出会いではなくて、発掘してもらった、と言ってもいいほどに。
ぼくは、必要と思ってくれている人が発掘しないと探し出せないなんて、と情けなさを感じました。それは、
「ちゃんと、人に届けようとしていたか?」
「興味を持ってくれた人が、連絡をくれたらいいなんて思っていなかったか?」と、ぼくに問いかけてくるようでした。
知った上で、それを選ぶかどうかは自由。べつに無理やり売りつけるわけじゃない。だけど、知らなければ選ぶかどうかの選択肢すらない。
関西に来てからもありがたいことに、口コミやWEBなどから継続的に「やりたい!」と言ってくれる人と出会ってこれた。
それをいいことに「モヨウ替えを知ってもらうこと」にぼくは消極的になってしまっていた。
でも、あのメールを見て気がつかされました。そういうことじゃないと。
ぼくがわざわざNPOでモヨウ替えを行っているのは、「モヨウ替えで子育てを応援したい」と思ったから。
そしてモヨウ替えは「家具を並べることじゃなくて、暮らしをつくること」なんだと子育て中の人たちに知ってもらいたいし、それで心地いい「ただいま!」を実現してほしいと思ったから。
たいへんだな、どうにかしたいな、と悩んでいる人とともに解決に向けて走っていきたい、と思っていたのに。
いつの間にかとても大切な「知ってもらうこと」をおろそかにしていました。
あのお問い合わせのメールは、ぼくにそんな思いを抱かせてくれました。
文面にあったような「光が指したような気持ち」。こうした出会いを自分からもっと積極的に、なんで生み出していこうとしなかったのだろう。
それでも、そう思ってくれる人がいた。
そうした人たちへの想いに応えられるだけのサービスであるという自負もある。
「家具を選ぶインテリアコーディネートじゃなくて、子育てに寄り添う環境づくりを。」
この気持ちをあらたに、少しでも多くのご家族に知ってもらうためのアクションをしていきます。
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今日も、見に来てくれてありがとうございました。
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本文はここまでになるので、なにか一緒にできることあるかなぁとか、興味あるなんて思ってくださった方だけご覧ください。
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