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やりたいことなんかなくていい。何をするかよりも大切なことを見つけて楽になれた話。

「さあ、自分だけのドーナツを見つけよう」と題された豊田章男氏の場武尊大学卒業式でのスピーチを見ました。

いくつになってもチャレンジし続けることの大切さや、自分が愛することを見つけることの人生における重要性をユーモアたっぷりに語っています。

自分の幸せにおいて欠かせないもの

幸せな人生には何が必要か。
自分自身で見つけ出すことが大切です。
〜中略〜
夢中になれるものを見つけたら、手放さないでください。
※動画より

自分の幸せな人生にとって必要なものがなんなのか、その答えは若い頃はわかりませんでした。わからない、というか定まらないというか、なんともあいまいなものだった。

ぼくの場合は。
結婚をして、子どもが産まれて。
自分の幸せな人生において欠かせない大切なものは、家族なんだと。
生まれて初めて、自分にとって欠かせないものに対する確信を得ることができました。

その確信を得たことで、ぼくはずいぶんと救われた気がしています。
仕事でも、趣味でも、それがなんであれ夢中になれるものや大切にしたいものがあると、こんなにも心に軸が生まれるのかと感じています。

何をするか、よりもどう生きるかを大切にしたい

家族を大切に想いながら生きるようになってから芽生えた、自分の幸せにとって欠かせない軸があります。

それは、「どう生きるか」。

ぼくにとって大切なのは、何をするか、よりも「どう生きるか」なんだと考えるようになりました。
インテリアや、家事シェア、子育て、教育。
色々な分野に携わって来ましたが、それらはすべて手段であって、ぼく個人の幸せにおいて重要なのは何をするかではないようです。

それよりも、自分が自分の人生において選択権を持ち続けているか、自分のやろうとしていることは、社会や人のためになることである前に、自分自身にとってのめりこめるテーマであるかどうか。
自分がしっかりと自分の人生の主役になれているかどうか。

そこに主体的でさえあれば、何をやっていても、どこで暮らしていても、幸せであり続けられるような気がしています。

やりたいことがなくてもいい

やりたいことがわからなかったり、なかったりして悩んでいた時期もありました。なんとなくやってみたいことはあるけれど、どうにも確信を持てないというか。

ぼくはわりと、自分のやりたいことをやり続けてきた人生ではあると思います。だけど、「これこそが自分にとって欠かせないものだ」と確信を持てたのは唯一「家族」だけです。
それ以外は、どこか自分を言い聞かせるような、どこかやり続けてきたことだからと自分を納得させるような気持ちでいました。

だけど、何をするか、ではなくて「どう生きるか」こそが自分の幸せには大切なんだと気がついてから、何をするかで迷ったり悩んだりすることがなくなったのです。

それは、ぼくを生きることからずいぶんと楽にしてくれました。
何か使命を帯びたように、突き動かされるようにして活躍する人に嫉妬したり、「人は人」と自分に言い聞かせたりしなくてよくなったのです。

だから、自分の選択に悩みそうな時、迷いそうな時。
自分に問いかけます。

「いま、自分は主体的に選択できているか? 自分自身が主役となるような生き方ができているか?」と。

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今日も、見に来てくれてありがとうございます。
動画を見て色々と考えさせられました。
ぜひ、明日もまた見に来てください。



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