夫婦は「出会い」と「育み」が5:5。

とても素敵な記事だった。早乙女ゆきさんの、妻あずみさんに対する思い。人は称え合い、尊敬しあい、そして理解しあうことができるのだと。

「あなたは私に嘘をつき、私を今までの人生の中で一番傷つけた人。でもあなたのつらさ、子供を愛し、親として責任を全うしようとしていること、そして私のことも愛してくれているのはわかります。私は人としてあなたが好きで一緒になりました。だからこれからも一緒に生活していくことに決めました」
※「できれば、女として生きていきたい」 あの日、私は妻に打ち明けた。より

「理解する」とは、相手のことを解り、知ることではなくてありのままに受け入れることなのかもしれないと思いました。

相手のことを頭の先から爪先まですべてを知った気になることはできない。それでも、そのままの相手を受け入れて、そこから関係や対話を再スタートさせることはできる。

あずみさんは、きっと早乙女ゆきさんをありのままに受け入れると決断したのだと思うのです。
それは、彼女たちの息子さんも同じでした。

「人はそれぞれ個性があるよ。他人に迷惑をかけている訳じゃない。お母さんはさみしかったこともあったと思うけれど、受け入れた。ぼくも受け入れるよ。だってぼくのお父さんであることに変わりはないし、そもそも同じ人間じゃない。否定することは人種差別みたいなもの。これからもお母さんを大切にしてあげてね」
※「できれば、女として生きていきたい」 あの日、私は妻に打ち明けた。より

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早乙女ゆきさんの妻となったあずみさん。
あずみさんだったから、早乙女さんの告白を受け入れ、ともに人生を歩んでいくことができた。そういう一面もあるのだと思います。

だけど、そうした「出会い」と同じくらい二人はお互いの信頼関係を一歩一歩育んでいったのだと思うのです。

それは、早乙女さんの告白をあずみさんと同じように受け入れた息子さんとの関係も同じ。

夫婦の関係は「出会い」も重要。だけどそれを丁寧に「育んでいく」ことが同じくらい大切。

結婚したら、あとは放っておいても家族だから大丈夫。おざなりに相手をしても大丈夫。後回しでも、仕事や友人最優先でもわかってくれる。

なんてことはなくて。どんなに素敵な出会いだったとしても、その後にしっかりと関係を育んでいかなければ絆は簡単にくずれてしまうのでしょう。

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今日も、見に来てくれてありがとうございました。
夫婦や家族だからこそ、大事に関係を育んでいかないといけないのだろうなと思いました。
ぜひ、明日もまた見に来て下さい。

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