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奈良クラブが面白くないわけがない!

ぼくは、奈良クラブが好きだ。
奈良クラブとはJFLのサッカークラブ。
ちなみにだけど、ぼくはサッカーファンではない。サッカーではなくて、奈良クラブが好きなのである。

そして、今日、ぼくはますます奈良クラブのことを好きになってしまった。
奈良クラブをぼくに教えてくれた妻が、こんな記事をシェアしていたのがきっかけ。

とにかく、この記事を読んでもらいたい。
奈良クラブという企業の人間臭さや、ビジョンに対してまっすぐなところ。
そして、このクラブの創始者である矢部次郎という人の魅力、現社長の中川政七氏の人間力が伝わってくる。

もう、一度ぼくのnoteなんて離脱して、そのまま帰ってこなくてもいいから読んで欲しい。

自分を、受け入れること

ざっくり言うととこの記事は、奈良クラブ創始者である矢部次郎氏が、組織改革のために招き入れた中川政七氏の改革に、ついていけなくなり、悩み、迷う日々の葛藤インタビュー。

世の中には、自分よりも優秀だったり、圧倒的なカリスマ力を持ち合わせている人がたくさんいる。遠くからそういう人を眺めている分には「すごい人だなー」ですむかもしれないけど、身近な存在になればなるほど、なんというか負の感情、嫉妬心が芽生えたり、自己嫌悪や自信喪失になってしまったりする。

ぼく自身も、自分のまわりで活躍する色んな人達と自分を比べては、情けない気持ちになることがある。

そうした、畏敬の念、嫉妬心、自信喪失といった状態の中でこんなことをぼくだったら言えるだろうか。

変革するクラブのブレーキは自分だった

団体の創始者であり、ここまでクラブを育て上げてきたという自負がある。
そんな中、中川政七というすごい経営者を迎えたことによる変革に、ブレーキをかけているのが自分だったと、認めることができるだろうか。

それを、本人に言うことができるだろうか。

記事の中でも、長い時間をかけてなんどもなんども対話を重ね、そうした末の結論だったとある。

学ぶのに、早いも、遅いも、立場も、プライドも関係ない

この記事を通して、ぼくは自分が素直さをちゃんと持てていただろうかと考えた。
ぼくはとても怖がりだ。
自分で築いたと思っているちっぽけな実績を必死につかみ、それを自負だと頑なになる。人に、無能だ、バカだ、できないやつだ、と思われるのが怖くてわかったふりをしてしまう。
歳を重ねるほどに、できないことをできないと、知らないことを知らないと言えなくなってはいないだろうか。

「あらゆる学びはまず、足りないを知ることから始まる。それが学びの型だ」と話した 〜中略〜 あらゆるバイアスや感情からいったん離れ、自分の現状を正しく認識する。そのことがなにより難しい。

自分に足りないことを、ちゃんと指摘してくれる人間関係をつくってきているだろうか。

自分の現状を客観的に知ることは難しい。
だけど、それと同じくらいその状態を受け入れることも難しいと思うのです。

その葛藤と向き合い、受け入れた矢部次郎という人がいる奈良クラブが、面白くないわけがない。

ぼくは、この記事を読んでますます奈良クラブが好きになりました。

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今日も、見に来てくれてありがとうございます。
ぼく自身も、これまで経験のない教育分野への挑戦がこれからはじまります。そうしたタイミングでこの記事と出会えたことは、運命のようです。
ぜひ、明日もまた見に来てください。

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